丸善2008「あなたのベスト本」投票結果について(2) | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

今回は結果分析というよりは、投票「結果を告知する」ことによる、


その波及効果、広告効果測定に近い話です。


自分のエディトリアル・ワークよりも、他の方の毛色の違う本をウォッチするほうが役に立つことが多いので、そのつもりでいるのですが、ちょっとそうも言ってられなくなりました^^;


やはり、ランキング「ベスト10」にどうせ入るなら、

どんなランキングであれ、


1位を必ず奪取せよ!を確信させる現象が起きています。


すみません、『A6ノートで思考を地図化しなさい』の話です^^;。

(アマゾンキャンペーンと違って、「奪取」と言っても、投票の場合は、清き一票をと、お願いするのが関の山で、まあ、それだけの本を完成させておくしか、ないわけですが)。で、何が起きているのかですが・・・


編集機関のシンプルマップ的ネタ帖:ProScript for Editorial Works-午後1時前


今朝9時前頃には確か、800位だった、『A6ノートで・・・』、午後1時過ぎてから、300位台になっています。


編集機関のシンプルマップ的ネタ帖:ProScript for Editorial Works-午後1時20分頃

アマゾンの売れ行きランクは、24時間分のデータを貯めながら、1時間おきに更新されますので、この300位台ランクは、お昼休みに購入された方たちによる売上げがカウントされていることになります。


いや、500位分、1000位分の乱高下は、アマゾンでは珍しくないので、

この触れ幅自体は、どうってことありません。


注目は、丸善投票結果発表直後の状態との比較です。


昨日は、1000位台から700位台を推移して、発売から1ヶ月目のまあまあ売れている新人著者の本としては、フツーに大人しくしていたわけですが(笑)・・・・


今朝から昼時間にかけて、いきなり500ランクアップの300位台です。


これは、丸善投票結果が波及した成果と推定できます。


勝間本ほかは、もともと売れ筋なので(爆)、さほど大きな変化は見られないのです。


はい、ではあの注目の3位『「「地価」はつくられている』は、どうでしょう?


なんと、10000台のオーダーでランクアップ!し、現在37551位です(昨日午前8時半ころ70000位台でした)。


これは、告知効果というか、

もう発掘効果としか言いようがないと思います(ロングテールのツブツブがひしめいているとしても)。


「埋もれた名著の発掘」

「優れた無名新人本の期待のプロモーション」


この二つの効果が、丸善読者投票のような手法で実現できるのでは、という仮説が生まれます。


アマゾンのランキングは、特異なものです。なぜなら、写真集、ファミコン必勝法、ムック本などなど、とにかく売れた部数以外の価値基準は、そこには存在しないからです。まだ実書店に並ばない、予約販売もカウントされます。


まるで、デイトレードというか、日計り商いというか、24時間分のデータしか表示してくれません。


ちょっと前まで、アマゾンのWebサービスのAPI(ApplicationProgrammingInterface)を使った、JUNGLE SCANというというサイトがあって、ここで所望の本の書名を入力すると、それこそ株価推移グラフのように、最長1年分の売れ行き推移を、折れ線グラフで表示してくれたのですが、いまはもうダウンしています。


近いのは、RankForestですが、残念ながら、Amazon.comからのデータにしか対応していないので、Amzon.co.jpの本、つまり私たち日本の本のデータを見ることはできないのですが。


参考までに、まあ気に入ってる洋書の1冊「マインドハックス」の売れ行き推移グラフをリンクしときます。


Mind Hacks : Tips & Tricks for Using Your Brain (Hacks) - Tom Stafford < Rankforest


翻訳も出ていて、この時間帯で、7,912位。3年ほど前の本ですから、売れているほうです。

本国では、20000位台ですが。


丸善投票結果とアマゾンランキングを、併せ読みすることで、

前回エントリに書いた、「川面から、地層まで」を串刺し的に展開する、プロモーションメソッドの絵図が、できつつあります。


PS.

あ、そうそう、誰か日本版Rankforest 、作ってくれませんか?


PPS.


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