耐性 | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks
麻薬やギャンブルの興奮は、快刺激を伝達する伝達物質であるドーパミンの放出を増やし、それがある部位の神経細胞の受容体に結合することによって、神経細胞が活動電位(スパイク放電)を活発に発生させ、めるくめく興奮を生じさせる。(中略)

ところが、薬物にしろ、ゲームにしろ、同じ刺激を繰り返しているうちに、以前ほど興奮が得られなくなる。日常的な感覚で言えば、それは「飽きる」ということであり、医学的には「耐性」ができたということである。脳の細胞レベルでいうと、神経細胞が入力刺激に対して「脱感作」(感受性を失うこと)を起こしたということである。というのも、神経細胞は興奮しっぱなしの状態になってしまうと、消耗して死んでしまうため、それを避けるための生体の防御反応なのである。

脳内汚染 (文春文庫)/岡田 尊司

¥600
Amazon.co.jp

こういう「ゲーム性」は、仕事などにももちろんあって、飽きてまた回復して、ということを繰り返していることに気づかれるはず。


疲れたと感じるときは、生体がダウンしてしまわないうちに、回復を図ろうとしている信号なので、いきなり放棄するくらいがちょうど良かったりすることもあるということです。


もちろん、そうすることでまたやる気が、むくむくと頭をもたげてくるという意味で。


逆に、無理してでも続ける必要があるような場合は、より大きな刺激を設定するという行き方もある。


まあ、この本では、それが「やるのも地獄、やらないのも地獄」という依存症の状況の始まりになるという話になっていくわけですが(爆)


もう一つ、


脳の欲望 死なない身体―医学は神を超えるか (講談社プラスアルファ文庫)/野村 進
¥882
Amazon.co.jp

これも、いろいろ教えられる本です。

どとらも、最近の脳科学ブームに、別の方向から照明を当ててくれる本です。


実は、


デジタルネイティブの時代/木下 晃伸
¥1,575
Amazon.co.jp


この本とガチンコ併せ読み中の2冊です。


ペタしてね