私はバブル時代に不動産の仕事をやっていた「バブル戦士」だった。都心の新築オフィスビルの床を坪単価120,000円の賃料で貸し付けた経験もある。貸し付け面積は3000坪近かった。既存テナントの賃料改定では2年で15%の値上げをやった。
時流に乗った仕事をしたことは事実であるが、商道徳から逸脱したことは決してやらなかったと自負している。部門のトップは「こんな時代が長続きするはずが無い。」という見解だったし、直属の上司は「近い将来、オフィスビル賃料も地価も下落する。」と予言していた。
会社としては高騰した土地を購入しなかったばかりか、有効活用できない土地を売却したのは正解だった。