2分だけでも覗いてって下さい -11ページ目

番組の流れは、まず司会者の挨拶からはじまるオープニング


そして今日のテーマみたいな出し物があり


その後ネタ見せ 最後にアイドルの歌で終わるというのがこの番組のスタイルだった。


俺達は‥裏でスタンバイしていた。何を喋る訳でもなく、


ただ、ひたすら人という字を書いては飲み書いては飲みを繰り返していた、


時に緊張のあまり人という字が肉という字になってみたり‥‥。


人、人参、北京原人とか訳わからない方向へも進んだりしながら・・・・。


そしてオープニングも終わり、本日のテーマも終わりに近付いた頃、


スタッフさんに誘導され幕の閉じているステージに立たされた。


そして、とうとうCMの後、幕が上がる!!


やばいやばい!!!!


懸命に人という字を書き、2人して金魚が餌を食べてるみたいな口をしながら‥‥。


端からみれば相当怪しいコンビかと思われていたに違いない。


そしてっとうとう、その時がきた‥‥CMあけ5秒前です~!!


5、4、3、2‥‥


はいっ、それでは本日は素人芸人さんによる、ネタ見せのお時間です、どうぞ!!


幕が上がると同時にステージに明かりが、ついた。


ステージが揺れるんじゃないかぐらい2人とも足が震えてた!


何せ見たことのない大きなカメラが俺らに近付いてきてるのだ!!それも、ゆ~っくりと‥‥


後ろからだったら、完全に、ワッ!!ビックリした?ってされちゃうぐらいの、ゆ~くりさだった!


でも、あの5秒コールで何かスーッと抜けた感じがした。


ネタはオーディションでやったショートコントを披露した。


上手く間をとりながら、テンションも過剰に上げず、いつも通り‥‥


自分達の世界で自分達のネタを出せたと思う。


一個一個のショートコントが終わるたびにお世辞なのか、


われんばかりの笑い声が会場中に包まれた。もう幸せすぎて胸がいっぱいだった。


蒲焼きさん太郎あけたら蒲焼きさん2枚入ってた以上に幸せだった。


今まで起きた辛い学校生活、


厳しい家系で生まれ育ったこと、


サッカーでレギュラーから外された事、


嫌だった事全て忘れさせてくれるぐらい、その時の俺は幸せだった。



辛いという字に一本線を加えれば幸せという字になる。


辛い経験がなかったら当然、幸せもやってこないと思う。


辛いと幸せは本当紙一重なんだなと肌で実感出来た瞬間だった。



以上、ドタバタでした~ドタッバタ!! どうも、ありがとうございました!!


幕が下がった。

5分という短い時間ではあったが、俺にとっては、とっても長い5分間


そして 一生忘れられない5分間になった。


そしてアイドル達の歌も終わり、番組は終わった。


打ち上げあるのかな~とかちょっと芸能人気取りもしてみたが、


ある訳がない。あるはずがなかった!!!!



しかし控室に戻るとテレビの魔力に完全に驚かされた‥‥





・・・・第22話へ続く・・・・

「祐介」 ねぇ~斗話くん・・・?お兄ちゃんね・・・お母さんいないんだよ!!お母さんがいればね・・・


ケンカも出来たし、一緒に笑える事だって出来たんだよ・・・お母さん死んじゃってから、お兄ちゃん


パパとママが中々、これないような学校に入ったの・・・。


「斗和」 ・・・・・・


「祐介」 最初は寂しくて泣いてばかりいたんだよ!!でもね・・・学校の皆がいたから寂しくなくなったの・・・・


皆がお兄ちゃんに勇気くれたの・・・・!!がんばれ!!負けるなって!!


でもね・・・そこの学校、火事になって無くなっちゃったの・・・・!!お兄ちゃん・・・もう帰るところないんだよ・・・


斗和くんには、帰る場所がある。斗和くんの事、愛してるパパとママと真由美ちゃんがいる。


パパとママがケンカしているのは、斗和くんの事、大好きで大好きでしょうがなくてケンカしてるんだよ!?


でなきゃ、ここに一緒にこないでしょ!?


ママお腹痛くして、斗和くんの事産んだんだよ!!斗和くんよりも、いっぱい、いっぱい痛い想いして・・・・


ママ頑張ったんだよ!! だから・・・僕がいるからなんて思っちゃダメ!!


斗和くんは生きる。斗和くんは死んだりしないよ!!がんばろう・・・斗和くん!!


「斗和」 おおお・・・おにいちゃん・・・・!!!


「祐介」 うんっ頑張ろう(‐^▽^‐)? 斗和くんに向かって~~~~~にっ(*^ー^)ノ


「斗和」 (涙) にいっぃ(。>0<。) お兄ちゃん・・ありがとう。 お姉ちゃんごめんなさい。


ぼく・・・・頑張る!! もう死ぬなんて言わない。早く元気になる。


「真由美」 (涙) うん!!それでこそ私の弟(^O^) にっ('-^*)/



斗和は、それからと言っていいだろう!!どんなに辛い治療でも、辛いとか痛いという言葉を一切、


口にする事はなかった。 しかし斗和の身体は限界までに達していた。3日後・・・・


祐介は斗和くんの病室を訪れた・・・・




・・・・第22話へ続く・・・・



フジテレビで夕方やっていた、アイドルグループ番組の1コーナー!


素人芸人発掘プロジェクトという企画のオーディションだ!!


50組ぐらいの素人芸人が自慢のネタを披露し


オーディションで合格した1組だけが、その日のテレビ番組の1コーナーに出演できる・・‥


という企画だった。


事務所にも入ってない俺達にとっては、


いきなりテレビに出られるチャンスと言うことでテンションが上がっていた。


しかし‥‥当日‥‥


ドタバタの1人が‥昨日食べた牛乳が当たった‥‥ごめん行けない。と


訳分からない事を言ってきたのだ!!


なんだよ!!チャンスだろーよ!!


行けない牛乳が‥‥!!


なんだよ食べた牛乳って・・・・・!!牛乳、牛乳うるさかったので、もう牛乳は諦めた。


俺らにとっては大チャンスだったので牛乳は、お留守番という事で


俺と野球部でツッコミ担当の奴と2人で会場に行った。


会場は変な緊張感に包まれていた。


まずは、ネタ見せと題して、プロデューサ達の前でショートコント数本を披露した。


当然やってる姿を他の出演したがってる人達も観ていた。


そして、50組ぐらいの素人、全てのネタ見せが終了し、


今回番組に出演して頂くコンビを発表したいと思います。


ドキッ!ドキッ! ドキッ!!!会場が一瞬、静まり返った‥‥


今回出演して頂くコンビは‥‥‥



ドタバタの2人です‥‥。


もう頭が真っ白になった。


えっ?本当に?えっ?本当に?え~!


ドタバタのお二人には、この後、4時半からスタートする○○に出演して頂きたいと思います。


一瞬、お留守番の牛乳仕業のドッキリかと思った。


しかし、そのままテレビ局の中に俺達は連れて行かれた。


そして中に入ると、ヒッチハイクで有名になったお笑い芸人、そして、


その番組のメインアイドル達がいた。夢のようだった!!


皆さんに挨拶させて頂き、プロデューサからの番組説明を受けて


準備するために用意されていた控室で待機していた。


おっい、これ楽屋って言うんだよ!!やばくない?凄いな~!!


2人は完全に舞い上がっていた。


しかし本番に向けて時間は無かったが少しでも練習をとギリギリまでネタ合わせをした。


数分たった頃、それではこちらの方へ‥‥


とスタッフさんからの声がかかった。相方は普段ドッシリしている奴だったのに、


よしっ!手飲もう?


えっ?手飲もう?


違う違う!!足足!!


足!?人って字だろ?!!何だし足って!!


そうそう人っていう字を3回書いて飲み込もう!!


一気に??


一気に!?うんっ!!てか何だよ!!一気にって!?


もう、どっちがボケだかツッコミだかも分からないぐらいお互い緊張がピークに達していた。


心臓の音が2人ともハッキリ分かる程だった。


番組は30分ほどの短い番組で俺らの出番は、


ちょうど半分ぐらいに、いくか行かないかぐらいの時だった。


その頃の俺達には牛乳の存在すら忘れていた‥‥。



そして番組がとうとうスタートした‥‥




・・・・第21話へ続く・・・・

祐介と真由美は斗和のいる病院へ向かった。到着すると、真由美の父と母もお見舞いに来ていた。



「母」 祐介くん、いつも、ありがとうね!?


「父」 本当、ごめんね!?


「祐介」 いえいえ(^O^) 斗和くんと僕、似てる所あるなぁ~って思うんです。僕も1人の時間多くて


寂しかったから・・・・。


「父」 ・・・・・・・・!!


「祐介」 だから・・・・僕で良かったら、いつでも斗和くんの傍にいますよ(‐^▽^‐)・・・・!!


「父」 そうだったのか~!!・・・・・ごめんね!!


「祐介」 いえいえ!!僕こそ生意気な事言ってすみません。あっ!!真由美ちゃんのお父さんとお母さん


少し身体、休めて下さいよ??


「真由美」 そうだよ!!斗和の傍に私たちいるから!!


「母」 いいの?


「真由美」 いいの!いいの!しっかり身体休めて・・・!!


「母」 じゃ~そうしましょうか貴方?


「父」 本当に大丈夫か!!??


「真由美」 うん!!


「父」 じゃ~行こうか?


「母」 はい。


「父」 じゃ~行くから・・・祐介くんまた、近々、遊びおいでね!?


「祐介」 はいっ(-^□^-) ありがとうございます。


「母」 じゃ~お願いね?


「真由美」 はーい!!



その後2人は斗和のいる病室へ・・・・



「真由美」 やっほ~!!斗和・・・どうしたの? 今日元気ないみたいじゃない!!??


「斗和」 お姉ちゃん・・・?僕・・・・いつ死ぬの??


「真由美」 何バカな事言ってるの!?


「斗和」 昨日ね・・・ここで友達になった、清太くんが死んじゃったの・・・僕・・・清太くんと、おんなじ


病気なんだよね!?ねぇ~お姉ちゃん・・・僕、もうすぐ・・・死んじゃうの・・・?


「真由美」 死なない!!!死ぬわけないじゃん!!いい斗和? がんばりなさい!!清太くん、死んじゃって


悲しい、寂しいって思うんだったら、清太くんの分まで頑張りなさい!? 清太くんの分まで・・生きなさい・・!?


「斗和」 でも・・・僕が死んだら・・・パパとママ・・ケンカしなくなるでしょ? 僕がいるから・・・ケンカするんでしょ?


僕が死んだら・・・仲良くなるでしょ?



しばらく黙っていた祐介が重い口を開く・・・・・・・




・・・・第21話へ続く・・・・





2年の時、同じクラスにいた奴が俺に、高校卒業したらどうする?って、ふと相談してきた。


俺もハッキリとは決めてなく、どうしようかな~‥‥と。


そんな時、お笑い芸人になろうよ?って言ってきたのだ。


ビッッックリした‥‥。高校時代、それほど目立っていない俺にお笑いを誘ってきたからだ。


良いよ‥やろう!!もう2つ返事だった。


高校でも、俺の事、面白いって言ってくれる人がいるとは思わなかったから心の底から嬉しかった。


コンビ名は、そいつが当時、玉ねぎみたいな頭をしていたので、オニオンスティックと名付けた。


と‥‥ここで問題が発生した。それは2人ともボケだったのだ。


その当時、ダブルボケなんて、テレビでも見なかったし、どうしようか悩んだ。


どちらかが、ツッコミに転向するか、このままのキャラを活かして、ダブルボケでいくか‥‥


オニオンスティックを結成して、わずか?たった!!2分で壁にぶち当たったのだ!!!

そこで!!ひらめいたのがコントだった‥‥


コント‥‥すなわち、劇みたいに演じる事によって、2人のキャラをそのまま活かすことが出来


ダブルボケでも十分通用するじゃないかと思った‥‥


そして話し合った結果、コント芸人として活動する事にした。


休み時間や放課後、短い時間ではあったが2人でネタを作って練習をしていた。


そして、そんな噂を耳にした隣のクラスの奴らが俺達もお笑いやるんだと言ってきたのだ!!


それにも又ビックリした!!


この学校‥お笑い率高いなって‥‥!!!


そして、そいつらは、ドッタンバッタンと言うコンビ名を付けていた。


ドッタンバッタンは俺らと違い、マイクを真ん中にして喋る漫才スタイルだった。


それからは4人で休み時間や放課後にネタを見せあったり、指摘しあったりしていた。



そうこう続いたある日、俺らも事務所に入った方が良いよね?という事になり、


色々調べては、都内、事務所の、オーディションへと繰り出して行った。


しかし・・・オーディション会場には、とんでもない数の人がいた。


受かる所か、その場の雰囲気に圧倒され、ネタも、まともに出来なかった。


お笑いの世界って厳しいなと始めて実感した。


しかし‥‥懲りずにオーディションを受け続けていた、ある日‥‥


俺の相方が、俺もう自信無くなったよ!車の整備士目指すわ!!って言ってきたのだ!


それにも又々ビックリした。


えっ!!車の整備士って!!!


車好きアピールも、全くなかったのに、いきなり車に目覚めたと言うのだ!!


でも玉ねぎの人生だ!好きにやらせてやろうと思い、オニオンスティックは解散した。



そしてピン芸人になりかけた俺にドッタンバッタンが3人でやらない?


って誘って来てくれた。有り難かった。


玉ねぎ解散という悲しい結末で幕を下ろしたオニオンスティックだが・・


優しい鶴の一声で3人組として続けられる事になった。


コンビ名も・・ドッタンバッタンからドタバタに変えて始動した。


しかし2人でやるのと3人でやるのでは勝手が違っていた。


3人で漫才となると難しかったのでコントに変更した。


ドタバタとして活動していっても、一向にオーディションに受かることは無かった。


そんな俺達でも3年生の時とんでもないチャンスが訪れた!!



それは‥‥




・・・・・第20話へ続く・・・・・

「真由美」 斗和? 元気にしてる(^O^)??


「斗和」 あっ!!お姉ちゃん(‐^▽^‐) うん元気だよ(^O^) あれ~?となりのお兄ちゃんは・・・??


「真由美」 お姉ちゃんの大事な人(*^o^*)


「祐介」 こんにちわ斗和くん(^∇^) 


「斗和」 こんにちわ(-^□^-)


「祐介」 お兄ちゃん・・・坂井 祐介って言います。 斗和くん具合は、どう!?


「斗和」 うっん(^O^) 大丈夫(‐^▽^‐)  でも・・・・・髪の毛が・・・!!


「真由美」 何っ言ってるの!? すぐに新しいの、はえてくるよ!!大人になっていくんだよ!!


「斗和」 そうなんだ~!!お姉ちゃんとお兄ちゃんも昔・・・髪の毛抜けたの??


「祐介」 ・・・・・・


「真由美」 そうだよ・・・!!!



しかし、それ以上、斗和くんの前でウソを付く事が出来なかった!!しかし翌日から時間があれば1人でも


斗和くんのいる病院へ行き続けた・・・!!



「祐介」 斗和くん!!こんにちわ~(‐^▽^‐)


「斗和」 あ~(^O^) お兄ちゃん、こんにちわ(*^o^*)


「祐介」 どう?大丈夫?


「斗和」 大丈夫p(^-^)q 大丈夫p(^-^)q 僕、強いから(‐^▽^‐) ねぇお兄ちゃん!? 


お姉ちゃんの何処が好きなの!?


「祐介」 え~!!笑顔かな(^O^)~~!! ねぇ~斗和くん? 


「斗和」 な~に??


「祐介」 どんなに辛い事が、あっても、笑顔は忘れちゃだめだよ(^O^) これは男と男の約束!!


「斗和」 うっん!!2人だけの約束(‐^▽^‐)


「祐介」 斗和くん、すごい立派な笑顔もってるんだから(‐^▽^‐)


「斗和」 うっん!!にっ(‐^▽^‐) お兄ちゃんも、にってやって!!


「祐介」 斗和くんに向かって~~~~~にっ(*^o^*)


「斗和」 にっ(*^o^*)


「2人」 ハハハハハハハ(=⌒▽⌒=)


しかし、斗和は知っていた。自分のせいで、いつも、パパとママがケンカしていることを・・・・・


「母」 (なんで、いつも仕事、仕事って!!)


「父」 (しょうがないだろ!!じゃぁ俺にどうしろって言うんだ?仕事しないで、毎日、斗和の事、面倒見ろって


言うのか)


「母」 (だから、誰も毎日なんて言ってないじゃない!!)


「父」 (家庭は、どうするんだ!!病院代、生活費だってバカになんないだろ?)


「病室の斗和」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ある日の日曜日・・・・




・・・・・・第20話へ続く・・・・・・



2年生の時にクラス替えをした。


1年生の時に嫌いだった奴とは別のクラスにもなり、


サッカー部の人も何人かいたため、1軍に入れた。


気持ちの面では2軍、3軍だったと思うが‥‥変わりたい、


あの時に戻りたいという一心で1軍に、しがみついてた。


2年のクラスの中にはバンド活動をしてる人、アニメに夢中になってる人、


がり勉チィックな人、部活に励んでる人なんかもいた、俺は部活も当然やっては、いたが


服を見ること、買う事が好きだったので、高校の人、数人で都内まで服を買いに行ったり、


フリーマーケットで物を売ったりなんかもした。


そこで、始めましての人も何人かいた。


そうこうしてる間にサッカー部以外の友達も少しずつではあったが増えていった。


でも親友と呼べる人は、まだ、いなかった。


しかし高校そのものには、まだ慣れていけなかった‥‥‥


何処かで恐さを引きずってる俺がいたから堂々と学校に行く事が出来なかった。


ふぅ~と大きく深呼吸をしながら校門を潜ってた。


ギャグを飛ばしたり、盛り上げたりなんかは当然あの頃の俺には出来なかった‥‥


でも中学校の頃の友達と遊ぶ時は、オールでカラオケに行ったり、


味の分からないタバコを吸ってみたり、まずい酒を飲んだりなんかもしてた。


でも、それが楽しかったし生きがいだった。


それが悪い事と知りながら‥‥‥。


その頃、怖かった親父は単身赴任で地方に行っていたため、完全に羽をのばしていた。


俺は母ちゃんには怒られてばっかりで、親父がいない事を良いことに母ちゃんに、


暴言ばかり吐いていた。本当、母ちゃんには迷惑ばっかりかけていたと思う。


よく見捨てないで育ててくれたとも思う。


今となってわかる事だがあの頃が俺の反抗期ってやつだったんだなって思う。



そして、サッカー部では監督から1年間ディフェンスを、やれと言われた。


今まで攻めるのが主体だった俺に守りの方へ行けと言うのだ。


戸惑いしかなかった。やった事もないし、どう動けば良いかも分からなかった‥‥


体力の消耗がディフェンス(守る方)のほうが凄かったので、大変だった。


正確なポジション名は右サイドバック。


上がったり下がったり、また上がったり、下がったり、試合中なんかは、もう訳が分からなかった。


とにかく休憩する暇なんて無い!


マークなんて今までは付かれる方だったのに、ディフェンスになってマークに付く方になった!


え?え!?誰?誰?誰に付いたら良いの!?


鬼ごっこと、かくれんぼが、ごちゃ混ぜになった感じだった。


あっみ~~つけた!!じゃ点数取られてしまうので、


みつけたっ!ぐらいのスピードで守りに行くのだ‥・・・。

そして、ヘトヘトになって見えない所でサボろうもんなら先輩からは怒られるし‥‥。


サッカーの試合ってこんなに疲れるんだっけって感じの2年生であった‥‥。



そんなある日の‥‥‥




・・・・・第19話へ続く・・・・・

「父」 祐介くんっていったっけ? 今いくつなんだ?


「祐介」 はいっ今17才の高校2年生です。


「父」 そうか~!!!大きいもんね~!!


「祐介」 はいっ(‐^▽^‐)


「父」 祐介くんは・・・今・・・楽しいかい??


「祐介」 はいっ(‐^▽^‐) とっても楽しいです(^O^)


「父」 そうか~!!それは、良かった!!あっ祐介くんは今お笑いやってるんだってね?真由美からうわさは聞


いてるよ!


「祐介」 はいっやらせて頂いてます(*^.^*)


「父」 今度、おじさんも観て見たいな~祐介くんがお笑いやっているところ・・・今度おじさんも誘ってな!?


「祐介」 あっ!本当ですか(*^.^*)?? ぜひぜひ喜んで(^O^) お願いします(‐^▽^‐)


じゃ僕このへんで失礼します(^O^) 今日は、ありがとうございました(^O^) これ、ご馳走様でした(‐^▽^‐)


とっても、おいしかったです(^O^)


「真由美」 あっ私、そこまで送ってくるね!!


「父」 祐介くんまた来てな!? 気をつけて帰るんだよ


「母」 また来てちょうだいね~!!


「祐介」 はいっo(^▽^)o すいません、おじゃましました!!


「父」 真由美も気をつけてな!?


「真由美」 は~~い!!



「祐介」 真由美ちゃんの家族、明るくていいなぁ~!!俺、ああいう両親あこがれるなぁ~!!!


「真由美」 ゆうくん・・・!!


「祐介」 ううんっ!!気にしないでよ(^O^) 真由美ちゃんのお父さん優しくて良かったよ~~!!


怖かったら、どうしようかと思ったよ(*^▽^*)


「真由美」 今日は、ありがとね(‐^▽^‐)!!


「祐介」 ううん、こちらこそ(^O^) そういえば・・・真由美ちゃんって1人っ子なの??


「真由美」 ううん!!斗和(とわ)っていう弟が1人いるよ。・・・でも今・・・入院してるの!!


「祐介」 えっ!!なんで??


「真由美」 骨髄性の白血病なんだ・・・!


「祐介」 ・・・・・治るよね?


「真由美」 うんっ治るよ!!大丈夫だよっ!!!


「祐介」 ねぇ~今度、お見舞いに行ってみたいんだけど、一緒にいかない??


「真由美」 えっ??いってくれるの?? ありがとう~(‐^▽^‐)!!斗和も喜ぶよ(^O^)



翌日・・2人は早速、斗和くんのお見舞いに行くことになった・・・・・



・・・・・第19話へ続く・・・・・




試合が始まると当然授業中だから皆観ない。


が‥‥授業と授業の間にある10分休みでは皆ベランダから観ていた。


声援も相当あった。


10分休みで皆が応援している時に、たまたまも、たまたまだろう、俺が2点を取った。


声援がすごかった。10分休みの間ではミスもせず、


しかも2点も取って、キャーキャー言われたのはハッキリ覚えている。


しかし・・・10分休み以外ではミスを連発した、当然先輩にも怒られた。


パスミスは多いし身体負けもした。自分でも悔いが残る試合だった。全然ダメだった。


結果は6ー0でも俺が点を取ったのは、その10分休みに取った2点だけだった。


その翌日から一瞬サッカーが上手い一年生がいるって騒がれた。


中には俺の靴箱に手紙をいれてくる女子もいた。


でもそんな天国みたいな経験は一瞬だけだった。


試合の翌日から地獄の方が長かった。


サッカー部じゃない先輩には廊下で、すれ違いざまに、肩でドンッとわざとあたって来られたり、


校舎裏に引っ張り出されて胸ぐらを捕まれて腹を、なぐられたり、首を絞められたり


蹴られたりなんかした。しかし、顔はやってこなかった。やり方が汚かった。


それが半年以上も続いた。


クラスに帰ると3軍だったので言い出せないし・・・サッカー部の友達、


帰り道、中学校の友達にあっても  「よ~(^O^)久しぶり!!どうよ?そっちわ‥!?」


なんて普段通りの会話をしていた。


地元の友達も楽しくやっるんだろうなって思っていたと思う、だから誰一人にも相談出来なかった。


負けを認めたくはなかった。


当然プライドもあったし気持ちの面では常にトップでいたから‥‥


でも母ちゃんに1回だけ言ったことがあった。


もう学校辞めてぇなぁ‥‥なんて普段通りのトークで普段通りのトーンで・・・


しかし‥何いってんの!!!高校ぐらい卒業しないでどうするの‥‥!?


と母ちゃんには当たり前の事を当たり前の様に言われた。


そして、もう本当、ダメだと落ち込んだ時は池端のおばあちゃん家へ行った。


おばあちゃんは、いつもの場所にいつもの座布団に座り、いつものようにお茶を飲みながら


NHKのニュースを観ていた‥‥


何を相談するわけでもなく、俺も、おばあちゃんの側でおばあちゃんが作ってくれたお茶を飲み


一緒にNHKを観ていた。それだけでもう十分だった。会話が無くても幸せだった。


何を頑張ろうとかじゃなく頑張ろうって気持ちにさせてくれた。


でも先輩からの、しごきはエスカレートしていった・・・


校舎裏に呼ばれてやられる事は勿論の事・・・・


同時に、サッカー部の先輩からもスパイクやユニフォームを隠されたりなんかもした。


悔しかった・・・・・。


学校を病気と偽って休む事も多くなっていった。


もう怖かった・・・・。


中学校なら楽しく参加していた体育祭も休んだ。


そこに・・・俺の事に気づいた一人の先輩がいた。


小学校から仲良くしてくれてた先輩だ。その先輩が同じ高校にいた。


先輩は学校でもトップを張るぐらい、ケンカの強い人だった。


先輩は何かに気づいたのだろう・・・。


おれの側にいつも居てくれて他愛のない話しをして笑いが絶えなかった。


本当に涙がでるぐらいありがたかった。


そこからは、先輩達からのイビリはピタリと止まった。


開き直って喋りかけてくる奴もいた・・・。


救ってくれた先輩には今でも頭が上がらない。


先輩の様に強く、優しい人になりたいって思った。


そして先輩のお陰で普通通りの生活が送れる様になった。


1年生の時はそんな感じだった・・・・


そして複雑な気持ちのまま2年生へと進むのだ‥・・・




・・・・・第18話へ続く・・・・・

「真由美」 祐介さん、お疲れ様でした(‐^▽^‐) すっごい、おもしろかったですよ(^O^) 友達も、すごい


喜んでいまいたよ(=⌒▽⌒=)


「祐介」 本当に(*⌒∇⌒*) 良かった~!!こちらこそ、こんな場をありがとうね(‐^▽^‐)


真由美ちゃん・・・・これ・・・・(詞、赤い糸を渡す)


「真由美」 これって・・・・!!!


「祐介」 これあげるよ(^O^)


「真由美」 えっ!!良いんですか!!??


「祐介」 うん(^O^) 前に、約束したから・・・。


「真由美」 でも・・これ・・!!


「祐介」 俺にも赤い糸あるのかな? こんな時に、しかも、こんな場所であれなんだけど・・・これ真由美ちゃん


の為に書きました・・・俺・・・真由美ちゃんの事が・・・・好きです。  突然すぎるかも知れないけど・・・


こんな俺だけど、真由美ちゃんの彼氏になっても良いですか?


「真由美」 ・・・・・はいっ(‐^▽^‐)!!!・・・私を幸せにして下さい(*^o^*)



その後・・祐介は真由美と何度かデートを重ねたのち・・・・


「真由美」 ねぇ~ゆうくん? 今日うちに来ない? 家族にゆうくんの事、紹介したいのp(^-^)q


「祐介」 えぇ~!?家族に!!?? 本当に??・・・・うん良いよ(*´σー`)


「真由美」 本当に~(*⌒∇⌒*) ありがとう!!


そして・・


「真由美」 ただいま~~!!


「真由美の母」 あっおかえり~!!


「父」 おかえり~!!


「真由美」 紹介するね(^O^)? 今 真由美がお付き合いしている、祐介くん(^O^)


「祐介」 はははじましてて・・・・今ままま真由美ちゃんと、おつおおつ


「真由美」 ゆうくん(‐^▽^‐)


「祐介」 あっ!!ふ~!!あっすいません!!今、真由美ちゃんとお付き合いさせて頂いております


坂井 祐介と申します。


「父」 (生ツバを飲みながら・・・・坂井 祐介・・・!!!)


「祐介」 宜しくお願いします。



そうである・・・・真由美の父、浩一は祐介の実の・・・父親であった・・・・・・・




・・・・・第18話へ続く・・・・・・