仏教式葬儀 | muaiのブログ

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当家には仏教式の墓があるが、亡き父は生前その墓に入ることを拒否していた。両親とも無宗教者だったと思う。家には仏壇も神棚も無かった。転勤族だったという事情もあった可能性はある。しかし、私や妹に宗教的な教育は一切していない。

 

父の葬儀も母の葬儀も無宗教式で行った。両親とも生前に「散骨して」と言っていたから、その様にするつもりだ。

 

仏教式の葬儀は無駄なコストが掛かる。戒名など不要だ。自分の親や祖父母の戒名を記憶している人がどの位いるのだろうか?経を聴いて意味が判る参列者がどれ位いるのかも疑問だ。本当に仏の教えを伝えたいのであれば、現代日本語訳の経を作るべきだ。経は葬儀のバックグラウンドミュージックだと思っている。

 

家内の父親の葬儀の時に、私は「坊主丸儲けは嫌いだ」と言った。家内は「田舎ではそういう訳にいかない。」と反論した。その後「墓じまい」をやって再び費用が掛かった。墓は不要と考える人が増えているのはもっともなことだ。本当の意味での仏教徒が多いとは思えない。何しろ、キリスト教会で結婚式をやったり、ハロウィンやクリスマスを祝う無節操な国民が多いのだから。