当社のクライアントと接していると、「営業が苦手」という経営者によくお会いします。
そんな方によく言うのが、このような言葉です。
「そんなわけありません。だって、企業として経営されていますよね?お仕事が入っているわけなので営業が成功しているということじゃないですか。」
これは気休めでもなんでもなく、事実です。
受注できているから会社が運営されている。
つまり、仕事を獲ることはできているわけです。
では、なぜ営業が苦手という意識を持ってしまっているのでしょうか?
これは、人間に例えると非常にしっくり来ます。
人が異性と出会ってお付き合いを始めるとき、こういう流れをたどると思います。
出会う→お互いのことをわかり合う→お互いに惹かれ合う→付き合う
外見や人柄に何の問題もなく、むしろ良い人がなかなかお付き合いにならない。
そんなとき何が原因かというと、ほぼ間違いなく、スタートである出会いがありません。
また、この人自身も自分がモテるとは思っていないはずです。
これが、営業が苦手というトップと同じ状況なのです。
つまり、しっかり自社のことを理解してもらえば受注は取れる。
しかし、そもそも自社のことを理解してもらうための時間を作ってもらうことに苦戦しているのです。
当社ではこの状況をしっかりと把握するために、
・出会ってから受注するまでの活動を営業活動
・そもそもの最初の出会いを創出するための活動をマーケティング活動
と、呼んでいます。
つまり、営業が苦手というトップは、正確にはマーケティングが苦手という状況であることがほとんどなのです。
そう考えると、やるべきこと、取るべき対策が見えてきます。
そうです、出会いをたくさん作ることに注力するのです。
具体的には、DMを送る、飛び込み営業をする、展示会に出店する、広告を出す、テレアポをする、交流会に行く、といったところでしょうか。
色々と試してみると自社商材に相性の良い出会い方が見えてくるはずです。
相性の良い出会い方を見つける方法は、もうやる気と気合です。
これは人間と同じです笑
ぜひ、一踏ん張りして良い出会い方を見つけ、営業が得意になってください。