「池袋探検」:巣鴨プリズン跡の慰霊碑でお詣り! | 今日は何をレポートしようかな?

今日は何をレポートしようかな?

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映画・TVドラマの舞台を訪ねて、レトロを探して
何でもレポートします。

 7月中旬、七郎委員長は池袋のランドマークである

サンシャインシティの前身であった巣鴨プリズン跡地

に行ってきました。

 

 

 

 七郎委員長、池袋を探検するのは珍しいことです。

実は新宿歌舞伎町同様、池袋もあまり好きではない

んですね。

横浜から遠い、ということもありました。

でも昨今、横浜から乗り換え無しで行けるようになっ

たし、宮城県のアンテナショップがあるので必ずしも

無視はできません(笑)

 池袋駅で下車しサンシャインシティに向かって進む

とかなりの人出です。

この頃はまだ夏休み前なのに・・・。

 

 

 

 

 

 

 サンシャインシティ前に到着すると「江戸の四季」

刻まれた題名の陶板壁画がありました。

片岡球子さんの原画です。

サンシャインシティ表正面に片岡球子画伯の

陶板壁画「江戸の四季」

東京・池袋のサンシャインシティ(豊島区東池袋3)

の西街区1階の表正面に片岡球子画伯(1905年

~2008年)の陶板レリーフ(壁画)「江戸の四季」が

移設され、1月15日午前、除幕式が行われました。

この陶板壁画は1978年にサンシャインシティの

開業に合わせて制作されたもので、片岡画伯が

原画を描き下ろし、同画伯の監修のもと壁画家の

ルイ・フランセン氏が造形を担当しました。

これまで「サンシャイン60」地下1階のメインエント

ランスを飾っていましたが、今春、サンシャイン

シティがリニューアルされる一環で移設されること

になったものです。

中略

「江戸の四季」は江戸時代、いろいろな場所から

眺められた霊峰富士が力強いタッチで描かれて

います。

今回の移設にあたっては、日本交通文化協会も

かかわる「クレアーレ熱海ゆがわら工房」に壁画

を一度運び、陶板のブロックをばらして一つ一つ

洗浄した上で組み立て直しました。

設置された場所は、池袋駅から歩いて行くと丁度

入口正面にあたります。自然光の中の壁画は地下

の照明の下で見るのとはまた違い、ぜひご覧に足

をお運びください。

来賓で出席された画伯のお嬢さんの片岡佐和子さん

は「これは母が73歳の時の作品です。

きょう外の光の中で見ると一層鮮やかで、母も喜ん

でいると思います」と語っておられました。

〔参考:「公益財団法人 日本交通文化協会HP」

より〕

ウルトラマンもいましたよ!

その先に目的地の豊島区立東池袋中央公園

ありました。

 

 

 

 

 

 

 此処は巣鴨プリズンのあった場所ですね。

公園だけはひっそりとしています。

奥にがありました。

この場所は巣鴨プリズンの絞首台があった場所だ

そうです。

表面に「永久平和を願って」と刻まれています。

裏面には

第二次世界大戦後、東京市谷において極東国際

軍事裁判所が課した刑及び他の連合国戦争犯罪

法廷が課した一部の刑が、この地で執行された。

 戦争による悲劇を再びくりかえさないため、この

地を前述の遺跡とし、この碑を建立する。

  昭和五十五年六月

と書かれていました。

巣鴨プリズン

江戸時代の「石川島人足寄場」は、明治維新に

より幾度かの名称変更を経て、「石川島監獄署」

となりました。

 明治28(1895)年、北豊島郡巣鴨村(現・豊島区

東池袋)に移転、「警視庁監獄巣鴨支所」と改称、

その後「巣鴨監獄」「巣鴨刑務所」と改められました。

 「巣鴨刑務所」は関東大震災で被災し、昭和10

(1935)年に府中市へ移転し「府中刑務所」となります。

 「巣鴨刑務所」の跡地は昭和12(1937)年に「東京

拘置所」となります。

 昭和20(1945)年11月、「GHQ」は接収した「東京

拘置所」を利用してA級・BC級戦犯容疑者の収容、

刑の確定後の刑の執行を目的として「巣鴨プリズン」

(Sugamo Prison)を開設しました。

 昭和27(1952)年4月に「巣鴨プリズン」は日本に

移管され「巣鴨刑務所」となり、

 昭和33(1958)年に最後の戦犯が釈放され、「巣鴨

刑務所」は昭和37(1962)年に閉鎖となります。

 昭和33(1958)年に「東京拘置所」が「巣鴨刑務所」

に併設して復元されますが、昭和46(1971)年に小管

へ移転します。

 「東京拘置所」の跡地は「サンシャインシティ」や

「東池袋中央公園」等となっています。

〔参考:サイト「Discover 江戸旧蹟を歩く」より〕

此処で冥福をお祈りしました。

池袋駅に戻る途中「宮城ふるさとプラザ」がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後はいつもの酒場に移動して献杯!

これで「池袋探検」レポートを終わります。