きっかけは、誕生日だから。
毎年、誕生日に絡めてそのときの状況や心境を書いてますので、今年も書かないと定点観測が終わってしまうなぁ、とブログの執筆に目が向いたわけです。
2年前の誕生日に社長を名乗ることになり、それから1年と数ヶ月後には創業メンバーは私一人の体制に移行した当社。
ちょうど子供が1歳頃で一人で歩けるようになりますが、タイミング的にはまさに同じ。
そして、2歳になるころにはいろいろと会話ができるようになり、3歳ともなるともうペラペラです。
社長を名乗るようになって2歳となる私。
3歳となる来年の誕生日には、考え方や立ち居振る舞い、色々と発信する内容など、さまざまな面でドシンともっと社長らしくならないとなぁなんて思ったりもします。
もちろん、失敗も反省も後悔することもこれまでにたくさんありましたが、別にこれまで自分に自信がなくておっかなびっくりで経営をしていたわけではありません。
ですが、それこそ、一人で歩くようになって色々いたずらをする子供のように、いろんなことにこれまで以上に目が向き、自分の至らなさをいろんなことで感じています。
そんな自分の至らなさを感じるたび、気付いたら自信が奪われ、ブログの更新も滞っていたのかもしれません。
弊社のビジョン、“営業効率、経営効率の改善に貢献することで、全ての働く人たちが適正に報われ、自身の幸福のために働ける社会を作る。”は私の夢でもあります。
営業効率が良くなれば、働く人たちの労働環境も良くなります。
また、営業の仕組み作りが創業時からうまくいけば、収益化が早まりますから起業の成功確率を高められます。
そうやって、働く人の環境が良くなること、どうやっても環境が良くならない場合は起業を選択肢に入れられるようになること、そうやって働く人がみんな自分らしく働ける社会を作ること、それが私、エッジコネクションが作りたい未来です。
そう考えたとき、私自身が起業を志す人のケーススタディになるというのがこのブログを書いている大きな理由のひとつです。
その理由を正当に実行しようとすると、クライアント様から大丈夫か!?と思われかねないことも出てくる可能性があるわけですが、それでも起業を志す人々が私と同じ失敗をせぬよう、これまで事実をきちんと伝えるということに重きを置いてきました。
その精神にのっとり、今日の締めはここ数ヶ月の私の気付きをざざっと共有させていただければと思います。
■絆といえる上司と部下の関係を作るということ
新体制移行後、古参のメンバーの離職が起こってしまいました。
それで忙しくなって更新が滞っていたというのも事実です。
私としてはきちんと新体制の意図などを説明し、納得を得ていたつもりでした。
しかし、納得できていなかったり、体制移行が良いきっかけとなったり、それぞれの背景はバラバラでしたが、各メンバーの気持ちが離れました。
表面上の納得ではなく、本当に共に働く仲間として絆が生まれているかを常に確認することを学びました。
■上司と部下は親子のようであるべきということ
絆が深まること=馴れ合うことではありません。
馴れ合ってしまい、上下関係が壊れた組織は組織力が一気に下がります。
それこそ、家庭での親子のように普段は気さくに話しながらも、子供にはきちんと尊敬される親であり続ける。
そんな上司としてのあるべき姿、特に親と言えるような存在になれているかを常に気にかけることを改めて学びました。
■信頼=責任逃れであるということ
このように上司と部下の関係性で改めてたくさん気付きがあった背景、それは、創業メンバーと古参メンバーがいなくなったからでした。
そのときに気付きました。
私は、組織を率いるという面で自分でカバーしなければならない領域まで任せてしまっていたんだなと。
そして、その責任から逃げていたんだなということです。
当然、上司としてのやらねばならないこと、リーダーとしての最低限は行っていました。
ここでいう自分でカバーしなければならない領域とは、もっと深く、ウェットなところです。
自分がトップであることに納得していない社員はいないか、無意識に遠慮や配慮をしてしまう部下はいないかなどなど、正真正銘のトップたらんとするためのアンテナをきちんと張っていなかったために、そこで感知したことに即応するだけのスキル、立ち居振る舞い、度量などの成長が遅れていました。
■他責は何も生まないということ
アンテナを張り、色々と気付いた事に対処する際、「あいつが悪い」と他人に目を向けては何も生まれません。
自分の至らなさに気付いた際、他責ではなく自責で処理できたことですべて自分のところで解決を試みることができ、反転攻撃がすぐにできました。
おかげで損傷が軽微だったと気付きました。
他人を責めるより、自分を責めた方が近道。
改めて気付きました。
■採用が組織の成長の肝であるということ
反転攻勢に入った際、即座に結果が伴ってきたのは、新人メンバーの活躍が主因でした。
各会社には各会社のカラーがあります。
それに合った人をきちんと採用すること。
口で言うのは簡単ですが、当社でこれがきちんと実践でき始めたのはここ数年でした。
そんなメンバーが反転攻勢の原動力となってくれました。
■組織は構成員の生き血を吸うということ
いくら社風に合った新人が、私に対して絆と威厳を感じることで即座に指示に従ってくれたとしても、それだけではここまでのスピーディーな戦力化はありえませんでした。
それを成し遂げたのはこれまでに在籍した面々が残していった、ノウハウ、マニュアルでした。
それらを駆使することで彼らは圧倒的なスピードでかつてのメンバーと同等のパフォーマンスを出すに至りました。
組織は構成員の生き血を吸う。
本当にそのように感じ、吸われ尽くされる前に常にインプットをし続けなければと痛感しました。
■喧嘩別れは絶対ダメだということ
そもそも離職を生む組織は良くありません。
しかし、それが避けられないとき、よく話し合った末の離職であれば、ノウハウの引継ぎなどもきちんと行われます。
喧嘩別れであれば、後の迷惑なども考えないでしょうからそうはいかないでしょう。
致し方なく生まれる離職の下には、必ず次の芽が生えている。
前々から思っていることなのですが、改めて今回もそれを感じました。
以上が、私のここ数ヶ月の気付きです。
どうなることかと思ったときもありましたが、今では収益も安定し、通常営業です。
本当に、みんなよく頑張ってくれてます。
誕生日の寄せ書きなんてもらったりして、本当に感謝です。
そして、これをもたらした上記のことをノウハウとして書き直すと以下のようになるでしょうか。
・部下とは常に底から分かり合うべし
・部下に直球で指示が出せる威厳を保つべし
・トップは信頼の名の下に遠慮しているメンバー(責任を押し付けているメンバー)がいないかチェックすべし
・他人のせいにすることは何も生まないと心得るべし
・採用の精度向上に日々努めるべし
・ノウハウ化、マニュアル化に日々努めるべし
・喧嘩別れは避けるべし
私のもうひとつの夢として、社員の子供、ひいては孫が入社してくる会社にしたいということがあります。
愛する家族を入社させたいと思える会社は悪い会社なわけありません。
こういう気付きを一つ一つ大事にし、そんな会社を作れるよう一歩一歩進んで行きたいと思います。
そして、これをもたらした上記のことをノウハウとして書き直すと以下のようになるでしょうか。
・部下とは常に底から分かり合うべし
・部下に直球で指示が出せる威厳を保つべし
・トップは信頼の名の下に遠慮しているメンバー(責任を押し付けているメンバー)がいないかチェックすべし
・他人のせいにすることは何も生まないと心得るべし
・採用の精度向上に日々努めるべし
・ノウハウ化、マニュアル化に日々努めるべし
・喧嘩別れは避けるべし
私のもうひとつの夢として、社員の子供、ひいては孫が入社してくる会社にしたいということがあります。
愛する家族を入社させたいと思える会社は悪い会社なわけありません。
こういう気付きを一つ一つ大事にし、そんな会社を作れるよう一歩一歩進んで行きたいと思います。
今夜は外でご飯を食べた訳ですが先に着いた私に、会うなり開口一番「今日ねぇ、ケーキ作ったの!」と次女がママとねーねのサプライズを台無しにしたケーキ。
よく見ると、表面に「パパ33」と書いてます。
続いて、長女からの誕生日プレゼント。
"さけ"って。
折り紙で作ったボトルがプレゼントって。
どんだけ普段飲んでると思われてるのか。
眠れますよ(お酒がなくても)!!!
とにかく明るい大村です。
お後がよろしいようで。