季節外れ?の雨 | 一世のよまい言 from・・盛岡

一世のよまい言 from・・盛岡

年間260日は紳士淑女の身だしなみを整える美容師・・・
その大半は額に汗して手前味噌を振舞う仕事。
そして、30日は寡黙なアングラー・・・
その大半は潮風に吹かれ、酒を飲み、船頭に怒られ、
魚に笑われる日々・・・。


 
金曜日の午後・・
物思う黄昏時・・(笑)
 
自然の営みは何と気まぐれなのだろう・・
「9月の雨~は優しくて~」等という歌があったが、
北東北の二月の雨には、
そんな哀愁を感じる事もないな~・・(笑)
 
 
永年、日本人は自然の驚異と向き合いながら生きてきた。
時に自然が及ぼす理不尽に晒されながらも、
我慢強く奢る事なく謙虚に生きてきました。
 
春に土を耕し、種を撒き、大切に育てた作物を秋に刈り取る。
「天」の恵みに感謝しながら・・。
お互いの労を労いながら、収穫を喜びそして慎ましく頂く!

己の糧とする全ての命に感謝を表し、
「頂きます」「ご馳走さまでした」と両手を合わせる。

そんな暮らしを、二千幾百年の間営んできた・・八百万の神々に抱かれながら。
 
そんな「日本」が「日本人」が大好きな自分がここに居る。

こうでありたい!こうであってほしい!
そんな事を想いながら今日も居る。
 
ふと・・そんな事を考える黄昏時。
 
もう・・
飲むがな~(笑)・・
 
 
 
 
 
季節にそぐわない雨を眺めながら、
パーマ屋のオヤジはセンチに佇む。