さらにいわな坂を上ります。
住宅街にありました!井戸です!!
「御所台の井戸」と書かれた標識があります。
そして説明板も。
御所台の井戸(政子の井戸)
征夷大将軍となった源頼朝が鎌倉に幕府を
開くと、関東諸国の御家人が鎌倉に駆けつけ
るための道が作られました。
区内には、保土ケ谷税務署脇から横浜清風
高校(旧明倫高校)方面へ向かう”かなざわ
かまくら道”があります。
その途中の急な坂道(磐名いわな坂)を上ると、
右側に四阿(あずまや)のあるひっそりとした
一角があります。
ここが政子の井戸とも呼ばれる「御所台の
井戸」です。
政子とは、頼朝の妻で、頼朝の死後に実質的
に将軍のしごとを行い”尼将軍”と呼ばれた
北条政子のことです。
この井戸の水を政子が化粧に使ったという言
い伝えがあり、この一帯が政子の所領する
土地だったのではないかという説もあります。
江戸時代以降でも、天皇や将軍が保土ケ谷
宿の軽部本陣に立ち寄ったときには、この
井戸の水が料理に使われたそうです。
昭和の初めごろまで、このあたりには清水が
流れていたそうで、「尼将軍政子の井戸は
あふれいて朝(あした)涼しく蟹あそぶなり」
という詩も残っています。
〔参考:「保土ヶ谷区 HP」より〕
こんなに急で狭い“かなさわ・かまくら道”を
歩いて鎌倉まで行くなんて・・・何時間掛かる
んでしょうね!?
昔の方はよく歩きましたね!驚きです。
感動を胸に秘め(?)、保土ヶ谷から一気に
渋谷に向かって一人打上げ!!
美味しかったなー・・・豚の角煮やメバルの煮つ
け・・・この汁をご飯にかけて締め♪
帰りは建設中のビルが見送ってくれました。
これで「保土ヶ谷探検」レポートを終わります。