こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
私は2年前からA.I.(人工知能)の動向に注目しています。
クライアントの今後のビジネスやキャリアを考える上で、A.I.が働き方に与えるインパクトは無視できないからです。
英国オックスフォード大学の調査レポートによると、20年後、今ある仕事の50%はなくなるそうですが、実際にはもっと早いと私は考えています。
こういう話をすると「仕事がA.I.に奪われる」「仕事がなくなる→収入がなくなる→生活できなくなる」と不安を感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、私はむしろ、A.I.が進化して、仕事がなくなる時代を楽しみにしています。
私が思い描いている未来は、A.I.の進化によって、生きるために働く時代(お金を稼ぐために働く時代)が終わるという未来。
今年のダボス会議でも、ある学者が「完全失業社会を目指しています」と満面の笑みで話していました。
この学者さんは「人を労働から解放する」ことを真剣に考えている人です。
お金を稼ぐために働く時代が終わるということは、お金の概念も変わるということ。
たとえば、生活するために働く必要がなくなったとしたら、あなたはお金が欲しいですか?
それとも、無給でも働きたいと思うでしょうか?
「お金のために」ではなく、「人生の充実のために」好きな仕事をする。
「生きる」ということを考えた時、これが健全な姿だと思うのは私だけではないと思いますが、あなたはどう思いますか?