なぜ、この組み合わせになったのか、覚えていませんが、
みみずくと布袋さんです。
境内の露店で、猫の置物を買ったとき、
主が、「これも持ってって」と手渡してくれたオマケでした。
いまでも、この2体を見ると、ちょっと安らぎます。
そろそろ汗ばむ陽気の初夏だったと思います。
飼い猫の話に花が咲き、気が付くと小一時間も、
その露店の親爺さんと立ち話していました。
ちょっと悲しい話題だったのですが、
このオマケを眺めていると、幸福な気持ちになれます。
話、飛びますが、「気持ち」を重視した仏教の教え、というか理論と言っていいものに「唯識」があります。気持ち以上に「認識」というテーマまで含むものですが、
唯識3年、倶舎8年、などと言われて、理解するにはそれだけかかるんだそうですが、
「幸せ」とか「幸福」とかいうものも、そういう「唯識」的なものかもしれません。
前の記事で少し触れた、弘法大師空海の「十住心論」も、
壮大な天に聳える伽藍のような意識の階梯を表したものですが、
肝心なのは、サイクルとしてこれをつかめるかどうかだと、
みみずくと布袋を眺めていると、思えてくるのです。
