mental
━━ a. 心の, 精神の; 知的な; 頭の中で行う; 精神病の; 〔話〕 気の狂った.
━━ n. 〔話〕 精神病患者.
「メンタル」というと、「精神的な」という訳語を思いつく人が多いと思います。
それはそれでまったくかまわないのですが(笑)、
mentalって、mindの形容詞形なんです。
精神というと、どちらかというとスピリットspiritを想い出したりします。
わたしもときどきそうなりますが(爆)、
精神病のこと、「アタマがおかしい」って言ったりします。
「気が狂いそう」ってことですね^^;
この「気」も東洋では、広義のマインドに近い言葉です。「元気」、とか「気分」とか。
で、メンタルは、
派生元の言葉を強く意識して言えば、「マインド的」「マインドの」という形容詞ですね。
吉本隆明さんの本に『心的現象論』がありますが、この「心的」はどちらかという生命と物質の境界域にあるXとしての「心」と言っていいもので、チョー特異です。生命現象の「特異点」としての「心」という領域というか。
もうひとつ日本語の「心」に相当する英語にはheartがあります。
「Yahoo!知恵袋」に、恰好のクエスチョンアンサーがあったので、引用します。
mind と hea
rt の違いがよく分 かりません。
教えてください。
ベストアンサーに選ばれた回答mucy_mucy_ucymさん
質問された方は I had a mind attack とか、I haven't made up my heart yet などの表現が×であることを十分に承知で質問されておられると察します。それを前提に考えると、この質問はかなり難しい質問ですね。
精神活動・感情としての mind と heart を比較すると、heart は最奥部にある内的な「深い心」で、mind はその heartと外部をつなぐ「浅い心」のような感じがします。ですので、heart のほうは、Cross my heart and hope to die のように重々しく、また、I understood the reason but I couldn't accept it in my heart のように、静的で中身をそう簡単に変えることはできませんが、mind のほうは、たとえば、I changed my mind、あるいは、The idea came up to my mind に見られるようにくるくる変わっても良いものと表現されているようです。
答えになっていないような答えでごめんなさい。
さらに近い言葉で、違いがわかったようで実はよくわかっていないと思われる英語にsoulとspiritがあります。
heart mind soul spirit
まあソウルは「魂」なわけですが、もっとも大雑把には、どれも「心」の親類のように思えます。
さらにさらに、「意識」consciousnessがあります。
英語よりも古いギリシア語のサイケデリックのサイキpsycheは、
Spirit, Soul and Mindを、すべて指す言葉のようです。
心理学psychologyは、このサイから来ている言葉です。会話というか、ジャーゴンでは、メンタルとサイコ(psychopath)は、ほぼ同じ意味です。
言葉にも、歴史上の登場順があります。
いま手元に語源辞典がないので、正確なことは言えませんが、
mindは、どちらかというと「思考」というニュアンスが実は強い。
mindは頭にありま
す。brainとほぼ 、同じと考えていいで しょう。mindの形 容詞はmentalで すが、mental diseaseは精神 病のことです。そう、 頭の病気です。
heartは心臓のことです。mindと紛 らわしいのは、どちら も「心」という訳語で 共通するからです。h eartはmindの 「知」に対して「情」 のほうです。hear t diseaseは 心臓病です。
mind:(思考・判
断・知覚・感情・意思 などの働きをする)心
いきなりですが、シンプルマッピングは、
「思考の地図化」です。
しかし、思考の背景(地)には、感情が伴っています。
そろそろ、ダマシオ先生の出番のようです^^
- 感じる脳 情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ/アントニオ・R・ダマシオ
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「学習」と、意欲や信念も関係大ありです。
シンプルマッピング本最新刊『A6ノートで仕事を超仕組み化しなさい』のキーワードの一つは「学習」です。
そして、「サイクル」です。
感情や気分に関連して「ユーモア」というのがありますが、
これもとは、「体液循環」に関係する言葉でした。
日本語でも「血の巡りが悪い」などと言います。「アタマに血が上る」というのも気になります(笑)
シンプルマッピング理論研究班は、LDSPサイクルの、もう一つ奥のレイヤーにひそむテーマについてリサーチを始めています。
その一端はすでに、本書のコラムの一つ「パルテノン信念」で触れられています。
