●鎌倉講座「花だけかと思ったら、鳥や歴史のことも分かるんですね」
講座「花をたずねて鎌倉歩き」で荏柄天神社のウメを見ていたら、
チュルチュル、メジロがやってきました。
つがいでやってきて、ウメの蜜を吸って。「かわいい!」
(これは以前に撮った写真です。なかなか撮るのは難しくて^^;)
チャッチャッ、と冬のやぶで笹鳴きするのは、
ウグイス。
ホーホケキョ、と春に鳴くとき以外は、
つぶやくような、地味な声なんです。
「へえ…これがウグイスの声なの!」
初めて知った方は、皆さんびっくりされます。
荏柄天神のウメや鶴岡八幡宮の冬ボタンと出会った講座で、
こんなご感想をいただきました。
先生の講座は、花やガイドブックに載っていることだけかと思ったら、鳥や歴史のことも分かるんですね。
千葉県 Sさん
はい、そうなんです^^
楽しい、生き物たちの命のつながりを、
ぜひ皆さんに感じてほしくて、
ガイドブックには載っていない、野生の生き物たちのことを
たっぷりお伝えしています。
私はもともと、鎌倉の自然が大好きで、
学生時代は、ナチュラリストになりたい、
でもどうやったらなれるの?と模索していました。
鎌倉市内の自然保護団体で
10年近く、自然観察の会やボランティアに参加。
基本種より細かい生き物の分類はなかなか覚えられず、
自称「万年初心者」の
バードウオッチャー&ナチュラリストだったのですが、
3年くらい参加しているうちに、
生き物たちの季節ごとの大きなつながりが、
だんだん体得できてきました。
チャッチャッと地鳴きするウグイスが
「ホケ…ケキョ!」などと練習して、
きれいな「ホーホケキョ」のさえずりができるようになるんだな、
とか、
ウメの花が咲き始めると、そこにペアのメジロがきて、
花の蜜を吸うんだな、
そうして花粉が運ばれて実を結ぶんだな、とか。
蜜を吸う鳥に花粉を運んでもらうツバキの花は、
メジロやヒヨドリが蜜を吸いに来ても散らないくらいに
頑丈にできているんだな、とか。
こうしたダイナミックなつながり・季節の流れが見えてくると、
それはもう、片時も見逃せないというくらい、
メチャクチャ面白い世界なんです。
そうした楽しさを、皆さんに講座の随所でお伝えしています。
歴史のことも、ただ本や教科書で読んだ知識ではなく、
その時代を生きた方の、命のドラマが感じられるように。
「そうなんだ…楽しい!」と思っていただくこと、
ワクワク心がときめいて、鎌倉のまちや自然を
好きになっていただくこと。
そうして「大切にしたい」という気持ちをはぐくむことが、
私の大好きな鎌倉のまちや自然に、
自分ができる恩返しだと思っています。
ご一緒に、鎌倉の生き物たちや花々、
いにしえの時を生きた人々のドラマ&おいしいランチ♪に、
出会いに行きませんか?
4月からの講座「花をたずねて鎌倉歩き」、
今はまだ土曜コースに空きがございます。
お申込みは、こちらになります。
どうぞご一緒くださいね。
皆さんとお会いできることを、楽しみにしています。
・プロフィール
・連続講座「花をたずねて鎌倉歩き」
・お客さまの声
・お問い合わせ