9月読了本 ![]()
『 一次元の挿し木 』松下龍之介
2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作
二百年前の人骨のDNAが
四年前に失踪した妹のものと一致!?
ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。
大学院で遺伝学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。
不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。
悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻き込まれていく――。
『 定年物語 』新井素子
目次:
OPENING
第一章 いきなり死ぬのはあんまりだ
第二章 そもそもこの頃コロナがあって
第三章 くらげ出て海水浴はお盆まで
第四章 男には、多分、プライドというものがあって・・・
第五章 あの謎の四角いものって、何?
第六章 夏帽を脱ぎて鮨屋の客となる
第七章 そうか。家にいるひとは御飯を食べるのだった・・・
第八章 ・・・え、これ、普通においしい
第九章 れんげ畑に落っこちて
第十章 「二番目に好き」校庭の暮早し
第十一章 ・・・俺は猫の玩具か
第十二章 ・・・あれ? 何で私は立てないんだろう・・・
第十三章 激動・・・の定年後
第十四章 あの謎の四角には出現時期を選んで欲しいって心から思う
第十五章 落ち武者狩りのごと蝦蛄の殻を剝ぐ
ENDING 霾や明和九年の庚申塔 (つちふるやめいわくねんのこうしんとう)
あとがき
『結婚物語』から40年。
正彦さんが定年を迎え、さてこれからは、一緒に旅行を……と期待していた二人。
しかし、折しも世の中はコロナで自粛中。
そんな中で、新たなフェーズに入った二人の生活は?
俳句、骨董と、趣味の道をきわめる正彦さんと、二次元コードに苦しめられたり、日々のちょっとした生活の変化を楽しんだりする陽子さんの日常を綴る、シリーズ最新作。
『 よろずを引くもの お蔦さんの神楽坂日記 』西條奈加
目次:
よろずを引くもの
ガッタメラータの腕
いもくり銀杏
山椒母さん
孤高の猫
金の兎
幸せの形
高校生の滝本望は、お蔦さんの愛称でご近所に親しまれる祖母と、
その神楽坂では、
正義感に駆られる望と友人の洋平は、
粋と人情、
『 隠居おてだま 』西條奈加
目次:
一 めでたしの先
二 三つの縁談
三 商売気質
四 櫛の行方
五 のっぺらぼう
六 隠居おてだま
老舗糸問屋・嶋屋元主人の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。
風雅な余生を送るはずが、巣鴨の隠居家は孫の千代太が連れてきた子供たちで大にぎわい。
子供たちとその親の面倒にまで首を突っ込むうち、新たに組紐商いも始めることとなった。
いに夢中の徳兵衛は、自分の家族に芽吹いた悶着の種に気が付かない。
『 咲かせて三升(みます)の團十郎 』仁志耕一郎
雲上口上
序幕 江戸の徒花
第二幕 辰巳芸者の助六
第三幕 團と菊
第四幕 表の<忠臣蔵>、裏の<四谷怪談>
第五幕 味よしお伝
第六幕 十八番と女難
第七幕 茨の花道
第八幕 親孝行に親不孝
第八幕返し 浪速に散る江戸の花
終幕 泥まみれの花道
天才の輝きか役者の業か。
芸と女にどっぷり生きた七代目團十郎を描く本格時代小説!
江戸歌舞妓の若きスター市川團十郎。
名だたる役者に認められ、粋な姐さんを妻にして、絶頂きわめたその時に、お上に睨まれ財産没収、江戸追放。
あっという間の奈落の底から、見事復活するが、家族の悲劇を招いてしまう……。
悪女にはまり欲に負け、泥にまみれた晩年でも、最期まで人々に愛された波瀾万丈の役者人生を描く傑作。
『 深夜カフェ * ポラリス 』秋川滝美
目次:
夜更けのぬくもり
明けない夜
妻の決断
通院患者の迷い
医師の悩み
子供の入院に付き添う日々を送るシングルマザーの美和。
そんな時、
「夜更けのぬくもり」他4編を収録。
『 町なか番外地 』小野寺史宜
目次:
妙見島 ベルジュ江戸川 二〇一号室 佐野明香
JR四ツ谷駅 ベルジュ江戸川 一〇二号室 片山達児
東京高速道路 ベルジュ江戸川 二〇二号室 青井千草
河原番外地 ベルジュ江戸川 一〇一号室 新川剣矢
ちょっとだけ、人生を変えたかった――。
川べりの小さなアパート「ベルジュ江戸川」の住人たちが紡ぐ愛しい日々の物語。
マッチングアプリで知り合った二人目と別れたばかりの佐野朋香。
妻とも娘ともうまくいかず、仕事も行き詰まる片山達児。
むかしの仲間を若くして喪った青井千草。
後輩の陰口にショックを受けて会社を辞め、半年が過ぎた新川剣矢――。
平凡な暮らしが揺れ始め、岐路に立つ四人。











































