【NEDO実用化ドキュメント060】エネルギー消費量の大幅削減に寄与する新方式の「蒸留塔」技術 | エコノミライ研究所のブログ

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60、省エネルギー_内部熱交換による省エネ蒸留技術開発_エネルギー消費量の大幅削減に寄与する、新方式の「蒸留塔」技術を確立_木村化工機株式会社_取材:March2013http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201214kcpc/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エネルギー消費量60%削減

石油化学製品や化学繊維の製造などに関わる化学産業は、産業分野において最もエネルギーを消費する産業といわれています。なかでも、分離・精製を目的とする「蒸留プロセス」においては、化学産業のうち約40%もの大量のエネルギーが消費されており、蒸留プロセスを担う「蒸留塔」の省エネルギー化はかねてから重要なテーマの一つとなっていました。そうした状況にあって、化学工業用装置メーカーの木村化工機とそのユーザー企業である丸善石油化学では、NEDOプロジェクトの下、新たな理論に基づいた蒸留塔を開発しました。その結果、従来の蒸留塔に比べて60%以上の省エネルギー化が図れることを確認しており、2009年には商用化を果たしています。

 

 

 

 

 

 

 

※詳しくは下記資料をご覧下さい。

 

 

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「実用化ドキュメント」を基にエコノミライ研究所作成

 

※NEDOさんはH15年4月より国立研究開発法人となっております。

 

 【NEDO実用化ドキュメント001】軽油を極限までクリーンにする触媒

 

【NEDO実用化ドキュメント002】クリーンな排出ガスのエコ・ディーゼル車

 

【NEDO実用化ドキュメント003】生物のしくみをひもとく、強力なツールレーザ顕微鏡の開発

 

【NEDO実用化ドキュメント049】世界最高水準の高効率・大型ガスタービン

 

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