スミマセン、はしゃぎすぎました。しかしです、
去年の10月ころからのことです、「しゅっぱん2.0(2.1に改編準備中)」の行き方に、ちょっとした疑問というか不満というか、そして世の中の風向きが、ちょいと変わり始めたと感じて、「深イイ哲学」 ってのを連発するようになりました。
連発と言っても記事に明らかに書いたのは二、三発ですが(笑)。
来るぞ来るぞと思ってたら、『超訳 ニーチェの言葉』が今年の1月に。でも、これはちょいと食いたりねえや、と思っていたら、5月になって例の白熱教室が本になった。そうです、ハーバード大サンデル教授の、『これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学』でした。
いまコンビニで買って来た今日発売の週刊「東洋経済」の「哲学」特集も、このサンデルを、かぶってはいる。で、「実践的」とか「政治哲学」とか形容詞がくっついてはいます。しかし、えんじんに言わせりゃ、はなから「哲学」は実践的です。「針の先っぽに天使が何人乗れるか?」というスコラ哲学でさえ(笑)
セカイカメラの開発で知られる井口尊仁さんは、プログラムを含む「ITは哲学である」と学生のころから直観し、いまでもそう主張し続けている(笑)。いまさらテツガクいうまでもなく、やってる人はフツーにやってきたわけでもあります。そこを、この特集は、時代の来し方、行く末の「背景」をグッサリ押さえて、さすがにうまくフィーチャーして面白い。
政治哲学、経済思想に、なんで佐藤優や副島隆彦が一冊も出て来ないのかは不満ながら、大好きなシジェクの一冊が挙がっていたので、溜飲(笑)。加えて評者氏が、「ソ連の失敗を受け、自由主義者は『共産主義自体が否定された』と言う。その一方、グローバル金融危機に対しては『自由主義自体が否定されているわけではない』と言い、イデオロギーの問題ではないとも言う。まぬけ! 肝心なのはイデオロギーなんだよ」という一節を引いてくれているのは痛快でした^^
さて、編集子が指摘してみせてくれる時代の来し方、行く末もまあわかる。しかし、淵源、なんの淵源かというと、「ノウハウ」「ノウハウ」言って哲学が、たんなる難解ホークスに見なされてしまうようになったのには、えんじんとしては「一般教養科目」の崩壊もあったと思う。
まあ、時代の来し方としては同じ多勢に無勢の顛末ではあるのですが。
「一般教養課程」の崩壊については、このあとすぐ!
哲学特集関連でこの本が、11位にランクアップされてたのも、良かったです。
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