太陽光ろくろ 夢じゃない 焼き物の里・伊部 池に発電パネル構想 | 環境エコブロ

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備前市「伝統+エコの街」PR

備前市は、備前焼の里・伊部にメガソーラー発電などを利用した「スマートコミュニティ(環境配慮型都市)」を計画した。民間への調査委託費と検討委員会設置費計909万円の一般会計補正予算案を4日、臨時市議会に提案し、可決された。1000年の歴史を持つ備前焼も、太陽光発電のクリーンエネルギーでろくろを回し、電気窯で焼く日がくるかもしれない。

市の構想では、伊部と大内地区にまたがる大ケ池(16・8ヘクタール)に、カキいかだのような形をした1000~2000キロ・ワットのフロート式ソーラー発電パネルを浮かべる。フロート式は山口県の宇部丸山ダムの施設を参考にした。1基当たり168枚のシリコンパネルで構成され、20キロ・ワットの発電能力を持つ。フロートは水草の発生を抑えるため、池の水質改善も期待される。

このほか、市は、間伐材や汚水処理でできた有機物から電気や熱を作り出すバイオマスジェネレーション施設や、レンタル電気自動車などの導入を目指す。

発電した電力は、いったん中国電力に売電した後、家庭などに送電される。市は、メガソーラーなどを組み合わせて伊部地区の消費量に相当する電力をまかない、伝統文化と自然エネルギーが融合した街としてPRしていく考え。来年3月10日までにまかなえる電力量や事業費を試算するなどし、導入の可否を判断する。

大ケ池の上を走る山陽新幹線から備前焼窯元の四角いレンガ造りの煙突が見えることから、市は「全国の利用客に伝統と環境の街をPRできる」としている。

出典:読売新聞