IT(Information Technology)という言葉は完全に定着した。
私がこの言葉に出会ったのは1998年のことだ。ヨーロッパ視察団が持ち帰った英文の資料を読んでいて、ITという記述を見た。英語の辞書を片っ端から調べたが、記載されていなかった。インターネットで調べてもヒットしなかった。文脈の中から推測することもできなかった。
お手上げになって、上司に報告した。上司は八方手をつくして、Information Technology であることを調べてくれた。
その後、総理大臣に就任した自民党の森さんが、ITを英語の代名詞のIt(イット)と誤認したような発言をして、メディアから揶揄された。
私は、森さんの政策を支持していなかったが、この時は森さんを同情した。