ラジコン組立への道0008レーシングファイターBKED6 | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

タミヤDT-03シャーシ
ブラックエディション
レーシングファイターボディ
 
の製作過程のレポートをしています。
 
レーシングファイターのチューンアップモデルなので、ノーマルモデルの組立工程とは異なる所が何カ所かありますので、
 
・ノーマルモデル用の説明書
・チューンアップモデル特有の組立工程がある番号のみを補正した説明書
 
の二種類を見比べ、使う部品を間違えないよう、しっかりと通読し
焦らず・ゆっくりと組み立てたいものです。
 
 
人間の乗る自動車の世界とは、若干、「ものづくり」の視点が異なっているかもしれませんが
・壊れない
・組み立てしやすい
・分解しやすい
・調整しやすい
という視点でこの写真を見ると、まさに「ものづくり」のど真ん中の世界だなぁと感心・感動します。
 
家の者が言いました
「早く走らせたいなぁ、次の工程もする!」
 
え?まだやるの?
 
この日は、ラジコンをご存知の方ならお馴染み
 
あこがれの、あの部品の組み立ても、やりきってしまいました。
 
というわけで
 
次は、どの工程か、分かる人には判ります。
 
 
 
ダンパーの組立です。
 
しかも、しかも!憧れのオイルダンパー!
 
恥ずかしながら、楊田も、生まれて初めて経験します。
 
「生まれて初めての経験」って、なんだか如何わしいものすらありますが、そこはそれ
 
何事も、新しいことを始めるのは、誰にでも新鮮な気持ちにさせてくれるものです。
 
ノーマルモデルには無い、ダンパーオイルとか
沢山の部品により構成されています。
 
先ずは×人柱〇お手本、として楊田が組み立ててみます。
 
その組立過程では、当然、家の者もサポートしてくれます。
「鉄の棒とこの部品を廻して付けるんだよ」
(了解)
 
オイルをシリンダーに空気を混入させることなく、並々と注ぎます。
 
説明書の指示どおりの図なのですが、
緑色のゴム部品は「オイルシール」と云いまして、油が漏れ出ないよう「シール」するために使われます。
 
オイルシールを付けると、若干オイルがこぼれますから、これを即座に吸収するため、ティッシュペーパーを予め巻き付けておくのです。
 
そして、蓋を締めます。
上側はオイルシール、下側はゴムリングを二重に装着しているため、ゴムの劣化が進行しない限り、
しっかりと、オイルを封入できたと思います。
 
ある程度の作業が理解できたようなので、
今度は、家の者が自分で、オイルダンパーの組立を実行します。
 
可動部部にオイルをなじませ
 
説明書通りに部品を組み上げたところでオイルを封入
 
蓋をして、完成!
 
オイルダンパーは各車輪部分に1本ずつ装着する部品ですから、
4本分、組み立てます。
ただ、完全に一人では簡単に組み立てることが難しいので
 
楊田もサポート致します。
 
封入するオイルの量も、慣れてきました。
 
スプリングを装着させながら、ダンパーの軸と写真のように抓(つま)んでいる部品とをネジ止めするのが難しいんですよね。。。
でも、ちゃんとできました。
 
というわけで
 
先回紹介した、後部ダブルウィッシュボーンサスペンションの製作と
 
今回紹介した、オイルダンパーの製作が
 
一晩で完了してしまいました。
 
ここまで出来上がると、車体完成まで、意外に早く到達できてしまいそうです。
 
ですが、焦る気持ちを抑え、一つひとつ、ゆっくりと確実に組み立てることの大切さを
 
家の者には伝えていきたいです。
 
 
というわけで
 
本日のレポートはこの辺りで。
 
 
次回も製作の模様を
ゆっくりじっくりお届けしていきます。
 
お楽しみに!
 
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
 
 
(蛇足)
 
 
ニッポン人に必要な能力は
 
ものづくり
 
です。
 
蛇足のついでですが
 
日本時間の2019年6月30日(日)深夜前、第5期ホンダF1プロジェクトが漸く、本来の目的の第一歩目に到達しました。
 
2019年F1第9戦オーストリアグランプリにて
 
ホンダF1エンジンRA619H(1.6LターボHV)を搭載したレッドブルRB15が
 
ヨス・フェルスタッペン(片山右京さんの元同僚)の息子
 
マックス・フェルスタッペンのドライブにて
 
優勝しました。
 
ホンダにとっては、2006年のハンガリーGP以来、実に13年ぶりの勝利でした。
 
これこそ、ニッポン人の「ものづくり」の真骨頂
 
日本人は「もの」を大切にする文化を持つと謂われます。
 
この大切な文化を失わないためにも、目の前のできることから、実行したいものです。
 
閑話休題


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