こんにちは、しうです!

EFという留学会社を通して、アメリカのミネソタ州に1年間高校交換留学をしていましたアメリカ

前回は、留学中の日本の学校の単位の扱いについてお伝えしました。

こちらをチェック!

 

留学するにあたってみなさん、なんとなくでも人生プランを考えますよねあせる

そこで外せないのが留学後の進路かと思います。

特に大学受験の際に、『留学の経験を活かしたい!』と思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は留学経験者が多く利用する、大学入試についてご紹介します。

 

<大学入試方式の種類>

・総合型選抜(AO入試)

具体的な試験内容は学校によって異なりますが、

英語資格(TOEFLやIELTS、英検、TEAP等)、

出願書類(高校の成績、志望理由書、課題エッセイ等)

面接(英語、日本語)

筆記試験(エッセイ的な内容、総合的な学力を測る内容等)

が主な内容です。

特に英語資格取得や、留学経験を基にした動機作成に有利な留学帰国生はこのAO入試を利用するケースがかなり多いです。

 

・一般選抜型(私立大学)

私立大学の場合、受験で使用する科目を選択できる場合が多いです。

AO入試は夏~秋、一般入試は冬にかけて実施されるので、並行しての準備が可能です。

この場合、英語以外の勉強にもかなり力を入れる必要があります。

また、大学によって傾向がかなり異なるため、その大学に特化した対策が必要になります。

 

・一般選抜型(国公立大学)

こちらは共通テスト(センター試験)+各大学の2次筆記試験により合否が決まります。

対象科目すべてを満遍なく学習する必要があるため、時間がかかります。

留学をする場合、学習していない学年や範囲がある、もしくは時間がない場合にはかなり努力が必要です。

国公立大志望の場合、浪人も視野に入れる必要性も考えられます。

 

・指定校推薦

通っている高校から、一定以上の条件(成績や志望理由)を満たす、少数名が振り分けられた枠の数から推薦を受けることができます。

指定校推薦を狙う場合、評定の基準が高いことが多いので、長期的に計画を立てて良い成績を取る必要があります。

留学中の成績の扱いは日本の高校によって異なるため、早めに確認しましょう。

 

留学を視野に入れている方であると、その後の進路も

国際系大学や学部、海外進学を考えている方が多いのではないかと思います。

私の場合、留学前はアメリカの大学進学を考えていました。

しかし実際に留学してみて、「日本を拠点にして世界で活躍したい」と考えが変わったため、帰国後、日本の国際系の大学への進学を決めました。

留学前にもある程度の進路予定は立てておくとよいかと思いますが、留学中はたくさんの刺激を受けて、価値観も大きく変わり得ます。心をオープンひまわりにしておくことも留学の醍醐味の一つですね!

 

<入試方法の目安>

やはり帰国時の学年によって変わりますが、

留学を通して培った英語力を使ったAO入試や推薦入試、

あるいは英語の試験の比重が重めの形式を利用して受験するケースが多いです。

 

・帰国時が高校2年生以下の場合…

まだ受験までに時間があるので、より多くの科目を使用した一般入試やAO入試の並行が多いです。

国公立大学受験も十分に狙えます。

留学中は日本の高校の勉強はせず、現地校の勉強に比較的専念できます。

 

・帰国時が高校3年生の場合…

欧米の高校は夏に学年が終了するため、帰国する段階で入試までの時間がかなり限られます。

帰国生入試やAO入試をメインに考える人が多い印象です。

この場合、英語試験(TOEFLやIELTS、英検など)でいかに高い点数を取ることができるかが鍵になります。

留学中も自分でさらに英語力を高めようという意識を人一倍持つことが重要です。

浪人した後に志望校に合格する場合も多いです。

 

流れ星

こちらはEFの帰国生80名のデータをまとめたものです。

(1996年~2020年帰国者アンケートによる)

 

上記のグラフにあるように、留学の経験は大学進路に大きく影響したと感じる人が多いです。参考にしてみてください!

 

 

<最後に>
留学に憧れはあっても、現実的な手続きや今後のことが心配、ということだらけですよね。

高校交換留学生にはいろんな経験をしている仲間たちがいます。

ただ、帰国して大学受験も終わった今一つだけ言えるのは、楽しいことも辛いことも丸ごと乗り越えた帰国後の私たちなら可能性は無限大ということです!

 

しう