先ずは現存する相模国分寺に向かって歩き
ます。
坂を上ると国分寺への案内板の手前に大きな
欅がありました!
説明板も出ています。
海老名の大ケヤキ
国分寺参道の入り口にある、幹周り9.2m、高さ
12m、推定樹齢580年の大けやきは、昭和29
年に県の天然記念物の指定を受けています。
けやきはニレ科の落葉樹で、ほうきを逆さに立
てたような木の形が特徴的です。
高さは20~40m、葉のふちに鋭いギザギザが
あり、秋には黄色や赤に色づきます。
この辺りは大山道の国分宿があった所で、
けやきの大木は旅人の目安ともなり、多くの旅
人がこの木の下で休憩を取りました。
このけやきにまつわる伝承としては、相模湾が
深く内陸に入り込み、この辺りが入り海だった
頃、一人の漁師が船をつなぐために打ち込んだ
ケヤキの逆さ杭が根付き、枝を張って大木にな
ったとの言い伝えがあります。
このため「逆さけやき」とも呼ばれています。
〔参考:コラム「観光かながわNOW」より〕
こんな高い場所まで海だったんですかー?
驚きです。
さらに坂道を上ると相模国分寺です。
案内板があり、この辺りに遺構がたくさんある
ことが判ります。
では境内に入りましょう!
高野山真言宗 東光山 国分寺
相模国分寺は西に大山、丹沢系を望み、南北
にのびた丘陵の県央のこの地に建立された
当寺は、聖徳太子の17条憲法第2条、「篤し
三宝を敬へ、三宝とは仏法僧なり。即ち四生
の終帰、万国の極崇、何れの世、何れの人か
この法を尊ばざる。
人甚だ悪しきもの鮮し、能く教あるをもて之に
従ふ。
それ三宝に帰せずんば、何を以って枉れるを
直さん。
との理想を、聖武天皇によって実現されたお
寺です。
〔参考:「高野山真言宗 相模国分寺HP」より〕
こんな近くにこんな場所があったとは・・・迂闊
でした。