歳をとったらどこにでも出て行こう! と思います。
ボクは、若い方のお話は、途中どんなに反論したくても話の腰を折らずに最後までお聞きし、「いかがでしょう、ご協力いただきたいんですが」という言葉に「そんなのダメだよ!」なんて思っても、決して言葉にはせず、「ご協力いたしますよ」と返します。ということで、そのあと、うちの事務所の者から、「そんな話を受けて!」なんてずっと非難囂々になったりしますが、若い方の夢に一緒に乗らせていただけるのなら、乗りたいというのがボクの本心なんでしょう。それが成功したからといって、当方にはほとんどメリットなどないんでしょうが……。
とはいえ、この手の話は現実的に結構難しいもの。ボク自身は依頼された原稿等を作成しても、なかなか彼らの夢の実現は大変そうです。
そんななか、最近、ある仕事をお断りしてしまいました。怖がらず、腰を引かず、夢に向かってしっかりと突き進むその行動力が魅力だったんですが、周囲の意見を聞き入れられないほど舞い上がってしまっている、と判断し、ご協力から下ろさせていただくことにしました。
こんな話、というか、その仕事は誰に伝えていたわけでもないし、やめたといっても、誰にも分からない筈ですが、お断りすると、数日後に、今度は東急から講座依頼の電話。どこでどう調べたのか、いいずらそうに(見知らぬ人に電話するのはボクも気が引けます。たとえ、仕事の依頼でも)言い出すので、「日にちの都合さえつけば結構ですよ」といつも通りの軽い調子でこたえると、「いえ、単発ということではなく、定期の講座として……」。先方の都合ではなく、ボク自身の都合次第、なのかと合点。とりあえず、秋からお引き受けすることにしました。歳をとって老け込むのではなく、求められたら出て行かなきゃ、と元気を出そうとしています!