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09Jul
- 留学の持ち物（さら）
  こんにちは！さらです。私からは、留学時に必要な持ち物について紹介します！留学すると決まって、さあ用意しよう！という時に何を持っていくか迷いますよね、、、。私はアメリカに交換留学（1年間）で滞在したのですが、どのくらい服を持っていくのか、留学先の方々へのお土産はどうしたらいいのかと悩みました。そこで、留学先には何をどのくらい持って行ったらいいのかを紹介していきたいと思います！①日用品・服私は夏出発だったので、夏物の洋服だけを最初に持っていきました。全てスーツケースに入れて持っていくのではなく、飛行機に乗せる荷物が多くならないように一週間分くらいの服を手持ちの荷物として持っていき、他は滞在先に事前に郵送しておきました！飛行機や、そのほかの移動でスーツケース等の荷物が多いと大変なので滞在先に送っていいかを事前に確認して出発前に送っておくとかなりスムーズなのでオススメです１夏から冬へのシーズンの変わり目には、家族に頼んで冬服を大きいダンボールで送ってもらいました！なので、一回にまとめて洋服を持っていかなくても、大丈夫です！！・洗剤や洗濯ネット私的には、薬局などに売っている小分けの洗剤を持っていくのがオススメです！手洗いしたいものや、つけてしまったシミなどを少し洗いたい時に、このようなに日本に売っている個包装にされた洗剤はアメリカでは見かけなかったので便利でした。また個人的に、アメリカの洗濯機は日本のものより威力が強いと感じます（笑）繊細なお洋服は傷んでしまったので、洗濯ネットを持っていくといいと思います！・その他歯ブラシなどは、現地でも調達できますが、長い移動の中飛行機内でリフレッシュできるので手持ちの荷物に入れていくのがいいかもです！また女性の方は生理用品は日本のものを持っていくことを強くお勧めします。日本のものは、アメリカ製のものよりかなり質が良く感じました。←留学経験者はかなりこれおっしゃってました笑②勉強道具留学中の勉強道具、どうするのー！！って思いますよね。私は単語帳など、持っていきましたが全く見ませんでした笑現地の授業や宿題で英語の勉強になるのであまり必要なく感じました。その方が、現地で使う単語や表現を直接得られますしね！確実の便利なのは電子辞書です！wi-fi無しでもすぐ調べられるし、現地の友達にも物珍しそうに「何それーかっこいい！」と興味津々に聞かれたので話題作りにもなりました笑③お土産お土産は、これからお世話になる方へのギフトや友達作りのきっかけにもなるのでかなり大事ですよね！私はお菓子と文房具系を持っていきました！お菓子で好評だったのは、キットカットとハイチュウでした！この二つはアメリカにも売っていたのですが、日本ならではの味（さくら味や抹茶味など）をあげるとかなり喜ばれました笑梅系のお菓子も持って行ったのですが、味はあまり好まれませんでした汗　でもとても面白がられたので、話題作り担当として持っていくのもいいと思います！笑文房具はフリクションペンを持って行ったのですが、消えるペンすご！！みたいな感じで喜んでもらえました。ペンなら場所も取らないので、持っていきやすかったです！ホストファミリーには、扇子や東京ディズニーランドのお土産を持っていきました（ホストママがディズニーファンだったんです笑）。相手の好きなものを事前に聞いておいて、それに合わせた日本っぽい何かを持っていくととても喜んでもらえたのでオススメのやり方ですよ！ここまで、私の経験を踏まえて留学に持っていくべきものをご紹介しました！これを読んで、留学に何を持っていくべきか少しわかってくだされば幸いです。読んでくださりありがとうございました！！さら
21Mar
- アイルランド留学（とうこ）
  こんにちは、アイルランドに行っていたトウコです！今日はアイルランド留学について書いていきます。みなさんはアイルランドと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?? 伝統音楽やアイリッシュアクセント、ギネスビールなどさまざまだと思います。きっとアイルランドという名前は聞いたことがあっても身近ではない人がほとんどではないでしょうか?? 私がよく聞かれる質問は、「アイルランドってどこにあるの？」「公用語は英語？」などです！そこで今日は私の体験談も交えながらアイルランドについて書いていきます。みなさんに少しでもアイルランドの良さ知ってもらって、留学に興味を持ってもらえたら嬉しいです！アイルランドはヨーロッパの西にある島国です。人口は約490万人で東京23区の人口約970万人と比較しても少ないですよね！公用語はアイルランド語と英語です(とはいっても英語を話す人がほとんどでアイルランド語は学校では必修科目ですが話せる人は少ないです)。首都はダブリンで、他にもコークやゴールウェイなどの有名都市があります。ちなみに私のステイ先はケリー州のトラリーというところです。アイルランドは自然豊で小さな国なので東京ほどの大都市はありませんが、私が住んでいた場所もお家から歩いて行ける範囲に街があり、お店は揃っていたので不便を感じたことはありませんでした。交通手段について日本に住んでいれば電車でどこにでも行くことができますが、アイルランドの主要な交通手段は電車ではありません。電車は運賃が高い上に、主要都市にしか駅がないので自分のステイ先が駅に近ければ利用できると思います。私の住んでいた場所はアイルランドの国鉄の終点だったので二ヶ月に一回ほど電車で友達とダブリンにお出掛けしたり、お泊まりに行ったりしていました。電車の駅が近くにない留学生はバスを使っていました。私もバスでコークに行ったこともあります。他にも、ホストファミリーに車で送ってもらったり、タクシーもよく利用してました。しかし、何といっても徒歩が一番多かったような気がします！家から街までの30分は毎日必ず歩いていました。学校について(5th yearの場合)私が通っていたのは私立の共学校で、制服はありませんでした。学校は朝9:00から夕方4:00までで、クラブ活動はなかったので放課後は、友達とショッピングや映画に行ったり、ダブルプレイスメントとお料理をしたりして楽しんでいました。履修科目は英語、数学、生物、ビジネス、家庭科、農学(お家が農場を経営している生徒達が動物の育て方や農場経営などについて学びます)でした。アイルランド独特の制度は、6時間授業の中に必ず自習時間があることです。自習のイメージは日本の塾の自習室というより、普通の教室に監督の先生がいてそこで好きな勉強をする感じです。私は留学生なので現地の生徒より科目数が一科目少なかったのもあり、1日の半分が自習という日もありました。自習時間に宿題やテスト勉強を終わらせると、放課後は友達やホストファミリーとの時間に使えるのですごく助かっていました。よく質問を受けるのは定期テストについてですが、5th yearの場合は日本と同じように中間テスト、期末テストが各学期ごとにあります。テスト自体はそこそこ勉強すればぜんぜん出来ますし、授業も最初は難しくても必ずついて行けるようになるので心配しなくて大丈夫です！アイルランドで楽しかった思い出やはり一番の思い出は本場のクリスマス！私はホストファミリーが集まるパーティーでお寿司を作ってみんなに喜んでもらえたことがすごく嬉しかったし、貴重な体験でした。そして、一番恋しいのはやはり当たり前のように過ごしていた日常です。。友達と騒いだお昼休みや毎日行ったスーパー、ホストファミリーとみていたテレビ番組など思い出しただけですぐにでもアイルランドに飛んでいきたくなります笑最後まで読んでいただきありがとうがざいました:) 少しでもみなさんの心に残るようなお話しが出来ていたら嬉しいです！ぜひアイルランドで一生の思い出を作ってみてくださいね！とうこ
14Mar
- 留学の種類・仕組み（もえ）
  みなさんこんにちは！アメリカのコロラド州に留学していたもえです。今回は留学の種類・仕組みについてお話ししていきたいと思います。留学にはいくつかの種類があり、留学する目的や、時期、方法などを考慮し自分にあったものを見つけることは、充実した留学生活を送るための１つの鍵となります。主な留学の種類は、・語学留学・高校留学・海外の大学/大学院に進学する留学(正規留学)の3つです。それぞれの特徴を簡単に説明していきます。語学留学は、短期/長期を選ぶことができ、さらには留学先も多くの場合で自由に選ぶことができます。メリット・英語に自信がない人でも挑戦しやすい・選ぶ学校によっては、あらゆる国の友達ができるデメリット・場所によっては日本人が多いこともある・現地の学校感を味わうのは難しく、現地の友達はできにくい高校留学はさらに、私費留学と交換留学の2つに分けられます。私費留学は、行く期間や、国、ホームステイか寮かの滞在方法などにおいて自由に選択できること多いです。交換留学は、基本的に1年間で、現地の高校に通い、ホームステイという形で現地の家族と過ごします。日本の高校に通っていながら、留学する場合は高校により単位を交換できることもあります。そうなると、帰国した時に留年することなく次の学年に進級できるというわけです。私の場合は、高校3年生で高校交換留学に行くことに決めたので、日本で通っていた公立高校の先生方に相談し、帰国後単位が認められれば、そのまま卒業できるという形をとりました。そして3つ目の、海外の大学/大学院に進学する留学いわゆる正規留学は、海外の学校に席を置くことになるので、大学の場合は4年間、大学院の場合は1年もしくは、2年間在籍することになります。基本的に寮やシェアハウスでの生活になります。海外に進学する場合は、日本での高校の成績や、エッセイの提出、面接などが求められます。たくさんの書類を提出する必要があるので準備期間を要します。アメリカの高校に留学中に、アメリカの大学受験に必要なテスト(SAT/ACT)を受験することも可能なため、海外進学を考えている人は検討してみて下さい！もえ
07Mar
- アメリカのハイスクール映画（みう）
  こんにちは！アメリカのフロリダ州に留学していたみうです！今回は私がおすすめするアメリカのハイスクール映画を３つ紹介したいと思います！アメリカのハイスクール映画を見ると、ティーンの話す速い英語でリスニングの練習ができたり、英語のくだけた表現を知ることができ、英語の勉強にもなると思います！ぜひ最後まで読んでみてください！1.『ハイスクール・ミュージカル』シリーズ・ハイスクール・ミュージカル 1 (2006)・ハイスクール・ミュージカル2 (2007)・ハイスクール・ミュージカル3 / ザ・ムービー(2008)あらすじ高校のパスケットボール部に所属するトロイと優等生のガブリエラがあるきっかけで出会い、歌を通じて心を交わす。2人は一緒にミュージカルのオーディションを受けようとするが、もともと常に主役の立場にいたシャーペイとその弟のライアンは、2人の関係をよく思わず邪魔をしようとする。ハイスクールミュージカルは誰もが一度は耳にしたことがある有名なミュージカル映画ですよね。登場人物たちの圧倒的な歌唱力とダンスパフォーマンスに目が離せません！私はこの映画を見てアメリカに留学してキラキラな高校生活を送りたいと思うようになりました。2019年にそれまでの映画『ハイスクール・ミュージカル』シリーズをリメイクしたドラマ『ハイスクール・ミュージカル：ザ・ミュージカル』が配信されたことでも話題になりました。Disney+でリメイクドラマを含めた4作品が見放題なのでぜひ見てみてください！2.『好きだった君へのラブレター』シリーズ・好きだった君へのラブレター（原題: To All the Boys I’ve Loved Before）(2018)・好きだった君へ: まだ大好きです（原題: To All the Boys: P.S. I Still Love You）(2020)・好きだった君へ: これからもずっと大好き（原題:To All the Boys: Always and Forever）(2021)あらすじ韓国系アメリカ人のララ・ジーンは好きだった相手にラブレターを書いては出さずにしまっておくのを繰り返している。しかしそんな姉を見かねたララの妹キティがそのラブレターをララに内緒で相手に送ってしまったことから始まる、胸キュン要素満載の青春ラブコメディー。次に紹介する作品はNetflixオリジナル映画の『好きだった君へのラブレター』シリーズです。アメリカの映画では珍しいアジア系の子が主役の映画ということもあり、2018年に最初の作品が公開されるや否やアメリカで社会現象になりました。私も留学先で友達と見たのですが、ララが韓国系ということもあり感情移入しやすく、キュンキュンしながら見たのを覚えています笑3.『キスから始まるものがたり』シリーズ・キスから始まるものがたり（原題: Kissing Booth）(2018)・キスから始まるものがたり2（原題: Kissing Booth）(2020)・キスから始まるものがたり3（原題: Kissing Booth）(2021)あらすじ同じ日に生まれた幼馴染のエルとリーには2人だけのルールがあった。その中の一つに「お互いの家族に恋をしない」というものがあったが、エルはリーの兄ノアに密かに恋心を抱いてしまう。キスをお金で売るブース「キッシングブース」をきっかけにエルの心は友情と恋愛で揺れ動く。最後に紹介する映画はNetflixで配信されているラブコメディー『キスから始まるものがたり』シリーズです。この作品は15歳の少女がネットにアップした小説を原作とした映画ということでティーンの間で話題になりました。私は留学中にこの映画を見たのですが、エルとノアがラブラブすぎて終始キュンキュンしていたのを覚えています。アメリカのラブストーリーは日本のものより2人の関係がアチアチで見てるこちらが恥ずかしくなってしまいます笑最後に今回は私がお勧めするアメリカのハイスクール映画をまとめてみました！気になる映画があったらぜひ見てみてくださいね。最後まで読んでくれてありがとうございました！みう
28Feb
- ～留学中のお金事情～(AKARI)
  みなさんこんにちは！EF Class of '17のAKARIです！今日は私の留学中のお金事情についてお話しします！まずは・・・みなさん海外の紙幣や硬貨、見たことありますか？なんだかおしゃれでかっこいいですよね！！そんな硬貨ですが、私は約1年間の留学でどの絵柄が何セントか覚えるのにとても苦労しました笑あまりにも覚えられなかったので、スーパーで買い物をしてレジでお金を入れるときは手持ちの硬貨を全て入れていましたみんなはマネしないでね！笑アメリカでは基本的にクレジットカードを使用していましたが、学校の食堂や自販機で現金が必要となるため、財布に30ドルほど入れて持ち歩いていました。ちなみにクレジットカードはVISAのものを出発前に作りました。どこでも使えるので便利です＾＾(もちろん帰国してからも！)物価について、個人的には日本とそれほど変わりがないように感じました。ですが、「どこにお金をかけるか」の基準が日本とは若干違うように思います。例えば日本では流行りの服をたくさん買って見た目をかなり気にしますが、アメリカでは"いい"服を少数だけ持ち普段着にはあまりお金をかけないという人が多いです。(あくまでイメージですが)そういった人たちと過ごしていたため、生活費はそれほどかからなかったです。また、ホストファミリーと一緒に出かけるときは食事代や美術館のチケット代等のお金は一緒に払ってもらっていた代わりに、誕生日やイベント事では日本食を振る舞いました。(友達と遊びに行けばお金を使うこともありましたが、お泊まりや家でおしゃべりがメインでした)では最後に、お金に関する豆知識を紹介して終わりにしようと思います！日本円を現地の紙幣や硬貨と交換すると、再度日本円に戻す両替の手続きが必要になりますよね。紙幣であれば両替は可能ですが、硬貨は基本的に空港等での両替をすることはできません。余ってしまってもったいない、、！そんな時は"ポケットチェンジ"がおすすめです外貨から日本円への交換はできませんが、電子マネーやギフトカード、クーポンとしてチャージすることができます。この他にも成田空港には硬貨専用の両替機がいくつか設置されています。硬貨が余ってしまった場合にはぜひ探して利用してみてください！数年前の経験になりますが、これから留学を目指すみなさんの参考になればと思います！最後までお読みいただきありがとうございましたAKARI
21Feb
- 英語の相槌、リアクションフレーズ（ゆきみ）
  こんにちは！アメリカに交換留学をしていたゆきみです。いきなりですが、、、外国人の友達を作りたいと思ったことはありますか？TVでのリアクションなどを見たらよくわかると思いますが、日本人は比較的リアクションや相槌が小さいと言われています。逆にアメリカ人や外国人は日本人に比べて大きいです。なので日本人がいつも通りにしているつもりでも何も反応がなく自分に興味がないのではと相手の外国人に思われがちです。なので、留学する際や友達を作ってみたい！と思ったら会話する時にリアクションや相槌を大きめにすることを考えてみましょう！では、英語でリアクションや相槌をしたい時どのようなことを思い浮かべますか？いざ言われるとあまり浮かばないかもしれません。なので今回は英語でのリアクションや相槌をいくつか紹介したいと思います！〜相槌〜相槌は相手の話を聞く上で欠かせないですよね！相槌がないと会話相手は話を理解してくれているのかわからないし、相槌があることで相手が理解してくれているとわかり、話もはずみます(^^)ではいくつか相槌フレーズを紹介します。I see→なるほどRight　→そうですねThat's true　→確かにReally?　→そうなんですね（語尾を下げると）Exactly　→その通りですI think so too　→私もそう思いますMe too　→私もですUh-huh →はい以上に紹介したものがよく使われる相槌です。しかしアクセントをつける場所で意味合いが違ってきます。例えば！！語尾を上げるとI see →なるほど！Right →ですよね！Really！？　→そうなんですか！？〜リアクション〜リアクションは会話をする上で盛り上げ得るためにも必要です！ぜひ覚えて実際に使ってみてください！まずは驚いた時のフレーズ！Oh!　→おお！　　日本にもあるようなフレーズですね！Wow!　→うわ！　　素直に驚いた時に使えます！What!　→（眉間にしわを寄せて使うと嫌な時にも○）Oops!　→おっと！I can't believe it!　→信じられない！No way　→まさか！Gosh!※　→まあ！　　※oh my ”god”　は宗教上、好まれる使い方ではありません。特にご高齢の方は厳しい人もいるので気をつけましょう！理解できた時got it.　→あー！わかった！gotcha.　→理解したよ！　I got you を崩したフレーズ気分が高まった時Stunning!　→美しい！Amazing!　→素晴らしい！Awesome!　→最高！Fantastic!　→すごい！Excited!　→ワクワクする時リアクションや相槌は言い方で意味合いが違ってきます。間違えたように使い、相手と誤解など生じないように気をつけながらたくさん使って見てください！また、カジュアルな表現が多いので、会話の時ラフな感じで使ってみてください☺︎また、今回は一言で言いやすいものを多く紹介しました。一言でも相手に対するリアクションとして使っていくだけで仲良くなれたり、会話が盛り上がると思うのでたくさん使って友達増やしたり、英語力をあげていきましょう！ゆきみ
14Feb
- コロナと留学（ゆうさく）
  はじめまして！ゆうさくです。僕は、2018年12月から半年間、アメリカのイリノイ州のトレモントという町で高校交換留学をしました。ちょうどアメリカではトランプとバイデンとの大統領選挙が行われていた時です。そのころパンデミックによる社会不安から、様々な社会問題が表面化し、アメリカ国内の不安定な様子が盛んに報道されていました。今回は、コロナ禍での僕の留学当時(2020年冬～2021年夏）のアメリカの様子についてお伝えします。留学を決めるまで僕の留学は本来であれば2018年の7月から1年間でしたが、出国時はまさにパンデミックの真っ只中であったため、出発が延期されて期間が半年になりました。2018年の3月には交換留学の中止を決めていたエージェントが多い中、EFは最後まで留学の方法を探ってくださり、非常にラッキーなことに、僕は貴重な経験をさせていただくことが出来ました。とはいえ、留学直前の世界は毎日のように感染者数が信じられない人数を更新し続け、全世界の人々が行動を制限され、マスクで顔を覆い、先の見えない状況に不安と恐怖、そして鬱積し続けるストレスにさらされている、そんな時期でした。もちろん僕も例外ではなく、学校は緊急事態宣言により登校できなくなり、毎日家で行けるかどうかわからない留学の準備をしながらも、こんな時期に留学して大丈夫なのか、たとえ留学できても部活もできず、通学もできずリモート授業では行く意味はあるのか、留学は諦めるべきではないのか、と葛藤していました。また、アメリカでのアジアンヘイトも報道され、留学先で差別にあうのではないかという心配もありましたし、何より、祖父母や周りの人たちから、こんな時期に留学するなんて常軌を逸しているという目で見られることが多かったです。しかし、僕はこんな時期だからこそ、二度と経験できない留学になる、またこんな時期にホストをしてくれるファミリーやスクールがあるならば、それはきっと素晴らしい人達に違いない、と思い、EFを信じて、チャンスがあるならば行こうと決心しました。出国時の成田空港は、世界から人がいなくなってしまったのではないか、と思えるくらい閑散としていました。本来であれば見送りの人がいたり、一緒に渡米するEF生もいて、賑やかな出発であったはずが、僕の両親とEFのスタッフさんの3人だけ。スタッフさんに渡米前の決意を動画に撮っていただいた時には自然と、「コロナで大変な状況だけれど、数少ない留学できる機会を得たので、日本を代表して頑張ります」という言葉が出てきました。アメリカの空港も人気はなく、ものすごい寂しさと不安が襲ってきましたが、僕の姿を見つけたホストファミリーがみんなで走ってきてくれて、ハグしてくれたので、本当に心から安心した瞬間は忘れられません。よく考えるとソーシャルディスタンスが合言葉のようになっていた時期ですが、その時はそんなことはすっかり忘れていました。コロナ禍でのホストファミリーとの生活その後、2週間の隔離期間が始まったのですが、そもそも僕のステイした場所は東京とは全く異なり、家の周りには本当に何もないようなところでした。隣の家も離れているし、もちろんお店やレストランなどはなく、人も歩いていません。見渡す限り平原で、裏には川が流れていて、夜には文字通り真っ暗です。だから、普通にファミリーと生活していても隔離されているようなものです。そんな所なので、ファミリーは買い物以外は誰もマスクをしていませんでしたし、僕もその必要性は感じられませんでした。また、隔離期間と言っても、生活必需品の買い物や、テイクアウトのお店に食べ物を買いに行ったり、大きなスーパーに行ったりしましたし、家に親戚や友達が遊びに来ることもありました。だから特に不自由や閉塞感は感じませんでした。日本では誰でもどんな場所でもマスクをしなければならない雰囲気だったことを思うと、アメリカ人は必要に応じてマスクをしていたので、日本より合理的なのだなあと感じました。コロナ禍のアメリカの高校1月からは学校が始まりました。僕の通った学校は、毎日通学ができて、非公式ですが部活もできました。アメリカのすごいところは、学校という公の場所となるときちんと感染対策がされているところです。日本のメディアではアメリカ人がマスクをしない、と盛んに報じられていましたが、学校内はそんな事は全くありませんでした。僕はスクールバスで登校しましたが、スクールバスに乗る時点からマスクは必ずしなければならなかったし、もちろん校内は食事中以外は絶対です。アメリカはホームルームがなく、生徒が先生の教室へ毎時間移動するので、授業が終わると先生方は全机を毎回消毒していました。マスクは鼻が出ていたら校長呼び出しです！僕はバスケ部に所属していましたが、練習中も試合中もマスク着用。練習中にマスクを外すと、腕立ての刑でした。また、陽性者が出ると、即座に濃厚接触者に連絡が来て、２週間の自宅待機。その待機期間は感染者数が減るにつれてだんだん短くなっていきました。僕自身も２回自宅待機を経験しました。自宅待機の期間は、リモートの授業はありませんでしたが、課題提出が大変で、その間も自宅でずっと勉強しなければ間に合わないくらいでした。とは言え、陽性になった友達は多くて、僕がまだ一度も感染していないと言うと、へえ、すごいね、と驚かれるくらいな感覚でした。感染したと言っても、みんな軽度だったのか、自宅療養するだけで、病院に行くことはないようでした。検査を度々して、陰性になったら登校する感じです。PCR検査は、日本とは違いとても簡単に受けられるので、感染者数も爆発的な数を記録したのかもしれません。アメリカのPCR検査についてPCR検査についてお話ししますと、日本のメディアでは、検査に行列をなすニューヨークの様子などが報じられていましたが、僕の滞在した町は本当に田舎なので、そんな事は全くありませんでした。検査は、ドライブスルー方式で、駐車場のような広い場所で行われていました。僕も何回も検査をしに行きましたが、ものすごく簡単でした。車を降りる必要もなく、車から顔を出して、鼻の粘膜を綿棒のようなもので取ってもらうだけ。翌日には検査結果が登録したメールアドレスに送信されます。もちろん、日本で行っているような唾液を大量に取って提出する検査ではなく、簡易検査ではありますが、早く簡単に陰性か陽性かわかる方が合理的だなと感じました。ホストマザーはナースだった事もあり、ファミリーには陽性者は出ませんでした。ただ、ホストシスターのボーイフレンドが陽性になり、一時家族が騒然とした事もありました。その時は少し僕も緊張しましたが、ホストシスターが地下の部屋に隔離状態にされて、僕はホストチェンジやIECさん（EFの現地スタッフ）宅に一時的に移動することもなく済みました。ホストマザーがナースだったので対応が的確で、通常の生活を続けられたのは感謝しかありません。アメリカのワクチン状況周りの友達のワクチン接種は早かったです。みんな次々に接種していました。僕も接種することはできたようなのですが、接種しませんでした。これはまさにアメリカ的な感覚なのですが、ホストファミリーが熱狂的なトランプ派で、ワクチン接種を進めるバイデンの政策に従うのは嫌だし、健康な体に抗体を入れる必要はない、と言う理由で、ワクチンを接種しない主義だったのです。なので、僕も右へならえで接種しなかった、と言う訳です。もっとも彼らと生活している間は、僕自身もワクチン不要派の一員でしたが、帰国後はころっと変わり、早々に接種しましたが。感染者数が落ち着いてきた頃には、EFのIECさん主催でシカゴに1泊旅行をすることができました。イリノイ州にEFから留学している数人がIECさん宅に集まり、そこから車で移動しました。イタリア人やロシア人の留学生との旅行で、高校に通うのとはまた違う経験ができて、とても楽しかったです。もちろん周りもみんなマスクをしていたので、安心してほとんどの観光地に行くことができました。その頃には、友達の家に遊びに行ったり、町のフェスティバルに遊びに行ったり、友達の陸上の試合に応援に行ったりと、学校以外の活動もできるようになっていました。とにかくアメリカは広いので、密集することがない。加えて、学校では厳格にルールが守られています。だからルールさえ守っていれば、そしてルールの守られている環境にいれば、そんなに怖いことはないと感じました。交換留学としての期間が終了した後、ホストファミリーの好意で滞在期間を2週間程度延長させていただき、車で3時間程度のセントルイスにある薬科大学で、サマースクールに参加しました。そこには全米から高校生が集まり、彼らと寮生活を送りながら2週間を過ごしました。様々な人種が集まっていたこともあり、僕も当然のように「アメリカ人」として認識されたため、初めは語学力の面でなかなか大変な事もありましたが、交換留学とはまた違う良い経験が出来ました。そのサマースクールにおいても、マスクや消毒のルールは徹底されていて、コロナに関して不安なことは全くありませんでした。僕は2校しか経験していませんが、「学校」という守られた場所についてはルールは守られているのではないかと思います。帰国時ただ、帰国時の陰性証明書に関しては、十分に注意した方がいいかもしれません。というのも、日本では陰性証明書はドクターが発行するのが当たり前ですが、アメリカはそうとは限りません。少なくともドライブスルー方式で簡易的に行うPCR検査の証明では日本に入国できません。日本の陰性証明書のフォームを自分で用意し、日付とサインのある事を確認した方がいいと思います。アメリカの感覚がしみついてしまうと、ばかばかしく思えてしまいますが、そこはぐっとこらえて必要書類は完璧にそろえるようにして下さい。帰国後の隔離も、アメリカの隔離とは違います。本当に毎日自宅にいるかどうかの確認電話やビデオ通話がかかってきます。ここもぐっとこらえて、まじめに隔離されてください。日本は周りの目もありますから、日本のルールにちゃんと従うのが最善の道です。おわりにコロナ禍での留学は、確かに通常の生活とは異なるところが多かったと思います。ただ、僕たち留学生はそもそも通常の生活がどんななのかも知らないので、実は比較のしようがありません。だからその点はそんなに残念がる必要はないかもしれません。それよりもむしろ、コロナという状況に合理的に対応しているアメリカ人の様子を身近に感じられたことや、コロナ禍だからこそファミリーとの交流がより深いものになったこと、あまり遊びに行けないので勉強に集中できたこと、外食はできないけれどファミリーと食事を作って楽しめる機会が増えたことなど、挙げればきりがない程のコロナ禍だからこその経験をすることができることをプラスに考えるべきだと思います。コロナだから留学をあきらめる、というのはもったいないと僕は感じています。むしろこんな状況だからこそ、他の世界を知る意味は大きいのではないかと思います。僕はこの留学をきっかけにこれまで全く考えたこともなかったヘルスケアについて、興味をもち、大学でも学びたいと思うようになりました。きっとこんな時期の留学だからこそ見つけられる大きな何かがあると思います。是非勇気をもって1歩を踏み出してほしいです。ゆうさく
20Jan
- アメリカ留学と現地でのBLM運動（ましゅう）
  アメリカ留学とBLM運動　2020年にあったジョージ・フロイド事件をきっかけとして再熱したBLM運動、それと同時期にアメリカのアラバマ州に留学していた自分の経験を踏まえたBLM運動について書く。※完全な自分の主観、経験、記憶から書いているので多少の差異はご了承ください。目次BLM運動とは実際に現地で生活した中でのBLM運動日本でのBLMまとめBLM運動とは　　BLMはBlack Lives Matterの略称であり、アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為をきっかけに始まった人種差別抗議運動のことである。引用：Black Lives Matter（BLM）とは・意味 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOODBlack Lives Matterとは？ Black Lives Matter（ブラック・ライブズ・マター、ideasforgood.jp実際に現地で生活した中でのBLM運動　◆第一段階　~ジョージ・フロイド事件~　ジョージ・フロイド事件がSNSでバズり警察の黒人に対する扱いが再び問題視され始め、友達との会話の中でもその事件が話題に上がるようになった。そのような初期の頃はSNS（主にインスタグラム）でジョージ・フロイド事件の動画が載っている投稿やそれについての記事などをストーリーなどで拡散することが行われていた。これは２０２０年に再熱したBLM運動の初期段階といえよう。ジョージ・フロイド事件について：フロイドさん殺害で有罪の元警官、実刑22年半の判決 - BBCニュース昨年5月に米ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさん（48）を殺害した罪で有罪評決を受けた元警官に対して、裁判所は25日、実刑22年6か月の量刑を言い渡した。www.bbc.com◆第二段階　~BlackoutTuesday~　ジョージ・フロイドの事件だけでなく過去から現在までの類似事件などもSNSで拡散された。テレビでもBLMについてやっていたのを覚えている。この頃は情報が拡散され尽くしBLMについてある程度知っているのは当たり前というような感じであった。この段階まで行くのはとても一瞬であった。そしてとても印象に残っていることが6月２日の火曜日に起こった。それは多くの人が#BlackLivesMatterのハッシュタグと一緒に黒いタイルをSNSに投稿し始めたことです。インスタグラムの投稿欄が真っ黒に埋め尽くされたのを今でも覚えています。この日、火曜日はBlackoutTuesdayと呼ばれています。実際の写真：◆第三段階　~デモ運動~　第二段階で言ったように情報が拡散され尽くされ、BlackoutTuesdayがあった時期とほぼ同時期に自分の周りでもデモが行われるようになり、それに参加している友達もいた。具体的には「Black Lives Matter!!」と叫びながらボードなどを持ち各地を練り歩くというものであった。この時期にコロナの影響で自分は日本に帰国した。実際のデモ写真：日本でのBLM　　アメリカにいる時にBLMについての投稿をしている日本人は同じ留学生以外では誰一人いなかった。しかし、日本に戻ってきて渋谷で遊んでいる時にBLMのデモ活動が行われていて驚いた。また、それとは対照的に日本での授業でBLMについての発表をしたときにBLMが何かすら知らない同年代が多くいることにもとても驚いた。渋谷でのデモ写真：まとめ BLM運動は主にSNSを中心に行われていた。日本はBLMについて遅れていた。アメリカでは知っているのは当たり前。 6月ごろのピーク時には毎日BLMに関する事が視界に入ってきた。　【合わせて読みたいおすすめ記事】・読んで欲しい記事タイトルにリンクを貼る・読んで欲しい記事タイトルにリンクを貼る・読んで欲しい記事タイトルにリンクを貼るMy profile18歳　高校２年生 / 渡部　眞周（わたべ　ましゅう）instagram：https://www.instagram.com/matttthew_0127/
04Dec
- 飛行機の乗り継ぎ(あんな)
  こんにちは、アメリカのテキサス州に8ヶ月留学していましたあんなです。(本当は約10か月留学予定でしたが、コロナの影響で2ヶ月早く帰国しました)今回は、私から「飛行機の乗り継ぎ」についてお話したいと思います！高校交換留学は、大きな都市よりも『郊外』や『田舎』に行くことが多いので、留学先に行くときは必ずと言っていいと思いますが、「飛行機の乗り継ぎ」があります。海外の空港で飛行機の乗り継ぎ・・・しかも、添乗員さんがいるツアーではないので、自分で乗り継ぎをしないといけない・・・不安ですよね。でも、大丈夫です！毎年、沢山の高校生が交換留学で同じように飛行機の乗り継ぎをしていますから、シュミレーションして、どんな流れか、トラブルがあったらどうすればいいかを考えておけば心配しすぎる必要なありません！１．フライトスケジュールの確認とシュミレーション私の交換留学では、留学団体(EF)がフライトチケットを取ってくれていました。フライトは成田→香港→ニューヨークのスケジュールでした。（ニューヨークで到着後キャンプに参加するため、ニューヨークが最終地でした！）つまり、私は香港で乗り継ぎがありました。事前に乗り継ぎ地での乗り継ぎがどんな流れになるかを、空港や航空会社のホームページを参考にシュミレーションしておくと安心です。地図や流れをまとめてくれているサイトもあるので、参考に乗り継ぎ場面を想像しておきましょう。２. トラブルがあったら・・・留学先に到着するまで、天候やフライト遅延などで予定通りに進まないこともあります。実際に私の場合も、香港での乗り継ぎで、大雨の影響でフライトの出発が遅れ、空港で5時間、待機中の機内で2時間過ごしました。天候のことで何も出来ないのですが、不安もありました。しかし、私と同じフライトで行くEFの他の日本人派遣生がいたので、留学についての不安やどきどきなど話したり、空港内で慣れない英語で注文をし、食事したりしました。香港の空港で、EF台湾/韓国の派遣生とも会い、緊張しながら英語で会話したのもいい思い出です。予定通りに進まないことがあっても、落ち着いて状況を確認してみましょう。英語が不安かもしれませんが、空港や機内は英語が母語でない方が沢山利用する場なので、空港スタッフや航空会社の方も英語が堪能でなくてもきちんと話を聞いてくれるので、自信をもって話してみましょう。（「フライトは遅れても出発しますか？」「欠航になったら別のフライトに乗れますか？」など、聞いてみましょう。）あと万一、トラブルがあっても、EFの24時間のトラベル窓口に連絡してアドバイスをもらうことが出来るので、安心して移動できました。３．その他のシュミレーション乗り継ぎ地での荷物の行方は？出発空港で預け入れ荷物（機内に持っていかない、預けるスーツケースなど）をチェックインカウンターで預けます。その後その荷物は飛行機に積み込まれるわけですが、どこでその荷物を受け取るのでしょうか？通常、乗り継ぎを含めてすべてのフライトが同じ航空会社の場合、最終到着地まで荷物が届くようになることが多いですが、イレギュラーで乗り継ぎ地で荷物の預け直しが必要な場合があります。（アメリカ国内で乗り継ぎがある場合は、最初にアメリカに到着した空港で税関申告が必要なため、預け直しが発生します！）チェックインの際に、航空会社のスタッフに『乗り継ぎ地で荷物の預け直しは必要か』を必ず確認しましょう。荷物の預け直しが不要の場合乗り継ぎ地に到着し、飛行機を降りたら、「Transfer」あるいは「Connecting Flight」と表示された方向へ進みます。どちらも「乗り継ぎ」を意味する英語です。指示通りに進むと「Security Check」と表示された手荷物検査場があるので、検査を受けて搭乗口へ。乗継便の搭乗ゲート待合スペースなどで出発時間まで待機してください。荷物の預け直しが必要な場合飛行機を降りたら、「Arrivals（到着）」「Immigration（入国）」と表示された方向に進みます。入国審査を受け、「Baggage Claim（荷物受け取り）」へ進みましょう。ここで預けた荷物を受け取り、税関手続きを行います。その後、乗り継ぎカウンターなどで手荷物を再度預けてください。以降は、預け直しが不要な場合と同じです。（搭乗券が未発券の場合や席が確定していない場合は、乗り継ぎカウンター等で手続きを必ず行ってから乗継便の搭乗ゲートへ向かってください）４．注意点個人で留学手配をする人に注意点です。便を確定する前に、乗り継ぎ時間にどのくらいの余裕があるかも確認してください。乗り継ぎ空港で荷物の預け直しや、搭乗券の発券手続きをしなければならない場合、時間に余裕をもっておかないと、乗継便の出発時間に間に合わなくなってしまうことがあるからです。広い空港の場合は、移動するだけでも時間がかかってしまいます。電車や列車での移動に慣れていると、時間のロスを減らすためにギリギリの時間で予定を組んでしまいがちですが、飛行機の乗り継ぎでは、慣れないうちは目安として3時間程度の余裕を取っておくと安心でしょう。異なる航空会社を利用して乗り継ぎをする場合は、6時間程度を目安として取っておくと安心です。（それぞれの空港で最低乗継時間というのも設定されているので、それを参考にするのがベストです）EFの交換留学では、EFがこれらの乗継時間を考慮した航空券を手配してくれていますので、安心でした。また、飛行機の「出発時刻」は「飛行機のドアが閉まる時刻」ではなく、「飛行機が動き出す時刻」です。「搭乗開始時間（Bording time)」が「飛行機に乗り始める時間」なので、この「搭乗開始時間」の10-15分前には搭乗口に着くようにしておくことをお勧めします（航空会社によっては、より早く搭乗口に到着することを推奨している場合もありますのでご注意ください）最後に色々と書きましたが、しっかりと確認、準備をしておけば、不安に思う必要はありません！！1人での飛行機の乗り継ぎであっても、周りには助けてくれる人がたくさんいることもお忘れなく。あんな
25Nov
- 留学後の進路（しう）
  こんにちは、しうです！EFという留学会社を通して、アメリカのミネソタ州に1年間高校交換留学をしていました前回は、留学中の日本の学校の単位の扱いについてお伝えしました。→こちらをチェック！留学するにあたってみなさん、なんとなくでも人生プランを考えますよねそこで外せないのが留学後の進路かと思います。特に大学受験の際に、『留学の経験を活かしたい！』と思っている人も多いのではないでしょうか。今回は留学経験者が多く利用する、大学入試についてご紹介します。＜大学入試方式の種類＞・総合型選抜（AO入試）具体的な試験内容は学校によって異なりますが、英語資格（TOEFLやIELTS、英検、TEAP等）、出願書類（高校の成績、志望理由書、課題エッセイ等）面接（英語、日本語）筆記試験（エッセイ的な内容、総合的な学力を測る内容等）が主な内容です。特に英語資格取得や、留学経験を基にした動機作成に有利な留学帰国生はこのAO入試を利用するケースがかなり多いです。・一般選抜型（私立大学）私立大学の場合、受験で使用する科目を選択できる場合が多いです。AO入試は夏～秋、一般入試は冬にかけて実施されるので、並行しての準備が可能です。この場合、英語以外の勉強にもかなり力を入れる必要があります。また、大学によって傾向がかなり異なるため、その大学に特化した対策が必要になります。・一般選抜型（国公立大学）こちらは共通テスト（センター試験）+各大学の2次筆記試験により合否が決まります。対象科目すべてを満遍なく学習する必要があるため、時間がかかります。留学をする場合、学習していない学年や範囲がある、もしくは時間がない場合にはかなり努力が必要です。国公立大志望の場合、浪人も視野に入れる必要性も考えられます。・指定校推薦通っている高校から、一定以上の条件（成績や志望理由）を満たす、少数名が振り分けられた枠の数から推薦を受けることができます。指定校推薦を狙う場合、評定の基準が高いことが多いので、長期的に計画を立てて良い成績を取る必要があります。留学中の成績の扱いは日本の高校によって異なるため、早めに確認しましょう。留学を視野に入れている方であると、その後の進路も国際系大学や学部、海外進学を考えている方が多いのではないかと思います。私の場合、留学前はアメリカの大学進学を考えていました。しかし実際に留学してみて、「日本を拠点にして世界で活躍したい」と考えが変わったため、帰国後、日本の国際系の大学への進学を決めました。留学前にもある程度の進路予定は立てておくとよいかと思いますが、留学中はたくさんの刺激を受けて、価値観も大きく変わり得ます。心をオープンにしておくことも留学の醍醐味の一つですね！＜入試方法の目安＞やはり帰国時の学年によって変わりますが、留学を通して培った英語力を使ったAO入試や推薦入試、あるいは英語の試験の比重が重めの形式を利用して受験するケースが多いです。・帰国時が高校2年生以下の場合…まだ受験までに時間があるので、より多くの科目を使用した一般入試やAO入試の並行が多いです。国公立大学受験も十分に狙えます。留学中は日本の高校の勉強はせず、現地校の勉強に比較的専念できます。・帰国時が高校3年生の場合…欧米の高校は夏に学年が終了するため、帰国する段階で入試までの時間がかなり限られます。帰国生入試やAO入試をメインに考える人が多い印象です。この場合、英語試験（TOEFLやIELTS、英検など）でいかに高い点数を取ることができるかが鍵になります。留学中も自分でさらに英語力を高めようという意識を人一倍持つことが重要です。浪人した後に志望校に合格する場合も多いです。こちらはEFの帰国生80名のデータをまとめたものです。（1996年～2020年帰国者アンケートによる）上記のグラフにあるように、留学の経験は大学進路に大きく影響したと感じる人が多いです。参考にしてみてください！＜最後に＞留学に憧れはあっても、現実的な手続きや今後のことが心配、ということだらけですよね。高校交換留学生にはいろんな経験をしている仲間たちがいます。ただ、帰国して大学受験も終わった今一つだけ言えるのは、楽しいことも辛いことも丸ごと乗り越えた帰国後の私たちなら可能性は無限大ということです！しう
- 留学中の日本の学校休学？単位認定？（しう）
  はじめまして、しうです！EFという留学団体を通して、アメリカのミネソタ州に1年間高校交換留学をしていました留学したい！と思っても、やはり現実的な部分も考えないといけないのが大変ですよね…。高校交換留学というと、10か月間も日本の高校を離れることになります。日本の高校の在籍状況はどうなるの？休学？進級？単位は？私も留学前、周りに全然情報源が無くて手探り状態でした。私のように留学前に情報がほしい！という方に、私の体験談も交えながら少しでも情報をお伝えできればな、と思います。まず、実際に1年留学を終えて日本に帰ったあとの日本の学校の扱いにはどんなパターンがあるのか・・・単純に、学校を留学期間、『休学』して留学する選択肢の他に、帰国後に単位認定してもらって『進級』という方法があります。"文部科学省トビタテ！留学Japanホームページ高校生の留学 | トビタテ！留学JAPAN | 文部科学省 (mext.go.jp)"を見てみると、「1年間の留学中の履修が、学校長の判断により日本の在籍校の履修とみなされ、最大36単位まで修得することができます。1年の留学を含めても、3年間で高校を卒業したい場合は、在籍している日本の高校に確認してから留学準備を進めましょう。」とあります。そう、1年留学しても学校長が単位を認めてくれたら、1年の留学を含めても3年間で卒業できるんです！では、実際に『休学』と『進級/単位認定』のスケジュール例を見てみましょう。というのが主なパターンとして挙げられます。それぞれの時期の選択肢について、他の帰国生からの話を混ぜながらまとめてみます！＜留学のタイミング＞まず、いつ留学をするのかについて。高校交換留学や大学留学、社会人留学などいろんなタイミングがありますが、私は可能な限り（経済面や英語力面など）なるべく早いうちが帰国後の選択肢が広がるかなと実感しました。留学の同期には中3～高3までいましたが、特に大学進学の点で考えると、やはり帰国時期が遅ければ遅いほど、焦りますし、追いつかないといけない量と時間が増える印象です。当たり前ですが、学習内容レベルも上がる高学年の授業が抜けてしまえば、追いつくのはもっと大変です。具体的には、何科目大学受験レベルに追いつけるかで、受験で使える科目数が絞られてしまいます。たくさんの試験方法がある方がやはり可能性は断然高まります。迷っているなら今のうち！がいいかもですね＜休学か単位認定か＞こちらについては聞く限り、学校によって対応がバラバラです。文部科学省の規定によると、高校留学では最大36単位の取得が認められています。ただし、ご自身の日本の高校が帰国後に単位を認定してくれるのか、単位認定のための条件は何なのかというのを早めに確認しておく必要があります。例えば、現地でレポートを作成しなければいけない、出発前の成績が条件ラインを越えていなければいけない等があるようです。休学の場合のメリットは、大学受験にかなり余裕が持てるということです。学年が下の子たちに混ざるのは緊張するかと思いますが、大丈夫です。ちなみに私も休学留学を経験し、とても良い選択をできたなと思っています。一方で、留学先での単位取得が可能な進級留学のメリットは、やはり学年を落とさなくていいということですね。中高一貫校で、留学する生徒のサポートが手厚い中高なんかは単位認定がされることが多いようです。今後の進路、特に大学受験方法によっても変わると思うので、ご自身の計画に合わせるのが一番かと思います！出典（高等学校における外国留学時認定可能単位数の拡大（平成22年４月～） (mext.go.jp)）こちらはEFの帰国生80名のデータをまとめたものです。（1996年～2020年帰国者アンケートによる）＜さいごに＞学校の手続き、難しそうだし面倒くさそうですよね…でも意外とそんなこともないです！周りにどれだけ留学をする人がいるかにもよるかと思いますが、まずは今後のプランを立てることから始めてみましょう！しう