家計簿と私 | 57才の希望と野望

57才の希望と野望

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毎日、なにやら寒い。

 

ためにためていた家計簿をようやくつけ、

2024年に追いついた。

私は、無職の時はとくに念入りに家計簿をつける。

 

自腹でない部分がでてくるからもある。

人のかせいだ金で豪遊できない、小心者である。笑

 

私が、家計簿をどんなにためてもつけるのは、

内省、自分の振返りのため。

 

あぁこの季節はうかれてたなぁとか、このころは活発に動いていて、

刺激も多く、もう少し見栄えをよくしようと、バカみたいに服買ったなぁ、

ところでその服は?とか。

忘れていた買い物を発見し、もう少しまともに料理しようと思っていたんだっけとか、

ダイエットしようと、これかったんだなぁなど、

時間がたっているので(ためるなという話であるが)

よけいに、自分をひいてみれる。

ためるのも悪くない。

 

現在3つ、家計簿管理につかっている。

自動でつけるもの、エクセル、あとnotionアプリで家計簿をつくり、

つけている、notionはわりとリアルにつけている。

たまるのはエクセルでのカード利用管理録である。

適当につくったので、形にするのに時間がかかる。

(なので、今回少し改良した)

 

昔、簿記の勉強してた頃、会社の財務諸表が、ぼんやりと読めるようになっていた。

そして思った。会計士が天職という人はいるだろうなと。

税理士もそうであるが、

他人の金の使用をみれるということは、

その人の、あるいみ素をのぞきみれる。

どんなに表でいい顔をしてても、こんな趣味があるとか、みな一つ二つは癖がある。

そんな癖を、金の使い方は教えてくれる。

 

人が使った、もしくは企業の金の流れを読める力、仕事は、

へたなゴシップを読むより面白いものではないかと思う。

 

数字という意味がなさそうなものが、如実に、その人をあばく。

目の前にいるさわやかな人を前に、税理士さんは、

薄ら笑ってるかもしれないほど。

 

そばにいた人に金の管理をお願いしていて騙される話は、ごまんと聞くが、

金の使い方をみているうちに、

こいつは、だましやすいと意識的かそうでなくとも、

気づくからか。

 

どこかで、こいつを、俺より稼ぐこいつを、

裏切ってみたい、そんな悪魔のささやきが聞こえる瞬間があるのかも。

 

今回、大谷君の通訳の方が解雇された。

くわしいことはまだわからないので、あくまで、以下は超個人的な想像であるが、

 

日本時代からの長い付き合いのようで、

大谷くんがここまでこれたのは、間違いなく通訳の方の細かな気遣いがあったからと思う。

ただ、少し、のめりこみすぎたのかも。

 

大谷君は、人を信じると一途なタイプかもしれない。

か、もしくは野球に忙しくて、それどころではないか。

 

この解雇劇。それほど大きくなく隠せるぐらいなら、時期も時期だし、

そっと契約解除、二人でわらって写真。もあったかもしれないが、

本人にとってマイナス、次からの仕事がつなげなくなるようなことを暴露され解雇ということは、

隠すことができないほどだったのか。想像だが。

 

以下さらに想像だが。

通訳の方は、大谷君をサポートしながら、だんだんと彼が踏み込んでいく、

アメリカのセレブワールドに、

しだいに華やぐ世界に、そこに向かっていく自分より若い背中に、

どこか自分とのギャップを、少しづつためていたのかも。

 

この世には、裏方で人をささえることで満足ができる人がいるが、

そう見えても、裏方タイプでない人もいる。

根っこで、裏方でいられない人がいる。本人の意志でなく、もともとそういうタイプと言うのか。

 

通訳の方は、裏方のようで、実は、根っこでは表にいたいタイプの人だったのではないか。

自分がついて細かくサポートした人が、

アメフトのクォーターバックパトリックホームズの延長契約を超える契約を結び、

アメリカのスーパースターになっていく。

 

彼が細かくサポートしてきた、日本の純な男の周りには、

アメリカの超一流選手たち、その家族、生活。

周りがしだいに華やかに、金の使用もより上に。

 

生活をともにしてきた相手は、自分でかせいだので、それを当然享受できる。

が、自分は、そうではない。

アメリカに着た時は教えることも多かっただろう、どこかで、自分が上でいられた。

しかしいまではすっかりアメリカにもなれ、自分が教えることは少なくなっていく。

残るは、慣れ親しんできた人、というだけ。

裏方は裏方である。残念だが、才能の差である。

そこを受け入れられるかが、女房的裏方になれるかの分かれ目かも。

 

この世は、少数の生まれ持つ才能がある人と、他、裏方の世界である。

一流の裏方になれるのは、裏方ワールドでも、恵まれた人であるが、

それは、自覚と、もってうまれた裏方向き方度できまるのでは。

 

あくまで想像だが、少しずつ、周りの華やかさに感化され、

ギャップに、自分が狂っていったのではないかと想像する。

ラスベガスに酔うような感じか。

 

自分が主役ではないのに、

なにかそのような気分になる。

自分の金ではないのに、そばにいる人の力が自分の力のような気もして、

まあ、自分をみうしなったということ。

 

ドジャースは、厳しいんだなと思った。

イメージをすごく大切にするんだろうなと。

大きな契約金は、だてじゃない。

大谷君も、その家族も大変である。身ぎれいに、友達付き合いも昔のようにはいかない。

一流の芸能事務所にはいったようなものだ。

 

韓国の芸能界も、このクリーンさをすごくいうようだが、

日本はゆるくないか。

 

アメリカのスポーツ選手のトップとは、人として、

(家庭も含む)アメリカの理想であらねばならないということか。

 

選手が少し気弱なとき、

まわりのスタッフが、影響を与えることは必至である。

 

前に、アメリカの金メダル候補の周りのスタッフの記事を読んだが、

スポーツ選手としては一流でも、メンタルは人間である、

結果がわかりやすい世界ということで、くずれるときは目に見えはやい、

だからか一流のメンタルコーチが一人でなく二人ほどついていた。

 

日本からアメリカに渡った野球選手も増えたが、

才能だけでなく、人間性でも、さらに上に上がれる選手は、

やはり限られるということか。

 

人はだれでも、なにか、負の側面をもつ。

善ばかりの人間なんていない。

 

それでも、トップに立つ人間は、善であろうとしなくてはいけない。

常に、自分を振り返り、負の浸食はないか、

調子がいい時ほど、周りを見渡し、己を振り返り、

胸に手を当て、虫食いはないか、いい気になってないか。

 

自分では自分にあまくなる、見えない。

 

でもここで、自分の周りにいる人を見渡す。

その人の金遣い、それが正常か。

その人といるときの自分の金遣いはあらくなってないか。

自分本来の金遣いか。

 

類友とよくいわれるが、集まってくる面子は、

今の自分が引き寄せたものかもしれないと思えば、

謙虚になれる。

その人と距離をとり、己の治す点はないか考える。

 

このタイトルに戻れば、

金をつかうなというのではない、

金の使い方をながめ、心理的な異常はないか、

あらためて自分はどう生きたいのか、

人の目を意識し、自己承認欲求をもとめづつけ、物やら物質的なものを追い続けたいのか、

自分が空だから、かっぽりあいた空洞を、物でうめたくなっているのではないか。

からっぽだから、人の杖にされるのではないか。

自分はどういきたいのか、わかっているのか。

 

なんだか大げさな話になったが、

二年分の家計簿をつけ、大谷君のよきニュースと、ダークなニュースを聞き終わったところで、

家計簿が今に追いつき、

そんな思い付きがうかんだので、

今日もながなが、打ってみた。

 

あくまで、大谷選手通訳の部分は、想像である。

そして、通訳に私を重ねている。

金を使う人といると、ついつい金遣いが派手になる。

自分が稼いでいるならいいが、そうでない今は、

身の丈にあった生活をせねば。

ふう。