ベアリングのオイル考察 手持ちのオイルを調べてみる | 『空論城』ああしても、こうしても。

『空論城』ああしても、こうしても。

ブログの説明を入力します。

アタックしてきたのか。

それとも、交通事故なのか。

スレなので定かではないモノの。

最小記録を更新しました。

死んだら地獄行きだろうなぁ、これは・・・。

地獄に落ちる前に、まだまだやりたいことのあるedaです。

こんばんは。

 

リールのベアリングは良く回った方が良いですよね。

それゆえ、各社からいろんな高級オイルが販売されていますけれど。

手を出してしまうと、結構な泥沼化が待っていますので、普段使いのオイルとして手持ちのオイルで良さそうなのを探してみようかと思いました。

 

さて、手持ちのオイルと言っても。

専用のオイルっていうのは、ほとんど持っていなくて。

これらを試してみました。

 

CNTリキッド

シマノBFSオイル

タミヤオイルスプレー

京商Xspeed(エンジン用クラッチベアリングオイル)

ドライシリコンスプレー

京商ベアリングオイル

5-56DX

SUPER ZOIL

 

ベルハンマーも写っていますけれど、これはテストしていません。

理由は、途中で乳化テストを行ったところ、見事に乳化してしまったので、敢えてテストの必要がないと感じた事と。

このオイルに関しては、塗布した後に摩擦をかけるなど処理してから、ドライに近い状態にしてて使うか、そういう下処理用と考えたほうがよさそうだ。と考えた点にあります。

 

さてさて、テスト条件ですけれど。

わりと緩めです。

普段使いのオイルを選ぶだけなので、実釣がらみでのテストであることと。

ベアリングはいちいち交換しないので、ある程度の劣化はあるかもしれない状態です。

まぁ、そんな程度のテストですので、それなりと解釈してください。

 

テストにはスティーズAirTWを使いました。

KTFスプール以外は、ベアリングも含め購入以来ノーマルです。

余談ではありますけれど、このリールの気に入らない点が1点。

こんな風に強めにパーミングするとですね。

パーミングカップがわずかに動くみたいなんですね。

ゼロアジャスタをシビアに設定してしまうと、空回ししたスプールが、キュッと止まってしまいます。

なので、ゼロポジションは結構緩めの条件でテストしました。

 

テスト方法は、リューターを使って一定回転までスプールを回して、停止までの時間を計測する。

と言う方法を取りました。

 

計測は、オイルアップ直後と、2時間ほど投げまくった後(いつもこれくらいの使用が多いので)に、複数回計測しました。

 

乳化テストは、適当なベアリングをオープンにして、海水を混入させてグリグリ回して確認しています。

海水です、塩水じゃありません、漁港で汲んできました。

プランクトンもウヨウヨです。

 

多少の白濁は見られるものの、乳化しないオイルはどれもこのくらいの感じですね。

この程度なら許容範囲とします。

 

こんな感じになればまぁ、アウトかな。

 

では結果を張っていきましょうか。

 

使用前は注油直後の意味です。

使用後は実釣を想定し2時間の投げて投げて投げままくったテストキャスト後の意味です。

 

一応前もってドライの状態を確認しています。

まぁ、14秒と言ったところでしょうか。

 

CNTリキッドは思いついたときには使っていた事と、ほかの実験で、注油直後はドライより回ることが確認できているので、使用前計測はめんどくさい省略しました。

 

グレー表示は乳化してしまったオイルです。

ZOILの使用後は計測の価値がないと判断したので1回計測で済ませました。

 

さて、皆さんはこの結果を見てどう思いましたか。

では、独断と偏見で寸評を述べたいと思います。

 

CNTリキッド

使用後の数値は悪くない数値。

しかし、使用前後で偏差が大きいと考える。

前後の数値の比較で考えると、持続性はあると思われる。

でもちょっと期待外れ感もある。

 

シマノBFSオイル

前後を比較して非常に安定している。

数値も優秀。

ただ、使用後のほうが数値が良いので、2時間の使用でオイルが飛びはじめている疑いもある。

ノーマルオイルは優秀じゃないだろうかと言う予想も出来そう。

 

タミヤオイルスプレー

以外にも優秀。(やはりタミヤのケミカルは優秀との噂は本当なのか)

前後の比較も安定している。

使用後の数値が使用前の数値を超えることは無いようなので、オイルの持続性も悪くなさそう。

匂いが呉羽化学の6-66だっけ?マリン用の奴と同じ匂いがする。

 

京商エンジン用ベアリングオイル

クラッチベルに使用されるもので、耐圧用、高温用、通常用がある。

今回使ったのは黄色の通常用。(ラベル紛失のため、写真は青色の耐圧用を使用しています)

やや硬めのオイルだが、使用に違和感は無し。

安定性と持続性は評価できると思う。

 

ドライシリコン

速乾性のシリコン潤滑剤。

ドライルブってどうなんだろ?と言う疑問からテストに加えました。

面白いのは、注油直後は回すごとに記録が伸びる点。

でも、使用後はどうと言うことは無い結果。

 

京商ベアリングオイル

乳化したので、まぁ、失格でしょうか。

ベアリング用にしてはやや重いオイルでしょうか。

 

5-56

みんな大好き5-56

樹脂に悪いとかいろいろ言われるけれど、経験上それで壊れたことは無いです。

なので、今回のテストにも加えました。

まぁ・・・。

それなり?

 

ZOIL

乳化したので、失格。

非常に重いオイルです。

多分ベルハンマーと似ているんじゃないかと思います。

投げた感じだと、ブレーキ0でもブレーキ8~10くらいが効いたような感じです。

相当ラフに投げてもバックラッシュしない。

かと言って、オイルの撹拌抵抗ですので、低回転時は抵抗が少ないので、飛距離も悪くなくて、乳化さえしなければ、案外使いやすいかもしれません。

でも樹脂にはとても悪そうです。

 

 

それで、順位をつけるとすれば。

1 タミヤスプレーオイル

2 シマノBFSオイル

3 CNTオイル

4 京商エンジン用ベアリングオイル

5 5-56

6 ドライシリコン

 

ということで、今回の結論としたいと思います。