いつもエコノミライ研究所のブログをご覧くださり、誠にありがとうございます。
表題にも示しましたとおり、今回は、久々の新車紹介です。
2020年3月19日より発売開始された、三菱自動車の
ekスペース
の紹介をさせて戴きます。
なお、この記事作成に当たりましては、
西日本三菱自動車販売株式会社様のご協力を賜りました。
今回も誠に有難うございました!
さて、今回紹介するekスペースは、後席がスライドドアとなっている軽ハイトワゴンとしては、実質的に初めてのモデルチェンジを果たした車となります。
細かい前置きはさておき
まずは、外観をご覧ください。
三菱さんには、できれば、別の日に、ekクロス スペース の撮影もさせて戴きたいところでしたが
撮影当日は、生憎(あいにく)の悪天候でしたし、COVID-19の影響もありますので、また、別の機会と致しました。
フォグランプも搭載し、装備も満載したモデルですが、スチールホイールと、フロントグリルにみられるとおり、ノーマルでノンターボのモデルです。
地元贔屓の要素を取り除いても、このクラスのボディデザインとしては、一番、クセがなく、無駄のないラインであることに、大変、好ましい印象を抱きます。
特に、後部のDピラーのデザインは俊逸です。セレナとも相通じるところがあり、日産・三菱連合の象徴であるボディデザインであると、確信しています。
(参考車両:スズキスイフト、トヨタVOXYなど。)
ただ、一寸、気になったのはこのアングルでも見られる、テールランプ(尾灯)のデザインです。
H社とD社のそれに、何となーくですが、似通っていますので、
軽ハイトワゴンのテールランプデザインに、革命をもたらしてほしい!という思いを抱くに至りました。
実をもうしますと、申し訳ないですが、もう1か所、発見。
テールゲートの上側にある黒い部分、「テールスポイラー」と言うのですが、このデザインが、c27セレナとソックリです。
(これも、H社のミドルサイズ1BOXのデザインと似ているのです。)
もうすこうし、オリジナリティが、ほしかったデス。
とまぁ、重箱の隅を×ツッツク〇楊枝でほじくるのは、これくらいに止(とど)めます。
基本的には、伸び伸びとして安心感のある、素敵なボディデザイン なのですから。
軽自動車製造・販売の老舗、三菱自動車にも、元々、軽ハイトワゴンは、存在していました。
しかも、業界をリードするようなボディデザインを有する車両を2車種も展開していたのです。
ミニキャブ・バン(ブラボーなど)と、ミニカトッポ(トッポBJなど)のことを言いますけれども。
ユーザーの指向に合わせたり、非常に厳しい 安全基準や燃費基準に 対応しなければならなかったり
平成年間における、軽自動車開発の歴史は、熾烈を極めました。
三菱自動車も例外ではありませんでしたが、
令和の時代に入ってもなお、(日産主導とはいえ)新車開発・発売をすることができるメーカーであることを継続することが出来ています。
このことは、岡山県の経済・産業・雇用・生活面において、どれほど、有りがたいことか。
岡山県は、大変、恵まれているのです。
閑話休題
さて
ekスペースの外観を一通り、紹介できたところで、キリが良いため、
内装やエンジンルームなどの紹介は、次回のお楽しみとさせて戴きます。
乗り心地などの様子は、次の動画が参考になれば幸いです。
動画撮影につきましても
西日本三菱自動車販売株式会社様のご協力を賜りました。
重ねて御礼申し上げます。
(リンクフリーですので、拡散して頂いて結構です。)
それでは、三菱の新型軽ハイトワゴン、ekスペースの紹介の続きも、乞うご期待!
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
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20200509三菱ekスペース試乗記2内観・内装 (2020.6.17)
<三菱自動車ekスペースの概要>
販売期間:2020年3月19日-(発表:2020年2月6日)
乗車定員:4人
ボディタイプ:5ドア 軽トールワゴン
エンジン:BR06型 659cc 直3 DOHC
BR06型 659cc 直3 DOHC ICターボ
駆動方式:FF/VCU式フルタイム4WD(オンデマンド方式)
モーター:SM21型 交流同期電動機
変速機:CVT
サスペンション前:ストラット式
サスペンション後:トーションビーム式(2WD)/トルクアーム式3リンク(4WD)
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,780 - 1,800mm
ホイールベース:2,495mm
車両重量:940 - 1,020kg
姉妹車:日産・ルークス(2代目)
プラットフォーム:日産・CMF-Aプラットフォーム
<過去の試乗記紹介>