高校は色々な市から生徒が集まってきた。
入学式で初顔合わせをした時の第一印象は、
ヤンキー多いなぁ~上手くやっていけるかな~と・・心配と共に中学2年の時が頭を過ぎった。
みんな・・腰にベルトを巻く、いわいる腰パンだった 。
どうにか出遅れちゃいけないと、俺もみんなと同じように腰パンにしてた。
ただ流行りに便乗しただけだ。
中学校の俺だったら膝パンぐらいにして笑いを取ってた。
でも最初は、そんな事恐れ多くて出来なかった。
1年のクラスは全7クラス。俺は何故か又5組だった・・・・・。
ただ中学校から嫌だなと思ってた男が一緒のクラスだった。
なぜか、そいつだけは中学校でも合わなかった。
そして友達になるつもりも当然なかった。
しかし、そいつは中学校では目立つ事はなかったが
1軍作りに必死だったのか完全にデビューを計ろうと頑張っていた。
そして、悪仲間と目立つメンバーと集団になって、つるんでいた。
俺は、さすがにヤバい!出遅れた!!こいつに負けたと思った。
しかし、心折れる事なく、地味なグループに入った。
サッカー部は俺1人だけだった。だから尚更辛かった。
いじめられたって事は無いが、とにかくクラスで笑いを取ってたのは1軍のグループだった。
俺は、それに対して苦笑いするポジションだった。
俺のがクオリティー高いぞ!って心では思ってはいたが、それはしょうがない。
何せ3軍だったのだから‥‥
たまに1軍昇格のチャンスはあったが、そいつが来るのが分かると元の定位置に戻った。
クラスの会話なんて何を話す訳でもなく、ただ1人が辛いから淋しさのあまり一緒にいたぐらいだ。
中には、その嫌いな奴の様に高校デビューする人は大勢いたと思う。
見て、すぐわかった。こいつ頑張ってるなって‥‥
そう考えたら俺なんて相当な高校ダウンだ!!
しかし、サッカー部では1軍に、いれたと思う。自分そのものが出せた。
当然、目立つ方にも、いたし、笑いも取れるポジションだった。
そしてサッカーに力を入れるという事もあり、サッカー部は上手い選手が集まっていた。
最初30名近くいた。
市の選抜出身、有名なクラブチーム出身者、中には県選抜もいた。
しかも中学校は違うが小学校のクラブチームで一緒だった奴もいて楽しかった。
サッカー部は悪そうな奴が集まっては、いたが自然と仲間に入れた。
その点では又々サッカーに救われたと思った。
サッカーは誰よりも本気で頑張った。
そうすると・・・1年生から3年生の試合にも出られる様になった。
でも・・・身体の面では全然違った。時たま、ふっ飛ばされるぐらいのあたりがきた。
そして・・・上級生のあたりにも徐々に慣れようとしてた頃・・・・
うちの高校で市の大会が行われた。 しかも、クラスの人は授業中‥‥
そして、1年生では唯一レギュラーとして出させてもらった。
相手は、うちよりも遥かに下のレベル。
そして、この試合がきっかけで天国から地獄を味わう事になるのだ・・・・・
・・・・・・第17話へ続く・・・・・・