BS10スターチャンネルにて特別一挙放送中の「宇宙戦艦ヤマト2」、たのしく
見ています。このシリーズをみるのは「2199」の仕事をはじめる直前、全シリーズ
を順番どおりに吸収したとき以来。今回は「さらば宇宙戦艦ヤマト」を挟まず、
第一作から直結、それこそ地球に帰還した次の日からの「ヤマト2」です。
アレッ、宇宙気流の影響で森くんの衣服がボロボロになっているというのに、眉
一つ動かさない古代くん!?森くんが自分にだけ向けてくる意味深長な物言い
や目くばせにキリキリ舞いだった頃とは、まるで別人…。イヤ、でも「艦長代理」
という立場にあるわけだし、自分の感情はあえて出さないようにしているのかも。
以前は「2」の古代、なんでこんなに何もしないの?なんて感想だったのですが、
シリーズ中くりかえし「艦長代理」と呼ばれ続ける古代に、いつしかそんなこと
を思うようになっていました。その後、事態の収拾に向けて動いているあいだ、
森くんと同じ方角にいる真田さんを見やる芝居がなんだかいつもより多い気も
したけれど、別に他意はないはずだ。
代理とはいっても、「状況」を維持する立場、最終的な決定権を持つ立場。若い
ミソラで。森くんとの仲もウヤムヤで。そんなガンジガラメな立ち居地ながらも、
艦外の清掃や整備など、斉藤ら空間騎兵隊に仕事を与えている古代、えらいぞ。
とか。サーベラーのオツボネ女子じみたいやがらせにもめげないデスラー、さすが
です。でも寝台のシーツを替えてもらえなかったことにマジギレしてしまう高級
志向はいかがなものかと。とか。限られた時間のなか、劇的にものごとが進んで
ゆく劇場作品とはちがうリズム感、温度感の人間描写に、考えさせられることも
多いです。
1974年のシリーズとはパースのとりかたや密度、というかカメラの機種やレン
ズが変わったふうに撮られたヤマトの姿も見ごたえがあります。また、ガトラン
ティスの艦艇や独特のタイミングで回転する砲塔、第19話での第11番惑星の観
測基地の風景、第20話での空母艦隊を奇襲するヤマトと艦載機たちの姿など、
「宇宙戦艦ヤマト2199」「星巡る方舟」にかたちを変えて散りばめられている
エッセンスに、時空を越えたデジャ・ビュをおぼえることもしばしばで。
ヤマト2、おもしろいです。
→BS10スターチャンネル『宇宙戦艦ヤマト』TVシリーズ特別放送紹介ページ
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