日本工業規格では15℃から25℃と定めています。これが一般的には食品を常温で保存するときの目安となります。
一方、厚生労働省の「常温保存可能品に関する運用上の注意」では「常温とは外気温を超えない温度」とされて いることから、夏の一般的な室内で25~30℃、春や秋、さらに冬の暖房した一般的な室内では15~20℃とお考え下さい。食品メーカーはこれらを前提と して、『常温保存』と書いた製品の場合の商品設計をしています。容器が密封されていれば無菌状態が保たれるため、開封前であれば温度に左右されず賞味期間 内に腐ることはありません。しかし、30℃を大幅に超えるような温度に長期さらされてしまうと、色が変わってしまったり、香りや味わいが劣化してしまうこ とがあるので、保管場所には注意が必要です。なお、開封後は記載されている賞味期限で判断するのではなく、冷蔵庫に入れるなど、容器に記載されている保存 上の注意をよく見て、できるだけ早くお飲みください。
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