読書:「普通」につけるくすり | ジージの小流儀

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書名:「普通」につけるくすり

著者:岸見一郎

出版:SUNMARK(サンマーク出版)

 

感想

 

ベストセラーになった「嫌われる勇気」の著者、岸見先生のことも今回の本で初めて知りました。

また、先生の考え方のベースになっているアドラー心理学の話は、どこかで多少は聞いたことがあるくらいでした。

もっと早く勉強しておれば、もっと「生きやすい人生だった」だろうな(笑い)、というのが一番の感想です。

多くの人がすでにご存じの話なのだろうが、まだの方は、ぜひ一読されることをお薦めしたい一冊です。

 

本書の執筆の動機が「学業や仕事で”できる人間”だと思っていたのに、そうでもないかこしれない」というある青年の悩みと向き合う中で生まれたとあります。

グランパ自身も、仕事現役時代は、「特別に仕事のできる人でありたい」「人と競争して良い成績をあげたい」と汲々とした人生を送っていましたから、この青年の「悩み」は多少理解できます。

それが「他者と競わず、幸福に生きる方法」を示している一冊ということで、

今さらながら(笑い)、とは思いつつ読み進めました。

 

内容は、興味のある人には読んでもらうことにして(笑い)、

グランパが心の残った「言葉」を紹介します。

 

このままの自分で価値があると思える。何が与えれているかではなく、与えれているものをどう使うか、だ。

生きていても価値がないではなく、生きていることこそ価値がある。一角の人物になる。角は少なくとも一つはのこしておく。個性を受け入れありのままの自分を受け入れること。

組織を変えるのは、競争ではなく、協力だ。他者に貢献していると感じることができれば、他者との競争に勝とうという必要性がなくなる。人生で大切なことは、競争、成功でもなく、端的にいえば、幸福。

今こうして生きている瞬間、リラックスし、日々丁寧に生きていくしかない。健全な自信を持っている人は、背伸びをせず、自分をよく見せようとせず、今の自分から始め、必要な努力を重ねながら、自分の人生の課題に向き合う。

 

などなど。


COPILOTより

アドラー心理学は、オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラーによって創始された「個人心理学」であり、人間の行動を目的論的・全体論的に捉える実践的な心理学です。現代では人間関係や自己成長の分野で広く活用されています。

🧠 アドラー心理学の基本概念

アドラー心理学は以下の5つの理論を柱としています:

  1. 自己決定性:人は自分の人生を自分で選び、責任を持つ存在である。
  2. 目的論:行動にはすべて目的がある。過去ではなく未来に向かって動く。
  3. 全体論:心と身体、意識と無意識は分割できない一つの存在として捉える。
  4. 認知論:人は主観的な意味づけによって世界を理解する。
  5. 対人関係論:すべての悩みは対人関係に起因する。

これらの理論に基づき、アドラー心理学は「人は誰でも幸せになれる」という前提で構築されています。

🌍 歴史的背景と広まり

  • アドラーはフロイトと共同研究をしていたが、原因論中心のフロイトと決別し、目的論を提唱。
  • 日本では岸見一郎・古賀史健による『嫌われる勇気』(2013年)がベストセラーとなり、広く知られるようになりました。
  • 現代のSNS社会や承認欲求に疲れた人々にとって、アドラー心理学の「自分の人生を自分で選ぶ」という思想が共感を呼んでいます。

🛠 実践技法と応用

アドラー心理学は理論だけでなく、日常生活に活かせる技法も豊富です:

  • 課題の分離:自分と他者の課題を明確に分けることで、ストレスを軽減。
  • 勇気づけ:相手を対等な立場で支援し、自己肯定感を高める。
  • 共同体感覚:他者とのつながりを意識し、社会の一員としての自分を認識する。

これらの技法は、職場・家庭・教育現場など幅広い場面で活用されています。