ラジコン組立への道0007レーシングファイターBKED5 | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

タミヤDT-03シャーシ
ブラックエディション
レーシングファイターボディ
 
の製作過程のレポートをしています。
 
レーシングファイターのチューンアップモデルなので、ノーマルモデルの組立工程とは異なる所が何カ所かありますので、
 
・ノーマルモデル用の説明書
・チューンアップモデル特有の組立工程がある番号のみを補正した説明書
 
の二種類を見比べ、使う部品を間違えないよう、しっかりと通読し
焦らず・ゆっくりと組み立てたいものです。
 
 
先回までで、ギアボックスの組立まで完了しました。
 
 
デフギアを組み上げ
 
 
そして、540トルクチューンモーターを取り付けまで完了しました。
 
 
次は、どの工程かな。
 
後部サスペンションの組立です。
 
後部サスペンション部分も、先回ご紹介した「ダブルウィッシュボーン式」ですが、
 
ノーマルタイプとは異なり、
 
写真にある二本の棒状の部品がアッパーアームとなります。
 
また、サスペンション部分だけでなく、モーター・歯車と接続するための動力シャフトの取り付けも行います。
 
強力な回転トルクをタイヤに無駄なく伝達するため、金属部品が多用されています。
 
そのため、グリス塗布は欠かせません。
 
後輪軸受け部分の組立
そのために写真真ん中下の方にあるベアリングの隣の十字型をしたレンチで
 
部品を取り付けたりもします。
 
この十字型六角レンチって、数十年前から変わりません。
懐かしさすら覚えます。
 
無事、しっかりと取り付けることができたようです。
 
後部軸受け部分をサスペンションと接続します。ピンも鉄製のようです。
改めて、鉄製部品の多さに驚きます。
 
楊田もメインシャフト両端のグリス塗りのお手伝い。
メインシャフトも、最も重要な部品です。プラスティック部品では耐えられないでしょうから。
 
メインスイッチの取り付けです。
ビスの大きさが、本当に多いため、サイズ違いに気を付けます。
大きさの確認は、この写真に一番左の中ほどに映っている、
説明書に描かれたビスのサイズで確認できます。
長さとネジ径が記載されており、実際の長さを物差しで確認したりしました。
 
おっと、ここでまた、家の者の得意作業であるアームのラジオペンチ使用による取り付けのシーンを撮影し忘れました。
 
骨太で丈夫そうなロワーアームに支えられているからこそ
軽量のアッパーアームでも強度は十分なのでしょう。
 
人間が乗る自動車の世界とは、若干、「ものづくり」の視点が異なっているかもしれませんが
・壊れない
・組み立てしやすい
・分解しやすい
・調整しやすい
という視点でこの写真を見ると、まさに「ものづくり」のど真ん中の世界だなぁと感心・感動します。
 
家の者が言いました
「早く走らせたいなぁ、次の工程もする!」
 
え?まだやるの?
 
この日は、ラジコンをご存知の方ならお馴染み
 
あこがれの、あの部品の組み立ても、やりきってしまいました。
 
 
 
とはいうものの
 
 
 
キリがよいので
本日のレポートはこの辺りで。
 
 
次回も製作の模様を
ゆっくりじっくりお届けしていきます。
 
お楽しみに!
 
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
 
 
(蛇足)
 
 
「クルマってめんどくせっ、要らんわ」
 
と思われる時代なのかなぁ。。
 
否、そのような思考回路には、断固抗議です。
 
ニッポン人に必要な能力は
 
ものづくり
 
なのですから。
 
蛇足のついでですが
 
日本時間の2019年6月30日(日)深夜前、第5期ホンダF1プロジェクトが漸く、本来の目的の第一歩目に到達しました。
 
2019年F1第9戦オーストリアグランプリにて
 
ホンダF1エンジンRA619H(1.6LターボHV)を搭載したレッドブルRB15が
 
ヨス・フェルスタッペン(片山右京さんの元同僚)の息子
 
マックス・フェルスタッペンのドライブにて
 
優勝しました。
 
シャルル・ルクレール操るフェラーリSF90との壮絶なバトルで、審議対象となり、多少心配したものの、おとがめなし。
 
ホンダにとっては、2006年のハンガリーGP以来、実に13年ぶりの勝利でした。
 
これこそ、ニッポン人の「ものづくり」の真骨頂
 
日本人は「もの」を大切にする文化を持つと謂われます。
 
この大切な文化を失わないためにも、目の前のできることから、実行したいものです。
 
閑話休題


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