北千住の後は日比谷に立ち寄ってみました。
地下鉄・日比谷駅から地上に出ると目の前に
あの歴史建築物・第一生命ビルがあります。
今は後方に高層ビルとつながっていて、新たな
名称が「第一生命 日比谷ファースト」になった
ようです。
第一生命 日比谷ファースト
1938(昭和13)年 渡辺仁・松本与作
本社屋である東京・日比谷の「第一生命館」は、
昭和13年(1938)に渡辺仁・松本与作の共同
設計で建設されました。
終戦後、昭和20年(1945)に連合国軍総司令部
(GHQ)庁舎として接収され、マッカーサー総司令
官は東京に進駐した当日に、都内を車で視察し、
複数あった候補の中からこのビルを選んだとい
われています。
第一生命館では、現在でもマッカーサー総司令
官室が保存されています。
(※通常、一般公開はしておりません)
平成7年(1995)に「第一生命館」は、隣接する
「農林中央金庫有楽町ビル」と一体化させた上
で中間に高層階部分を増築し、「旧名称:DN
タワー21(第一・農中ビル)」として改装されまし
た。
その為フロアの高さが異なり、低層部分=本館
の8階部分のS階が新館の6階と繋がって
ます。
外装は花崗岩を主とし、装飾を排したシンプル
なモチーフの力強いデザインでまとめられて
います。
一体化した農林中央金庫有楽町ビルも渡辺
の設計でした。
第一生命日比谷ファーストは戦前最後の現存
する大規模建築として、東京都選定歴史的
建造物に選定されています。
〔参考:「千代田区観光協会 HP」より〕
中にギャラリーやカフェがあるようです。
玄関先に「お気軽にお入りください」とあるので
気軽に入ってみました。
中に入ると・・・守衛さん以外誰もいません。
重厚な建築です!
奥に進むと確かにギャラリーがありました。
第一生命ギャラリー
日比谷本社1階に第一生命ギャラリーを開設
しています。
当社は、企業メセナ活動の一環として、現代
美術の展覧会「VOCA(ヴォーカ)展
(The Vision of Contemporary Art)現代美術の
展望-新しい平面の作家たち」のVOCA賞等
受賞作品を所蔵し、同ギャラリー・ロビーで定
期的に公開しています。
また、年に数回、VOCA展受賞作家の個展を
開催し、作家の方には発表の場を、一般の方々
には入場無料で気軽にお楽しみいただける
美術鑑賞の場をご提供しています。
〔参考:「第一生命 HP」より」〕
なかなか立派な絵画を鑑賞することができまし
た。
ビルを出ます。