ええもん みっけ!! -4ページ目

ええもん みっけ!!

ええもん = 日常の中で自分なりに見つけた美味しいもの、綺麗なもの、お気に入り等を書き綴っています。

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

前回の続き・・・

旅の備忘録 ⑦

 

 

『 尾山神社 』

 

加賀藩祖前田利家公と正室お松の方を祀る神社です

 

 

「 神門 」国指定重要文化財

 

明治8年の建築で、和漢洋の三様式を混用した異色の門です

 

第一層には戸室石(角閃安山岩)を用いてあり

第三層は四面五彩のギヤマン張り!!

第三層目に設置された避雷針は、日本最古のものです

 

 

ギヤマン張り、お洒落です!!キラキラ

 

 

「 拝殿 」

 

ランチの時間の関係であまりゆっくり見学できず

「神門」優先で見学したため

拝殿の中央天井や欄間を見逃したのが残念ですあせる

 

 

「 利家公像 」「 お松の方像 」

 

NHK大河ドラマ「利家とまつ」を見てから私の頭の中では

前田利家=唐沢寿明、松=松嶋菜々子に変換されます てへぺろ


 

「 神苑 」

 

尾山神社は加賀藩主の別邸・金谷御殿があった場所に建っているので

神苑もその一部で池泉回遊式の庭となっています

 

 

「 本殿 」

 

奥に見えるのが本殿です

右側面の玉垣は珍しいレンガ造りで、剣梅鉢のご紋すかしとなっています

 

加賀前田家の家紋「加賀 梅鉢」ウインクキューン

 

 

 

「 金谷神社 」

 

二代藩主前田利長公をはじめ

三代から十七代までの藩主、当主と正室(夫人)をお祀りしています

 


 

ランチは『 森八本店2階の『 森八茶寮 』


 

隣接する武家屋敷「寺島蔵人邸」の名園を望めるカウンター席に

案内してもらいました

店内は貸し切り状態、ラッキー!!

 

 

 

金沢の超人気店、主計町「貴船」の特製弁当

オリジナル3段引出し弁当に森八茶寮の和菓子と抹茶付きです

二ヵ月前に予約しました!!

 

 

 

* 前菜

卵焼き・子持鮎甘露煮・丸十・なすオランダ煮・銀だら味噌幽庵焼き

えび旨煮・南瓜

* 小鉢

うなきゅう・あけび味噌炒め・もずく酢・牛山椒煮

 

少しづつ色々が嬉しい!!

お味もそれぞれに美味しいです!!ラブラブ

 

 

* お造り

まぐろ・はた

 

とろける鮪とプリプリした食感のはた、どちらも新鮮!!ラブラブ

 

 

* 酢の物

ホタテ 柿・なます大根・きくらげ

 

上品なお味の酢の物です!!グリーンハーツ

 

 

* 椀物

赤南瓜しんじょう・松茸 

 

椀の中に秋!!

お出汁が上品でしみじみ美味しい!!イエローハーツ

 

 

* ご飯

松茸ごはん・香の物

 

松茸ごはん、今季初でたぶん最後です!!てへぺろ

主人はおかわりしていました!!よだれ飛び出すハート

 

 

* デザート

能登の宝ゼリー・ルビーロマン

お抹茶

 

「能登の宝ゼリー・ルビーロマン」さっぱりして美味しいけど

抹茶には森八の上生菓子か長生殿の方が嬉しかったかな!!ニヤリ

 

何故にゼリーと思ったら、その時季の森八さんの一推し商品でした

 

 


 

同じ階に「 金沢菓子木型美術館 」

 

江戸時代より菓子作りに使われてきた落雁や金花糖などの菓子木型約1000点と

さらに焼き印や渋紙などの菓子作りの道具数百点に加え

江戸期から明治・大正期にかけて作られた九谷焼などの菓子器百点余りを一堂に展示!!

 

わぁ~!!スゴイ!!びっくりハッ

菓子木型、見ごたえがあります!!ルンルン

 

通常は入館料がかかりますが、お食事をしたので無料で見学出来ました!!グッ

 

 

貴船さんの特製弁当を

緑豊かな武家屋敷「寺島蔵人邸」の庭園を眺めながら

ゆっくり味わうことができ、大満足!!合格

その上、木型美術館も観られて、口福と眼福のランチでした!!グッ

 

 

 

 

この後「金澤神社」に向かいますが、また後日!!

次回で最終回の予定です

 

つづく・・・

 

 

 

 

 

前回の続き・・・

旅の備忘録 ⑥

 

 

朝食後、宿をチェックアウト!!

金沢駅からバスに乗り🚌

 

『 金沢城公園 』


金沢城と言えば加賀百万石、前田利家公の居城として有名ですよね ウインク

 

 

「 石川門 」重要文化財

搦手(裏口)門です

海鼠塀が外観の特徴 キラキラ

 

「石川門(重要文化財)」「河北門」「橋爪門」は

「金沢城三御門」と言われています 🏯

 

 

30年ほど前に訪れた時は、それほど建物もなく

広い芝生広場のイメージでした

その後 次々と建物が復元され整備されていったようですね 拍手

 

 

「 河北門 」

 

金沢城の実質的な正門です

 平成22年4月再建された河北門、未だピカピカです!!キラキラ

 

 

 

金沢城公園の新しいシンボル、復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓

 

「 橋爪橋 」

 

 

「 橋爪門 」「 橋爪門続櫓 」

 

二の丸の正門にあたり、城内で最も格式の高い門です!!

 

金沢城ほど多種多様な技法の石垣が存在する城は珍しい!!キラキラ

戸室山周辺から運ばれた安山岩で

青石・赤石の配色が独特のやわらかい雰囲気を醸し出しています!!グッ

 

 

 

「 五十間長屋 」

 

 

ひたすら長い・・・

 

 

 

金沢城 二の丸御殿の復元整備が進んでいます

令和6年度から玄関や式台周辺を対象とする第1期復元整備工事に着手

全体が完成するには何年?何十年?かかるのかしら?

 

 

 

 

「 鶴丸倉庫 」重要文化財

 

重要文化財ですが近くまでも行けず、ひっそりと・・・

 

 

 

「 三十間長屋 」重要文化財

後ろ側の石垣に亀甲石 カメ

 

 

趣がありますね!!

 

 

 

本丸跡は雑木林 

 

雑木林の主!!

ブナ科の「スダジイ」

 

 

 

「 いもり堀 」

金沢城と兼六園では能登半島地震により30箇所で石垣の被害が発生したそうです

いもり堀では被災した石垣から回収した石材を展示中!!

一つ一つの石材を計測し記録、積み直しまでの間、保管しているそうです
 

 

 

 

 

 

石垣の解説板も分かりやすいです!!

切石積み・粗加工石積み・鏡石積・金場取り残し積み

今村翔吾「塞王の楯」を読んでから石垣に興味津々の私

とても勉強になりました!!グッ

 

地震による被害は起きて欲しくありませんが

せっかく展示してあるので、お勧めの見学コースです!!

 

無事に復旧工事が終わりますように お願い

 

 

 

「 玉泉院丸庭園 」

 

 

池泉回遊式の大名庭園で

池底からの周囲の石垣最上段までの高低差が22mもある立体的な造形です

 

玉泉庵からは

色紙短冊積石垣をはじめとした意匠性に富んだ石垣群を借景にした

庭園を一望することができます

 

以前は庭園内に入れたそうですが、現在は入れなくて残念!!あせる

 

色紙短冊積石垣

 

石垣の上部に滝を組み込んだ特別な石垣です

こちらも現在、復旧に向けた作業中です!!

 

 

 

「 鼠多門」

 

 

「鼠多門橋 」

 

黒い海鼠漆喰が特徴の「鼠多門」

城内最大規模の木橋が復元整備されました!!

 

 

 

金沢城公園は入園料無料です

菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門については

入館料(大人320円)がかかりますが、65歳以上は免除です

 

金沢市、太っ腹ですね グッ

 ”ありがた山の寒がらす” でごぜぇやす!!

( 蔦重風に言ってみました )てへぺろ

 

 

この後「尾山神社」に向かいますが、また後日!!

 

つづく・・・

 

 

 

9月読了本  本

 

 

『 一次元の挿し木 』松下龍之介

 

2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作


二百年前の人骨のDNAが
四年前に失踪した妹のものと一致!?

ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。

大学院で遺伝学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。

不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。

悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻き込まれていく――。

 

 

 

『 定年物語 』新井素子

目次:

OPENING

第一章 いきなり死ぬのはあんまりだ

第二章 そもそもこの頃コロナがあって

第三章 くらげ出て海水浴はお盆まで

第四章 男には、多分、プライドというものがあって・・・

第五章 あの謎の四角いものって、何?

第六章 夏帽を脱ぎて鮨屋の客となる

第七章 そうか。家にいるひとは御飯を食べるのだった・・・

第八章 ・・・え、これ、普通においしい

第九章 れんげ畑に落っこちて

第十章 「二番目に好き」校庭の暮早し

第十一章 ・・・俺は猫の玩具か

第十二章 ・・・あれ? 何で私は立てないんだろう・・・

第十三章 激動・・・の定年後

第十四章 あの謎の四角には出現時期を選んで欲しいって心から思う

第十五章 落ち武者狩りのごと蝦蛄の殻を剝ぐ

ENDING 霾や明和九年の庚申塔 (つちふるやめいわくねんのこうしんとう)

あとがき

 

『結婚物語』から40年。

正彦さんが定年を迎え、さてこれからは、一緒に旅行を……と期待していた二人。

しかし、折しも世の中はコロナで自粛中。

そんな中で、新たなフェーズに入った二人の生活は? 

俳句、骨董と、趣味の道をきわめる正彦さんと、二次元コードに苦しめられたり、日々のちょっとした生活の変化を楽しんだりする陽子さんの日常を綴る、シリーズ最新作。

 

 

 

『 よろずを引くもの お蔦さんの神楽坂日記 』西條奈加

目次:

よろずを引くもの

ガッタメラータの腕

いもくり銀杏

山椒母さん

孤高の猫

金の兎

幸せの形

 

高校生の滝本望は、お蔦さんの愛称でご近所に親しまれる祖母と、神楽坂で暮らしている。

その神楽坂では、近頃万引きが多発しているのだという。

商店街全体で警戒していたのだが、和菓子店の主人が逃げる犯人に突き飛ばされて怪我を負ってしまった! 

正義感に駆られる望と友人の洋平は、似顔絵を描いて万引き犯を捕まえようと思い立つのだが……。

商店街を騒がせたできごとを描く表題作をはじめ、失踪した商店街のアイドル猫・ハイドンを探す「孤高の猫」など、全七編を収録。

粋と人情、そして美味しい手料理が味わえる大好評シリーズ第4弾!

 

 

 

『 隠居おてだま 』西條奈加

目次:

一 めでたしの先

二 三つの縁談

三 商売気質

四 櫛の行方

五 のっぺらぼう

六 隠居おてだま

 

老舗糸問屋・嶋屋元主人の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。

風雅な余生を送るはずが、巣鴨の隠居家は孫の千代太が連れてきた子供たちで大にぎわい。

子供たちとその親の面倒にまで首を突っ込むうち、新たに組紐商いも始めることとなった。

いに夢中の徳兵衛は、自分の家族に芽吹いた悶着の種に気が付かない。 

 

 

 

『 咲かせて三升(みます)の團十郎 』仁志耕一郎

雲上口上

序幕 江戸の徒花

第二幕 辰巳芸者の助六

第三幕 團と菊

第四幕 表の<忠臣蔵>、裏の<四谷怪談>

第五幕 味よしお伝

第六幕 十八番と女難

第七幕 茨の花道

第八幕 親孝行に親不孝

第八幕返し 浪速に散る江戸の花

終幕 泥まみれの花道

 

天才の輝きか役者の業か。

芸と女にどっぷり生きた七代目團十郎を描く本格時代小説!
江戸歌舞妓の若きスター市川團十郎。

名だたる役者に認められ、粋な姐さんを妻にして、絶頂きわめたその時に、お上に睨まれ財産没収、江戸追放。

あっという間の奈落の底から、見事復活するが、家族の悲劇を招いてしまう……。

悪女にはまり欲に負け、泥にまみれた晩年でも、最期まで人々に愛された波瀾万丈の役者人生を描く傑作。

 

 

 

『 深夜カフェ * ポラリス 』秋川滝美

目次:

夜更けのぬくもり

明けない夜

妻の決断

通院患者の迷い

医師の悩み

 

子供の入院に付き添う日々を送るシングルマザーの美和。

子供の病気のこと、自分の仕事のこと、厳しい経済状況――立ち向かわないといけないことは沢山あるのに、疲れ果てて動けなくなりそうになる。

そんな時、一軒の小さなカフェが彼女をそっと導き入れて――(夜更けのぬくもり)。

「夜更けのぬくもり」他4編を収録。

先が見えなくて立ち尽くしそうな時、深夜営業の小さなカフェがあなたに静かに寄り添う。

夜闇をやさしく照らす珠玉の短編集。

 

 

 

『 町なか番外地 』小野寺史宜

目次:

妙見島 ベルジュ江戸川 二〇一号室 佐野明香

JR四ツ谷駅 ベルジュ江戸川 一〇二号室 片山達児

東京高速道路 ベルジュ江戸川 二〇二号室 青井千草

河原番外地 ベルジュ江戸川 一〇一号室 新川剣矢

 

ちょっとだけ、人生を変えたかった――。

川べりの小さなアパート「ベルジュ江戸川」の住人たちが紡ぐ愛しい日々の物語。

 

マッチングアプリで知り合った二人目と別れたばかりの佐野朋香。

妻とも娘ともうまくいかず、仕事も行き詰まる片山達児。

むかしの仲間を若くして喪った青井千草。

後輩の陰口にショックを受けて会社を辞め、半年が過ぎた新川剣矢――。

平凡な暮らしが揺れ始め、岐路に立つ四人。