今何も働いていないので、パソコンに向かってる事が多いです。
病気のこと調べたり同じ癌の方のブログを見たりしています。
とあるネトゲもしているので、そこで気分転換などしています。
朝はいつも決まった時間に起きて、息子を朝送り出すまではいいけど、
その後家事が終わると無気力になって長い昼寝をしてしまい、そのせいで夜は4時~5時に寝ることも。
このままじゃだめだーー。なんとか規則正しい生活に戻さねば。

寝る時とか変に下腹部を意識してしまうようになって、痛くないのに痛いような気がしてきたり、
ここにある子宮がなくなっちゃうのかーって色んな事を考えたり。
でもやっぱり病は気からと言うので、あまりダメな方には考えないようにしようと心がけたいです。
でも・・・でもやっぱり怖くて仕方がないよ・・・。
今までの記事は日記を元に思い出しながら書きました。
自分の記録をしておきたかったので。
これからは現在進行形で行きます!

ここを見られてる方、いるかわかりませんが
検査を迷ってるなら絶対に受けて下さい。
検査の予定がない人も検査を受けて下さい。

今まで大きな病気をしたこともない私は、大きな病気は人事だと思ってました。
まして、癌なんて自分とは無縁のものだと思ってました。
私はたまたま、運良く初期で見つかっただけのことです。
婦人系の病気の検査は、確かに女性にとって苦痛な検査ではあります。
きっかけがないと中々行きにくいとは思いますが、
ここがそのきっかけになれば幸いです。
そして役立てればいいな。
オカンがお仕事休んでくれたので一緒に結果を聞きに行きました。
「やっぱり癌が出てしまいましたね」という事でした。
子宮と足の付根とみぞおちのあたりにあるリンパを取るそうです。
結構な傷になりそうだー。
あれ?前に聞いた時、癌が見つかったら卵巣も取るって言ってたのにと思って質問したら、
初期だから取らなくても大丈夫だと言う。再発の危険もあるし、
リンパまで取るのになんで残すんだろうと先生に聞くも
「そうですねーまた担当医と相談してみますね」ということでした。
卵巣を取ると、女性ホルモンが作れなくなって更年期障害になったりするようで、
取っても残してもリスクが必要なのですね・・・。
私はもうここまで来たらしんどいだろうけど再発の危険に怯えるよりは
卵巣も取ってもらいたいなと思いました。

今度CTを取って、他に転移がないか調べるそうです。
初期だから転移とか全く考えてなかったから少し怖いです。
どこにも出て来ませんように・・・。

手術は3月26日に決まりました。
22日から入院して腸に残らない食べ物を食べて調整するそうです。
退院は4月5日で、化学療法するなら一週間程伸びるみたい。

子宮の中の癌は手術で摘出してからじゃないと進行度がわからないらしく、
それで今後が決まるということですね。
ネットで色々調べてたら、癌が見つかった時点で手術後に化学療法をして
見えない癌を取るとか色々書いていて、情報に振り回されています。
とにかく、今体に残ってる癌は全て残らずなくしたいので、
次回先生とよく話し合いたいなと思います。
化学療法の副作用など、いろいろ大変なのもわかりましたが、
どんなにしんどくてもキッチリ治したいです。
髪の毛抜けようが何でも出来る事してきっちり治る道を選びます。
やっぱりお家はいいですね!
手術後に、オカンに対して執刀医の先生から説明があった事を今日になって聞きました。
切り取った細胞の一部を小さな瓶に入れて持ってきたらしいです。ヒィ!
先生曰く、「自分が予想ではガンが出ちゃうかもしれません。このまま1年放置してたら手遅れになってましたよ。末期癌になってましたよ。」と言っていたらしく、私がそれを知ってるのかわからず、病院では言い難かったそうです。
でも、もうここまで来たら何を聞いても同じですね。
腹をくくるとでもいいますか、自分の体のことはどんなことだって知りたい。
通ってた職業訓練の講習も途中で断念しないといけなくなったので、当分ダラダラ過ごすことになりそうです。
子供と過ごす時間は増えてよかったかも。
これから、沢山の事を乗り越えていかなければならない。
だからこの時間に色々と頭で整理していかないとね!
結局夜中4~5回トイレ行くごとに吐いてしまって、ゲッソリしています。
吐き気はおさまりましたが、朝ごはんを食べたらやっぱり一口目で気分悪くなってきて
またそのまま返却。
昨日の朝から何も食べてないのに何故かお腹も減りません。
でも今日は退院しなきゃなので、一人で片付けを始めました。
そうなんです、家族みんな仕事なので、私
全て終わって精算しようと思ったけど、昨日手術したばかりだからまだ請求書はできてないらしく、後日支払いになりました。
お部屋の人に退院の挨拶したら、やはり昨日のゲホゲホ吐きまくりなのがうるさかったみたいで、
眠れなかったと軽くイヤミを言われつつさようならしました。大部屋の部屋一つ一つにトイレがあるので聞こえてたんだろうな。
仕事終わったオトンが病院まで迎えに来てくれて、車に乗るとワンコがテンション高くお迎えしてくれました!めっちゃ嬉しい!!
お昼になると急に食欲が出てきて、久しぶりにご飯を食べることが出来ました。
吐き気は麻酔の副作用なんですね。しかも私は麻酔効きすぎてtらしくて、上半身まで麻酔かかってしまって、副作用がきつかったのかもしれません。目が開かなくなるくらいだから、ほぼ全身麻酔じゃないのかと!
もう腰椎麻酔は二度とやりたくありません・・・。
やっぱりお家のベッドがいいですね!
とうとう手術の日がやってきてしまいました・・・。
朝とお昼は絶食でハラヘリと闘いながら待機していました。
この日はオカンが休みで朝から来てくれました。
手術は昼からの予定だったけど、長引いてるようで1時間遅れとなりました。オナカヘッター!
看護師さんが手術着を持ってきてくれてそれに着替えます。よくテレビで見る青い術着で、
後ろが開いていて紐で止めるような作りでした。下着も何もつけないまま着ることになるので、
お尻が見えるーってビックリしたけど、車椅子に乗っての移動なので大丈夫でした。
手術中は好きな音楽を聞いてもいいよって言われたので、iPhoneを持っていくことにしました。
手術室が沢山あって、またこれもテレビで見かけるような手術着のお医者さんが
あちこち忙しそうに動いていました。手術室へ着くと、お医者さんや看護師さんが待っていました。

緊張と怖さで足が震えそうになりながら、言われるまで手術台に登ります。
まずは手の甲に点滴です。もちろん痛い・・!その後、腰に麻酔を打つために、
膝を抱えるような形で丸まって寝かされました。その麻酔を打つのが痛くないようにと
麻酔を打ってくれたのですが、またそれが痛い!!!恐怖感が痛さを倍増しておりました。
だって、あんなとこに注射なんてしたことないもんね。
でもその後は腰の麻酔だったけど痛みはなく、そのあとすぐに足がしびれて動かなくなりました。すぐに仰向けにされて、先生が色んな所をつねって、痛いですか?って麻酔が効いてるか確認していました。麻酔ちゃんと効いてくれてて足の感覚はまったくなくて、かろうじて触られてるのか分かりましたがそれでもまた痛くなるんじゃないかと恐怖。

腕を広げた形でマジックテープで固定され、とうとう始まっちゃうなって考えてたら、
急に息が苦しくなってきて、ものすごく吐き気がしてきたけど、舌もしびれて話せない。
意識が朦朧となってきた時に、看護師さんが「あ!音楽かけますね!」勝手に用意してくれるけど使い方がわからないみたいで、「こういうのは若いあんたのほうが出来るやろ!!」とか変なやりとりがあっちで始まってて、勘弁してよーて思ってたけど、結局みんなわからないみたいで、私が操作するハメに。しびれて腕も動かせないので支えてもらいながら、なんとか再生してイヤホンで音楽を聞かせてくれました。もうアルバムとか選んでる余裕もなくボリュームもちっちゃいけどどうすることも出来なかった上に、たまたまかかった曲が人が死ぬ曲っていう神選曲でした・・・。
ずっと吐き気があって、我慢しなかったら出ちゃう!みたいな感覚で必死に堪えていました。
それ以前に息が出来ないの!呼吸できなくて苦しくて助けて!って言いたかったけど、意識が朦朧として口を動かす事もできなくて、結局伝えることもできませんでした。
指に酸素濃度がわかる機械を付けていて、麻酔科医さんがそれで監視されていたので、実際は息が出来ていたのかもしれませんが、やはり息が思うように出来なくて死ぬかと思いました。

見えてないし感覚が無くてわからないけど、足を持ち上げられてたぶんいつものあのポーズになったぽいので、とうとう今からなんだなって頭の片隅で考えていましたが、そこからがなぜか意識が飛んでいて、気づいたらもう終わっていたようです。
ちょうど手術台からベッドに移動させてもらう所で、オカン特製のガーゼの可愛い寝間着を着せられ病室へ移動です。相変わらず吐き気が酷いままでした。
意識もまだ朦朧としたままベッドに横たわって、そのまま病室に移動ですが、角を曲がるたびに酷い吐き気に襲われた。ヤバイ吐く!って限界になったとこでなんとか部屋に戻って来ました。
距離はそんなにないとはおもいますが、部屋に帰るまでがすごく長く感じました。

お部屋に戻ると、看護師さんが30分に一度検温と酸素濃度を測りに来るけど、その間もずっと寝ているような起きているような、なんとも言えない感覚でした。相変わらず息はしにくいけどなんとか吐き気は収まってくれて、結局元通りに意識がはっきりするのに3時間くらいかかってしまいました。
意識が戻ったらすぐに、看護師さんが歩いてみましょう!無茶振り。今って治りが早くなるようにすぐに歩くんですよね。体を支えてくれて、立ち上がったらまた吐き気が襲ってきたけど、なんとかゆっくり廊下に出ました。でも結局吐き気は我慢出来なくて、そのまま廊下で洗面器に吐くはめに。うぅしんどい。
その後寝てたら吐き気はなんとかおさまり、夕食が運ばれてきました。お腹空いてたので喜んで食べたけど、一口食べたらまた吐き気が・・・。結局、ハンバーグ一欠片だけしか食べれないまま返却しました。
何も胃にないのに、夜中にトイレで立ち上がるとまた吐いちゃって、もうやだ!
手術は結局、痛みじゃなくて吐き気が一番しんどかったです。
今日から二泊三日の検査入院です。
指定された時間に入院受付に行ったけど、さすが大きい病院で、ものすごい混み具合でした。
1時間くらいでやっと名前を呼ばれて移動。
家族はみんな仕事なので、私は一人で大きな荷物を持っての手続きで暇で暇で仕方ありませんでした。
移動してからも部屋の準備待ちがあり、結局自分の病室にこれたのは1時間半後くらい。
ほんと長かったー!どこも4人部屋っぽくて、広々とした病室でした。
今の病院は携帯使っても大丈夫なのですね!以前別の喘息で他の病院へ入院した時は、携帯もダメで隠れてコソコソとメールをしてたことを思い出しました。
丁寧に、携帯はここで充電するといいよと、コンセントの場所まで説明してくれたのでびっくり。
これからの日程とかの説明を受けて、後は自由時間。iPhone5でテザリングをして
DSで遊んでました。何しに病院来たのでしょうか、という程この時は余裕をかましていたり。
テレビは高いのでちっちゃいワンセグテレビをお家から持参!
ご飯はまずくもなく普通な感じでしたが、やっぱり病院食ってあまり好きじゃないです・・。
いよいよ明日は手術だー。ドキドキ
生まれてはじめてのMRI!
ぶっちゃけ、少し楽しみにしていました。
だってこんな機会がないと受けれないもん・・!

お昼から予約していたので、お昼ごはんは絶食です。
が・・・、呑気に二度寝していた私は、寝ぼけて11時頃にちょびっとだけ食べてしまいました。
やってしまったー!!先生にちゃんと謝らなきゃと考えながら病院へ向かいました。

MRIのお部屋に着くと、荷物をロッカーに入れて病院の服に着替えます。
スリッパに履き替えないといけないのを忘れてて、ムートンブーツと病院の青い服という
とても情けないカッコで堂々と中待合に入るってしまい、看護師さんがスリッパを持ってきてくれた時は、めちゃくちゃ恥ずかしかった。
説明を聞いてあとは順番を待つだけ・・・なんだけど前の人がまだまだ終わりそうもなくて
待ち時間がとても長い。
こちらの病院はMRIが二台あるようで、磁界につきカード類、金属類禁止とか
色々な説明が書いていて、大きな分厚そうな扉で物々しい雰囲気でした。
そして、そんな扉越しからガガガガとかビーーーとか、さっきからすんごい音がしてる。

中で何が起こってるんだってドキドキしながら待ってたら、とうとう私の順番に!
私はお腹を見るので、お腹に金属みたいなのが入ったエプロンをつけて台に寝っ転がると、
大きな音がするのでとヘッドホンをつけられましたが、音楽が流れてるわけでもなくて、
ただの音を防ぐ為のものでした。
カプセルみたいなとこに入るのですが、思っている以上に狭くて圧迫感がすごい。
閉所恐怖症じゃないですか?と念入りに聞かれてた理由がわかったような気がします。
手にナースコールみたいなブザーを持ち、いざ中へ!
私は下腹部を見るので胸あたりまで入る形になりました。
しばらくしたら、さっき外に漏れてたような謎の音が鳴り出したっ。
たまに自分の心音がスピーカーから流れてて、なぜか恥ずかしかったですw
他にも今まで聞いたことのない音が大音量で流れてて、何だか不思議な感じでした。
そしてお腹が何だか暖かくて、いつの間にかウトウト。
と、ここで少し食べてしまった事を思い出す。言うの忘れてたーーー!!

結局何も言われなかったから、ちゃんと写ってたのかなって思ってるけど、
きっと技師の先生には全てお見通しだったんだろうなと思われます。
何も言わないままその日はお家に帰りました。先生ゴメンナサイ。
テレビでしか見たことのないMRI。それはすっごい音のする不思議な機械でした。
ちょっぴり楽しかった!
血液検査などの結果が出るので再び病院に。
オカンがちょうど仕事休みだったから一緒についてきてくれました。
血液検査の結果は良好。特に異常なしでした。
入院の手続きしたり必要な物を聞いたりしてその日はすぐに病院から出ました。
必要な物の中に、前開きの浴衣みたいな寝間着?が必要みたいで、
すぐにお店に見に行ったらどれも結構なお値段・・・。
ほんと、おじいちゃんおばあちゃんが来てそうな柄で微妙・・・w
オカンは裁縫好きなので、オリジナルな寝間着を作ってくれることになりました。
少しでも入院が楽しくなればいいなと、かわゆい柄を選びました!
ほんと入院って大変なのですね。
喘息で一週間入院したことはあるだけなので、全然仕様がわかりません。
今度はMRIだそうです。テレビではよく聞くけど、初めて!
変な話、ちょっと楽しみだなって思ったり。
肝が座ってきたのでしょうか・・?
いよいよ検査の結果です。
といっても、余り何も考えてない私は、相変わらず呑気に病院の大きさに驚きつつ、
呼ばれるまでの余った時間に院内を探索したりで気楽なものでした。
番号が呼ばれて診察に入ったのですが、先生はうーんとか言ってる。
いきなり、これから子供を生む予定はありますか?って聞かれました。
何だろうこの緊張感・・・て思いつつありませんと答えたら、
「残念ながら、子宮の入り口の内部にこれから癌になってしまう可能性の
ウイルスが見つかりました。このまま放置すると癌になる可能性があるから、
これからの為にも、子宮全摘出しましょう」とさくっと言われてしまいました。
ショックじゃないと言ったら嘘になるけど、ショックを感じる余裕もなく
頭が真っ白になって何だか人事のような変な感じがしました。
そして、その直後に目から涙がボロボロと勝手に流れてきて、自分でもビックリΣ(・ω・ノ)ノ!
先生が大丈夫?って心配してくれて何とか涙は収まったものの、
時間差で今度は心臓がバクバク。看護師さんに背中をさすってもらい、何度も深呼吸をしてやっとこっち側に戻ってこれました。
、しっかりしろー私と、自分で自分を励ますしかありませんでした。
後は入院の為に検査があるらしく、説明を受けて診察は終わったんだけど、放心状態になりつつもなんとかフラフラと検査室から出て待合室に戻ったら、また勝手に涙が出てきそうになって、必死に堪えてました。
待合室には沢山人が居るので泣くわけにもいきません。
子宮を取るという事をあまり深く考えてないというか、特にこれから子供を生むこともないし、
嫌な生理痛から開放されるならいいのではないのかって思える余裕があればよかったんだろうけど、どうせ大したことないでしょうとタカをくくって、のほほんとしていた自分にとっては、
とてもショックでショックで。
前の診察の時に、告知についての紙を書かされたんです。
もし病気になって告知するときは、家族と一緒がいいか、自分一人の時がいいか選べるようになっていました。
もちろん自分に関係ないだろうと思ってたので、適当に一人の時にって◯していたんです。
誰かについてきてもらえばよかったなと少し後悔。

名前を呼ばれて検査に移動になると、その後は何も考える暇もない位
広い病院内を検査であちこち動いていました。
心電図、検尿。そしてそのあとは血液検査。検査してくれる看護師さんと雑談しながら笑うことがあったりして、そういう時間があって少しずつ落ち着いてきたように思えました。
初めてやったのが、耳に針を挿して血の止まる時間を計る検査。注射は余り痛くなかったけど、
こっちの方が痛かった・・・!3、2、1、グサッって感じで耳たぶに少し太めの針を指します。ピアス開けた時こんな痛みだったなーと思い出しながら、痛みで涙がじわーっと。
本当に痛いの苦手なので、この先思いやられます・・・。

検査が終わって帰る為に車乗った瞬間、じわじわと自分に置かれている状況を実感してきて、そのまま車でわんわん泣きました。30分くらい泣いたらなんとかおさまってきて運転しましたが、また泣けてきて、号泣しながら運転するというハタから見たら大変な感じに。
すれ違った車の人はビックリだったでしょうね・・・。
帰って両親に説明するのが怖い。絶対ショック与えてしまうのでので、なんとか泣かないように、私は大丈夫よって顔出来るように、今のうち泣いておこうと泣き溜めしました。

両親へ説明する時は平常心で言えた気がします。しゃあないねーって笑いながら話しました。
そしてまたお部屋に戻って声を殺して泣きました。
本当に長い長い一日でした。