【NEDO実用化ドキュメント057】電力の安定供給もおまかせ | エコノミライ研究所のブログ

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57、新エネルギー_汎用小型風力発電システムの開発_世界最高性能の小形風力発電システム_ゼファー株式会社_取材:JulySeptember2012http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201212zephyr/index.html

 

 

 

 

 

 

1kW当たりの質量を20%以上削減

風力発電機には、大きく分けて二つの種類があります。だれもがイメージする直径数十メートルの風車を回す大型の風力発電機と、都市公園や山小屋、場合によっては一般ビルや住宅の屋根に載せて使用する小形の風力発電機です。大型の風力発電機は、発電効率が高いために導入が加速していますが、小形の風力発電機も、小形の分だけ設置場所の選択肢が広く、再生可能な自立分散電源として注目が集まるようになってきました。しかし、普及の進む大型風力発電機とは違い、小形風力発電機には、安全性と発電効率を兼ね備えた実用的な製品は世界を見渡してもほとんどない状態でした。そうした小形風力発電機市場に対して、「世界最高の性能と実用性を持つ汎用小型風力発電システム」を目指して、小形風力発電機の専業メーカーであるゼファー株式会社を中心に14の機関がNEDOの支援により産学官連携を行い、2004~05年度の2年間にわたり研究開発に従事しました。その結果、従来にない高性能な小形風力発電機「エアドルフィン」が開発され、2013年3月現在で累計3,000台を突破しました。再生可能エネルギーの買い取り制度開始などを追い風に、小形風力発電機市場拡大の切り札となることが期待されています。

 

 

 

 

※詳しくは下記資料をご覧下さい。

 

 

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「実用化ドキュメント」を基にエコノミライ研究所作成

 

※NEDOさんはH15年4月より国立研究開発法人となっております。

 

 【NEDO実用化ドキュメント001】軽油を極限までクリーンにする触媒

 

【NEDO実用化ドキュメント002】クリーンな排出ガスのエコ・ディーゼル車

 

【NEDO実用化ドキュメント003】生物のしくみをひもとく、強力なツールレーザ顕微鏡の開発

 

【NEDO実用化ドキュメント049】世界最高水準の高効率・大型ガスタービン

 

前回

【NEDO実用化ドキュメント056】「直流には直流」で、省エネを実現


次回

【NEDO実用化ドキュメント058】 医療・介護従事者の負担を大幅軽減