1997年のエディトリアルワークです。
当時まだ、書き下ろしの文庫本に、こういうコラムとか、フットノートを入れるという設計は珍しかったと思います。ひょっとすると初かもしれません。
若気の至りで、「構成演出・岡田啓司」などと、クレジットしちゃったりしてます(爆)
まあ、たしかに編集には、そういう側面、なくもありません。
舞台とか展示とか、シンポジウムとか、連続公開講座とかの企画構成を考えると、そのとおりでもあります。
「映画を作るように本を作りたい」という気持ちの表れでもありました。
【坂井直樹『創業人のススメ―アントレプレナー・ノート』1997年2月 徳間文庫】
コラムやフットノートを組み込むという編集構成は、総合誌、雑誌編集のエディトリアルの延長、「総合誌の感覚」を単行本に持ち込むということに近く、その後もこういう仕事は続きます。
もっとも、この編集構成ができるのは、それだけのコンテンツを著者が持っている場合に限ります。
『A6ノートで思考を地図化しなさい』にも、この演出構成は活かされています。
最近、アイデアの泉が湧くツボ押しにはまっています。
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