「放射思考」の歴史を歩く(3)─漢字 | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

結論から、先に言います^^


ベルグソン流に。


漢字は、すでにマップです。そこに、もう放射思考が動いています。


編集機関のシンプルマップ的ネタ帖:ProScript for Editorial Works-甲骨文字


日本にはさらに、仮名、片仮名があります。この、漢字カナ交じり文の日常を馬鹿にしちゃいけません。


上の写真は、最古の漢字とされる甲骨文字。ところで、


ある種のマインドマップ至上主義?な連中の発言を聞いていると、漢字をすべて廃止して、全部カナにしようとか、エスペラント語にしてしまえとか、そういうかつて存在した、どうしようもなく脳天気な輩のことを思い出します(笑)。


黒船亭のカレーライスと、インドのカレーを比較して、

どっちが本物?、みたいなナンセンスな中身のない話が多すぎて、

これじゃ、ブザン先生も呆れるに違いない。


まあ、そんなことはさておき、


漢字はさらに、それ自体「イメージ(絵)」です。


いまさらながら、

漢字は象形文字です。かつ表意文字です。


アルファベットも、最初は象形性を持っていたようですが、いまじゃ、一文字ではなんの意味も持たない、表音文字に過ぎません。


と思っていたら、abcdに、それぞれ意味を対応させた「アウストラル国」という国があったことを発見しました。


a =火、e=空気、てな感じです。


エンジンが大好きなというか、大尊敬し、恐れながら目標としている人物でもあるウンベルト・エーコ先生の本、


『セレンディピティ―言語と愚行』


という本の中で見つけました。



日本人がマッピングするとシンプルになるのには、理由があります。その一つが、漢字文化です。


こう言うだけで、日本通のブザン先生なら納得してくれるでしょう。


次回は、漢字の筆順と、マップの「枝ぶり」について書こうと思います。


枝ぶりのついでに、盆栽についても(爆)