「目白文化村遊歩」10:相馬坂脇 おとめ山公園と林泉園! | 今日は何をレポートしようかな?

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 中村彝アトリエ記念館を出て崖を下ります。

目白文化村周辺は高低差が凄いです。

今回初参加の方、ご近所なのでしょうか?自転車

で来られた方がいらして、崖を下る際みなさんで

協力するという微笑ましいシーンが見られました。

住宅街には十二単という可憐なお花が咲いてい

ました。

実は「十二単」というお花、恥ずかしながら初めて

知りました。

参加者から教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 車道に出ると「相馬坂」の標識がありました。

説明文を読んでみます。

相馬坂(そうまざか)

この坂 に隣接する「おとめ山公園」は、江戸時代

には将軍家御鷹場として一般人の立入りを禁止

した御禁止山(おとめやま)であった。

この一帯を明治時代末に相馬家が買い取って屋

敷を建てた。

この坂は新井薬師道から相馬邸に向け新たに通

された坂道であるため、こう呼ばれた。

〔説明板より〕

一行はその おとめ山公園に入りました。

新宿区立おとめ山公園

 おとめ山公園は落合崖線に残された斜面緑地

です。

江戸時代、おとめ山公園の敷地周辺は、将軍

家の鷹狩や猪狩などの狩猟場でした。

一帯を立ち入り禁止として「おとめ山(御留山、

御禁止山)」と呼ばれ、現在の公園の名称の由来

となっています。

  大正期に入り、相馬家が広大な庭園をもつ屋敷

を造成しました。

のちに売却され、森林の喪失を憂えた地元の人

たちが「落合の秘境」を保存する運動を起こし、

昭和44年(1969)にその一部が公園として開園

しました。

 その後、自然と歴史豊かなおとめ山公園を核

に緑や湧水の保全拡充を図り、あわせて地域の

レクリエーションの場や防災拠点を創出するため、

公園の隣接地を取得し「区民ふれあいの森」とし

て公園の拡張整備を行いました。

(平成26年10月拡張区域開園)

 園内は、湧水による流れや池、樹林地、原っぱ

など様々な自然があふれており、新宿区の貴重

な財産となっています。

〔参考:「新宿区 HP」より〕

広々としており、土曜日ということもあって子供達

などみなさんが思い思い楽しんでいます。

 

 

 

 

 

 

 さらに奥に進むと回遊式庭園っぽい場所があり

ます。

林泉園

国指定名勝『旧池田氏庭園』や城郭を都市公園

とした「千秋公園(秋田城跡)」「岩手公園(盛岡

城跡)」を手掛けた近代を代表する造園家のひと

り・長岡安平により築造された庭園は大正3年?

4年?に完成。

落合崖線の起伏や自然を活かした回遊式庭園

は「林泉園」と呼ばれたそうで、現在も公園内

に残る“流れ”や池泉は往時からの遺構。

ちなみに水源である落合崖線からの湧水は

「東京の名湧水57選」にも選定されています。

また近年(2014年)に開かれた「みんなの原っ

ぱ」の芝斜面は相馬子爵邸時代の庭園の姿を

復元したものとのこと。

〔参考:サイト「おにわさん」より〕

一行はおとめ山公園を出ます。

これで遊歩の場所すべてコンプリートしました。