ARTWORKS 弐」が発売中です。
「ヤマト2199」本編につかわれたメカニック素材をあつめた画集の第2弾。
ヤマトをはじめとした地球側艦艇のほか、ガミラスのアイコンともいうべき
デストリア級航宙重巡洋艦、シリーズ中盤以降、数々の名場面を彩っていた
次元潜航艦UX-01、ゲール閣下のゲルガメッシュなどのガミラス艦艇、さら
には「星巡る方舟」登場の艦艇が掲載されています。
今回掲載の素材は、前巻以上に「線」が際立つような調整。深緑や濃紺と
いった、強い色味の多いガミラス艦艇のディテールも、はっきりと見えるよう
になっています。3DCGモデルに、手描きの線でディテールUPした素材
(もしくは3DCGモデルなみの密度で描かれた一枚絵)に繊細な特殊効果を加え
ることで、独特の風合いをかもし出している「2199」のメカニック表現のなか
の「手描き」の部分にフィーチャーした調整ともいえるのかもしれません。
また「線」が前面にでてくることで、その元になるデザイン画を、シリーズ
を通して、カット単位で描きおこしてこられた玉盛順一朗さん、石津泰志さん
の画の変化の過程もうっすらと見えてきます。
前巻に掲載されていたTVシリーズ第1話でのキリシマと、今回掲載されて
いる「星巡る方舟」でのキリシマとをくらべると、装甲板表面の微妙な流れ
や、その質感など、線で表現される内容の幅がおおきく広がっているのが
わかります。あと、たんじゅんに線の分量もガッツリ大盛りに。
シリーズ制作当時は、アレッなんだか次第にディテールの解像度が上がって
いるような…?イヤ気のせい気のせいとか言い聞かせながら作業をしていた
ものでしたが、あらためて話数順でたどってみると、やっぱり気のせいでは
なかったみたいです。
カバーイラストは、巨大な宇宙戦艦ヤマトと、それを整備する甲板員たちの姿。
航海のさなか、戦闘と戦闘のはざまのひととき。「2199」でも、1974年の
シリーズでも何度も描かれていた風景ですね。
ここのハッチの中はこうなっているのか…ていうか、ここ開くんだ!という
驚きもあり。オヤッかつて森くんが願い星に何やら祈っていた後方観測室に
人影が…誰だろう?という物語性もあり。チーフメカニカルディレクター・
西井正典さんによる作画と、そして演出。このシチュエーションが選ばれた
理由といい、発注から実際に絵が仕上がるまでの長くけわしい道のりといい、
入魂、という言葉がこれ以上ないくらいよく似合う、たいへん力強い「絵」
になっています。
宇宙戦艦ヤマト2199 艦艇精密機械画集 HYPER MECHANICAL DETAIL AR.../マッグガーデン

¥4,000
Amazon.co.jp











