通天閣には階段でのぼってくのとちゃう? | 小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」

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「ガード下学会」「横丁・小径学会」活動の報告および、予定などをお知らせします。

通天閣にどうやって登るかわかった!
先週から名古屋―伊勢―京都―大阪と、各地で取材し、夕べ東京に帰ってきました。
これらは、基本的に「横丁と路地」の取材。それと、近代建築の撮影、それにガード下ネタの再確認。それらに加え、今回はちょっぴり観光を兼ねた大坂城見物など。大阪のことがわからなけりゃ、大阪ネタの原稿も書けない、というのがその理由でした。
今回、大阪ネタで大きな疑問だったことの一つ、通天閣の下は素通し。じゃ、大阪の人たちは通天閣の上にはどうやって登っているの? というのが、小生の密やかな疑問でした。それが、今回は解決。通天閣は本当に目の前にまでいっても、通路の先、両側のビルの間からそびえ立っていて、途中の展望フロアまで上がる道筋が見えません。ところが、右手のビルの奥、つまり、通天閣の右隣には塔が建っていて、そこから、横に通路が延び、展望フロアに入れるようになっていました。こりゃ、妙案! 手前のビルまで含めた設計になってる!


小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」-通天閣


右手のビルの奥に通天閣に入るための塔が建っていています。ただし、この一般的なアングルでは現れません。ここまで、設計者の内藤多仲は考えていた?