北海道の日高山脈の西側に占冠村(シムカップムラ)という寒村がある。
北海道の背骨と呼ばれていた日高山脈を東西に横切る鉄道は無かった。
1981年に新夕張と新得(日高山脈の東側)を結ぶ石勝線が開通した。トンネル工事が大変だったそうだ。この路線の開通により、札幌-帯広、札幌-釧路間が短縮された。
占冠村に通年リゾートがオープンした。オープン当時の正式名称は「アルファリゾート占冠」だった。問題があった。最寄り駅は「石勝高原」、一つ手前(札幌側)に「占冠」という駅があった。新千歳空港から列車で向かったスキーヤー達が占冠駅で下車するというトラブルが相次いだ。地元のタクシー会社は利益を上げた。
苦肉の策で、「アルファリゾート・トマム」に改称した。これでも不十分だったようだ。JR北海道に頼み込んで、「石勝高原駅」を「トマム駅」に改称してもらった。
洗練されたリゾートであったが、ゲレンデは今一つだった。縦に長いコース はなく、ゲレンデ下部は超緩斜面だった。横に広く展開したスキー場だ。