暑い どうしようもなく暑い。
なので家にこもり、ネットへ、ゾゾに迷い込み、
このノースリーブワンピかわいいい!と
ポチる。
で届いてそのビニールをやぶき着用して満足し、しまう。
お外はメラメラとしている。
”あっつ、どこにも今日もでられないなぁ”
そのワンピ、いつきるねん、と自分がささやく。
わけあり、部屋に収納されたものを全部だし、箱入れし、
それを元にもどすのに20日ほどかかった。
私は、片付けまつり! と、一日ではできない。
場所が確定しているもの、つまりはいつもそこにあり、よく使っていたものは、
すっと戻るが、そうでないものの、迷うこと迷うこと。
一日でできる人は、家が広いか、持っているものすべてが、使いに使っているもの。
つまり無駄なものが、お屋敷にないお方か。
もしくは、見極め力がはやい。(そういう人はちらからない)
片づけは最後の方になると難易度があがる、
これどうするが多くなるから。
これどうするの、床にのたうちまわるもの達が責め立てる。
これは私の、未練、もしくは不安だなぁと、
しまうの、捨てるの?、の問いかけに、頭がぐるぐるする。
英語の教材、やせようとかった鉄アレイ、
美容器具のような。
57歳(満58歳)がもつものでもなさそうな、かわいいキャラクターさん。
百均の収納ケース、最近、ヒャッキンは出たと思うと消えてしまい、永遠にもどってこないものもあり、
つかえそうなものは捨てられない。
メイク用品、服、
それでどこにいきたいの私。
おぱんちゅうさぎが心であばれる。
”いくの?いかないの?”
もう、おしゃれなところにいくなんてあきらめ、全部すてればいいのだが。
人生を、半径10キロ圏内に決めれば、服は10着ですみそうだ。
メイク道具、アイシャドウ、リップ、
そんなものは今後10キロ圏内、人とは会わないと決めれば、
永遠にいらない。
実際、毎日は10キロ圏内なのに、未練がすてさせない。
あと不安、防災用品や、先ほどの使うかもの収納。服。
紙袋。
片づけ力がある人は、
まず、なんとかなるの、さっぱり力。
金力(捨てても、すぐ買える人)
人生を振り切れる、心はクールな人。
前進力のある人。
過去は過去と、未来しか見ない人。
そんな人は、常に、まわりはすっきりかと思う。。
人生が、意識せずに常にお片付けである。
頭がいいとは切替が早いということと、個人的に思っている。
そんな人ではない私は、
朝の頭がつかれていない時間に、一つ一つ手に取り、
これはいるの?いらないの?と自分と対話中。
片づけが人生をかえるというのは、本当にほんとだと思う。
身のまわりを今いるものだけにすれば、気が散らない。
そんな力がないので、
ipadのフリーノートに、すてられない未練品を写真にとり、
とりあえず入れる場所を書いている。
時間をかけて、コツコツと捨てるしかない。
しかしついつい同時に、ネットで購入してしまう。
なんでやねん、自分。
片付けていたら、こんなんあるといいなぁがむくむくわいてくる。
鍋を片付けていた。
そういえばお料理して、きちんと食べようと思っていたんだなぁ、
この鍋つかいやすいよね、そうだずっと、このシリーズのグリルパンがほしかったんだなぁ、
実際つくると、超めんどうで年に一度でるかでないかの商品になることが、
薄々このお年になるとわかっているのに、つい、ポチる。
物とは、これで何がしたいのか、何を望んでいるのか、
自分の欲望、未練、望みの、物体化したものである。
キッチン用品が(つかわない)ひろがるということは、
そこに、コリのようなものがある。
一言でいえば、料理を一度、徹底的にすればいいだけのこと。
服も、高級な場所にいけばいい。(金の問題でできない、ならばすてればいいのだが)
自分が捨てられないもので使ってないものがあれば、
今一度それをとりだし、写真にとる、もしくは、なんのカテゴリーが多いのかなど、
書き出す、一覧にしてながめるのがよいと思う。
何を自分は引きずりながら、人生をいきているのか、
それ一つを、徹底的にやってみる。
なるべく、そのカテゴリーの品を追加せずに、
徹底的にあるものでやってみる。
ほしくなったら、メモに書きとり、限界まであるものでやってみる。
英語、メイク、きれいに着飾ること(老いることへの不安でもある)
料理をする。本。等々
片づけとは、自分との対話、人生の見直しと、つくづく思う。
片づけは子供に絶対教え、
片付けを続けさせる習慣をつけるべきと思う。
人生は、片付けで前進する。
自分の癖やら、やりたかったけどやってなかったこと、
それをあきらめるのか、やってみるのか決める。
あるものを戻すは普段のことで、
本当の片付けとは、使わないもの、未練、不安を、
どうするのか、の確認作業ではないか。
社会人になり、棚卸という言葉を初めて聞いた。
(家が公務員だったもので)
生きる中で、常に、自分の周りの物の棚卸は、
常に常に必要だと、この年になってわかった。
未練はなにか、不安はなにか。
すっきりと前に進むために、片付けは人生に必須と思う。