松本市街地の本町商店街振興組合(村山悦夫代表理事)は、16日から2カ月間点灯する今年のクリスマスイルミネーションでの電力使用に合わせ、自然エネルギー由来の電力であることを証明する「グリーン電力証書」を購入する。中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)が全面停止した影響などで冬季も節電が求められているため、自然エネルギー発電の普及を促す狙いだ。
振興組合は2009年、二酸化炭素(CO2)の排出権を商店街として購入する「カーボンオフセット」事業を展開するなど環境配慮事業に取り組んでいる。今回の証書購入も、商店街のエコ対策の一環だ。
振興組合は毎年、深志2交差点から千歳橋までの約300メートル間などでイルミネーションを設置。消費電力が少ない発光ダイオード(LED)電球を使用している。
ことし、2カ月間の点灯で使用する電力量は約500キロワット時の見込み。全量分に当たるグリーン電力証書を、同市で自然エネルギー普及に取り組むNPO法人「信州松本アルプスの風」から購入する。証書分の経費は9450円。
振興組合専務理事の横沢敏さん(48)は「余分な電力消費はいかがなものか、という議論もあったが、まちの明かりが消えるのはよくないという結論になった。LEDを使い、証書を購入することで環境に配慮したい」と話している。
出典:信濃毎日新聞