小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」 -21ページ目

小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」

「ガード下学会」「横丁・小径学会」活動の報告および、予定などをお知らせします。

次作の新書は今秋9月1日発売の予定になりました

実は、昨秋発売に合わせて原稿は書き上げたんですが、なにぶん、ちょっと入稿が遅れたため、発売が大幅に遅れてしまいました。あまりにも遅くなるようなら他社にお世話になってもいいかな、とも考えましたが、先方の事情とはいえ編集長とともに進めてきた企画のため、当初の予定どおりの版元から発売されることになります。いつもどおりの「まち歩き」本ですが、今回はちょっとセンセーショナルな切り口になっています。

「大人の社会見学――あなたの知らない東京駅」、本日再放送ですって!
NHK BSプレミアム「大人の社会見学――開業100年! あなたの知らない東京駅」、今日、2月5日、1時間番組に圧縮してプライムタイムに再放送されるそうです。数日前、連絡がありました。
実は「大人の社会見学」は、シリーズ化へのパイロット番組としてスタッフたちが制作していました。ただ、NHKとはいえ、視聴率をあげなければシリーズ化はできない、ともおっしゃっていましたが、まずは番組が好評、とのことで、再放送化が決定。第一関門突破? といったところでしょうか。まずはスタッフの皆さん、よかったですね~!
ちなみに、小生が荒俣さんと出演しているところは、カットされずにそのまま放映されるそうです。(見てはいませんが、ディレクターの話を聞く限り、もうそれ以上カットはできないと思います)
たまには、仕事を早く切り上げて、帰宅途中、飲み屋で自分が出るシーンでも見ようかな、と思いう思いもよぎりましたが、今晩も目一杯働きま~す!


気が重かった講演が終了しホッと一息です

品川区での「江戸を訪ねる東京のんびり散歩」の講演が終了し、ホッと一息。大学のエクステンションセンターでは乞われて江戸ネタも多少やっていますが、心はずっと前に江戸から離れてしまっているので、この江戸ネタ、小生にとってはかなりきついテーマでした。でもとにかく終了。とにかくホッ!
まだ、「ここだけは見ておきたい東京の近代建築」という講演を残しておりますが、こちらは純粋な建築ネタ。本業は去年から大掛かりな仕事を受けていて、これがなんとも大変で、ほとんど徹夜の繰りかえし、という生活を送っていましたが、それもやっと下版。あとはもう一冊、重荷の仕事が残っていますが、それさえ切り抜ければあとは通常の編集業務に戻れます。とにかく、こんな情況なので、年度内にできあがらなければならない仕事は残念ながらお断りしていますが、超激務の生活がなくなると、チョッピリ淋しい、なんて気持ちも。つくづくビンボー性だな~、と実感です。

「横丁・小径学会」遊歩がTV放映!?

昨日、「○○ですが、横丁・小径学会の小林さんいらっしゃいますか?」と事務所に電話が掛かってきました。通常、「○○ですが、○○○○の著者の小林先生いらっしゃいますか?」という切り出し方で電話がはじまるんですが、横丁学会でいろいろなところを歩いているんですよね、という話。で、テレビ出演をお願いしたい、とのこと。撮影は、今度の土曜日。うん? 突然、招集を掛けて集められる人数とカメラの中に収まるような人数、というとガード下学会の撮影のときに集まっていただいたような人数。まあ、そのくらいなら、と思いを巡らし、どうにかなるでしょう、といって話を終わろうとしたところ、どうも変。実は、まち歩きの指南役としてボクが吉本の芸人さんたちと一緒にまちを歩く、という企画でした。なに、それじゃ横丁・小径学会なんてまるで関係ないじゃない! 
今回は、ガード下学会の撮影の際にお呼びできなかった方々をお呼びして、なんて考えたんですが……。
でも、いずれ、どこかから、遊歩を撮影させてくれ、っていってくるでしょう。その際には、横丁・小径学会のみなさん、すぐにすぐ、という招集になってしまうと思いますが、よろしくお願いいたします。

徹夜三日目で~す(カラ元気?)

年末大晦日は深夜まで、元旦も朝一番で出社。で、今夜は徹夜三日目。さすが、明るさは消え、多少脳梗塞的な自覚症状も出てきていますが、「仕事は気持ちよくやろう~!」というのが小生の信念。もうすぐ、日常の勤務状態に戻れます。でも、これらの本業が山を越えても、あっちこっちの講座や講演を受けてしまっているので……。まあ、仕事を与えられているだけでも幸せと思うことにいたします(文体が暗いな~)。

新年あけましておめでとうございます!
今日も正月休み明けまでに仕上げなければならない仕事があるため、朝から本郷の事務所に出て作業を進めています。そんなとき、ふと同僚に「還暦を過ぎて、元日から仕事だなんて、幸せなのかな~、それともボクらは不幸せなんだろうか?」って問いかけたところ、間髪入れず「不幸せに決まってるでしょ!」と返されてしまいました。
ここ数年、毎年元日は午後から自宅で校正の仕事、という程度で済んでいたんですが、今年はチョッピリ、厳しい状況で年明けを過ごしています。
みなさん、今年もよろしくお願いいたしま~す!
今年も一年、ご愛読ありがとうございました。
今日は、うちの事務所の実質的な仕事納め(対外的には26日・金まででした)。今日ぐらい、早めに終えて、蕎麦屋で一献傾けてから家に帰りたいんですが、今日も深夜になりそう。
何は兎も角、一年間お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたしま~す!

昨日、友人から「夕べ、NHKのBSを見ていたら、お前が出ていたから」ってメールが来ました。父親が国鉄職員だったので、興味があって東京駅の話「オトナの社会見学――開業100年! あなたの知らない東京駅」を見ていたら、小生が登場したそうです。放送日は12月の初旬だったか中旬だったかで、日にちは聞いていたんですが、本人はすっかり忘れていた番組です。
彼によると、「荒俣宏さんって大きいね~」とのこと。若い頃、相撲部屋から声が掛かったという方だけに、確かに大きな方ですが、「男二人が、酒のつまみも取らず飲んでいた」というのは、実はちゃんとつまみはとっていました。ただ、収録の数日前、前歯の差し歯を二本とも折ってしまい、急遽、行きつけの歯医者に駆け込むものの、「もう中が虫歯だらけで、使い物にならないよ」とのこと。そこで、急遽入れ歯の仮歯を作って貰ったんですが、これがなんとも、支えがないもんですから、かぶりつく食べ物を食べると口から飛び出してしまう状態。それを押しとどめても口の中を縦横無尽に動き出す始末。ということで、つまみの焼き鳥に手を出せず……、ということでした。まあ、人生長いことやっていると、いろいろありますです。

6日(土)、「横丁・小径学会」で京浜工業地帯の「海芝浦駅」と、そのとば口の「国道駅」それに生麦魚河岸と「花月園前駅」を遊歩しました。


海芝浦駅


国道アーチ
国道外



次回は、徳川宗家のお屋敷町を歩きたいとの要望を受け、寒さが緩む3月の第一週(土)頃に「目白・徳川家」遊歩、その次には「淺草」の要望がでているそうなので「淺草・裏淺草」遊歩、ないし、春に発売予定の小生の書籍で取り扱っている「西日暮里周辺」遊歩を行いたいと考えています。
参加費は無料、一緒に歩きましょう!

いよ明日、「横丁・小径学会」海芝浦・国道遊歩行います!

久々に、半テツ(半分鉄ちゃん)のノリで、鶴見線を歩きます。
高度経済成長期、わが国を代表する京浜工業地帯を拡大させるため、海の埋め立て業者は「わが国の発展のため」、と漁民に海の放棄を迫まり、漁業権を剥ぎ取りました。ところが同時に、マル生(生産性向上運動)推進のため、この地域を走る鉄道会社は鶴見線内の駅を無人化しました。世界から「エコノミックアニマル」と呼ばれていた時代です。この高度経済成長の残した傷跡とともに、どっこい未だに残る国道の魚河岸を訪ねます。
開 催 日:2014年12月6日(土)
集合場所:JR鶴見駅構内から鶴見線に乗り換える改札口前
     京浜東北線も鶴見線も現在はともにJRですが、鶴見線が民営鉄道だった頃(鶴見臨港鉄道/戦時買収により国有化)の名残で、未だにJR構内に鶴見線への改札が残っています。
集合時間:午後1時20分(1時30分鶴見発の電車に乗ります。
     この電車に乗り遅れると、
     2時間待たなければなりませんので、
     時間厳守でお願いいたします)
内容:駅の外に出られないJR海芝浦駅、
    アーチの「国道駅」、
    生麦魚河岸通り、
    鶴見駅のガード下。
   時間があれば、大井町のガード下。
*参加費無料。一緒に遊歩しましょう。