前回の記事、 中学受験塾に入る前に、家庭でやっておくこと ① で、

どらえモン と ちびまる子ちゃん の 学習マンガ(おすすめ)を一冊ずつ紹介しましたが、

他のはどうなの?って気になるところです。

 

以前、 どらえモン(集英社)を中心に、中学受験に使えそうな 学習マンガを 20冊以上、大人買いしました,

(現在、生徒さんへの貸し出しで使ってます。)

 

どらえモンシリーズは、日能研の指導で書かれたものが多いので、まあ、買って損はないのでしょうか? (なぜに疑問系?)

 

 

算数系は、ちょっと マンガ効果は低いかなと 感じました。

のび太くんに問題発生、どらえモンが、中学受験算数を使って解決!

これって、どこのお姫様? え、なんで宇宙人が急に襲ってきたの? なんで、この宇宙人、こんな細かい条件つけてくるの?

いろいろ、ありえないシチュエーションを理解しないと、読み進んでいけません。

うーん、もっと 手っ取り早く・・・・・・・・

 

おすすめなのは、国語の言葉、慣用句・ことわざ系。 

ほとんど、はずれはないように思います。

国語だと、数人のキャラクターが、怒っている、困っている、喜んでいるなど、シチュエーションを理解するのに、

描かれた表情や、その変化が とても役に立つのです。

文章の心理描写を読むより、人間関係が、はるかにわかりやすいのです。

言葉、慣用句・ことわざ系で、学習マンガが おすすめなのは、そういう理由です。

 

 

算数  

①5桁とか6桁の数字を使った 加減乗除の 筆算

特に 乗算 と 除算 が 大事です。(乗除算には加算・減算も入っているので、この二つをやっていれば十分です)

計算が得意というレベルになるまでやりこんで欲しいです。 

 

時間をかければできるレベルでは、中学受験では何の役にも立ちません。

入塾後 絶対に苦労します。

 

私は日商簿記検定1級の資格持ちですが、

トップレベルの私立中学に入るような生徒さんのほとんどは、私より計算問題を解くのが、はるかに速いです。(ぐはっ)

 

国語

漢字は当たり前すぎるので、ここには挙げません

 

①言葉を覚える

大人なら理解できるかと思いますが、

英文法ができても、知らない単語 が たくさん入った 英文 は理解できないということです。

日本語でも同じです。

 

おすすめなのが、

・ちびまる子ちゃんの表現力を付ける言葉教室(集英社)

・ドラえもん 国語面白攻略 言葉の力がつく(小学館)

の2冊です

 

ちなみに、2冊に対する私の感想ですが、

 

ちびまる子ちゃん のほうは 4コマ漫画中心です。

ドラえもんより、シチュエーションが細かく、具体的なイメージがしやすいです。

なので、自分が言葉を実際にどのような場面使うべきか、わかり易いように感じました。

 

ドラえもんは 3コマ漫画です。

シチュエーションよりも、パッと見のわかり易さを重視している感じで、そこが長所かなと思います。

さっさか、読み進むことができるのは、こちらです。

 

で、どちらを選ぶか ?

答え: 両方、やれば 良い と 思います! (笑)

 

追加

今、掲載されている言葉の索引を見比べたんですが、2冊、重なっている単語がとても少ないことが判明。

個人指導のとき、2冊とも貸し出していたので、チェックしてなかったのですが、

両方やらないとダメじゃん・・・・・・・・

 

 

 

私が大学受験をしたのは、うん十年前、それ以降、単語を覚えなおしていないにもかかわらず、
なぜか、ほとんど 忘れていないのです。

 

で、 うん十年後、よく似た方法が一時ベストセラーになっていました(大学入試英単語瞬間記憶法だったかな) 

その方法を説明します。

私は、当時、赤尾の豆単(旺文社)という 単語帳を 使っていました。

勉強方法といえば、通学の電車の中で読むだけ・・・・・・・・

1周目、
記憶するぞ!という感じではなく、一単語ずつ、単に読んでいきます。
 

2周目以降

1周目と同じですが、読みながら、わかるかどうか、チェックを入れていきます
一度目でわからないと、判断したけど、なんとなく知ってるかな というのが わかる に 変わっていきます。(うれし~)

3周目以降

相変わらず、覚えようとはしません。なんとなくわかる から わかる に 変わるのを期待して
読んでいるだけです。でも、何度も読んでいるので、わかる単語が少しずつ増えてきているのを感じます。(うれし~2)
 

単に読んでいるだけなので、一周、読むのに一週間ぐらいしか かかりません。

結局、2ヶ月ほどで、4000語(中学レベルも入ってます)のうち、覚えにくい1割を除いて、ほとんど なんとなくわかるようになりました。

 

 

今考えるに、使った教材がよかったように思います。赤尾の豆単は、中学レベルの単語や、日常生活で使うカタカナ英語も入っているので、一度読むと、わかる単語がけっこう増えていくので、とても楽しかったのを覚えています。

 

 

で、うん十年後、

えっ ほとんど  忘れてないんだけど・・・・・・・ と 驚くことに!!