【NEDO実用化ドキュメント045】環境に優しい社会_HFC-23破壊技術の開発 | エコノミライ研究所のブログ

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45、環境に優しい社会_HFC23破壊技術の開発_地球環境に影響をあたえる物質を、“燃焼と冷却”で一挙破壊_月島環境エンジニアリング株式会社_取材:FebruaryMarch2012http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201113tsukishima/index.html

 

 

 

 

 

温室効果ガスHFC-23破壊量の31.2%に寄与

有害な紫外線を吸収してくれるオゾン層。そこに“穴”を開ける原因がエアコンや冷凍・冷蔵庫の冷媒に使われてきた「フロン類」(フルオロカーボン類)の放出と判明し、代替フロンが開発されました。しかし今、代替フロンやその副生成物質に関しても、温室効果が高いことがわかり、問題となっています。なかでもHCFC-22の副生成物であるHFC-23は温室効果が高く、その破壊と安全な処理が緊急の課題です。NEDOでは、「京都議定書目標達成計画」に対応してフロン類削減のために様々な技術開発支援をしていますが、その一環としてHFC-23の破壊技術の研究開発についてもプロジェクトを実施しました。月島環境エンジニアリング株式会社が実施したプロジェクトでは、熱と冷水の力により、壊れにくいHFC-23を確実に破壊する装置の開発に成功、現在国内外約30カ所で使用され、温室効果ガス排出削減に大きく役立っています。本プロジェクトに関連してCDM事業で2012年2月までに破壊されたHFC-23は全世界で82百万t-CO2あり、そのうち月島環境エンジニアリングの装置による破壊量は26百万t-CO2で、HFC-23の破壊におけるCDM寄与率は31.2%を占めています。

 

 

 

 

 

※詳しくは下記資料をご覧下さい。

 

 

 

 

 

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「実用化ドキュメント」を基にエコノミライ研究所作成

 

※NEDOさんはH15年4月より国立研究開発法人となっております。

 

 【NEDO実用化ドキュメント001】軽油を極限までクリーンにする触媒

 

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