「文学」の終焉と、「紙の本」が亡びるとき・・・ | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

この本は、まだ紙の本だが、

紙の本が亡びるとき?/前田塁
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「文学」の終焉と、紙の本の亡びるときを重ね合わせるように書かれている。


最終章、短いあとがき、あるいはこの本の終わりに


の最後の二行を読んで、ちょっとウルウルしてしまった。


彼や彼女たちこそが「紙の本」を疑わなかった最も終盤の世代であって、文学や本に彼らが示した愛着が、どこかでぼく(たち)を作ってもいるはずだから。