ライトと遠藤新、二人を繋いだ帝国ホテル
こんにちは!
今回は前回予告していたフランク・ロイド・ライト(以下ライト)と遠藤新、
二人に関係の深い帝国ホテルをご紹介致します。
ライトは1867年にアメリカはウィスコンシン州に生まれ、日本に来日したのは1913年(大正2年)。
帝国ホテル新館設計のために日本に呼ばれたライトでしたが、大幅な予算オーバーと工期の遅れが仇となり、
完成を待たずしてアメリカへ帰国するという不測の事態が起きました。
地震大国である日本の風土に合わせた耐震性と、
当時日本の建物の多くが木造という点を考慮したライトの設計は、当初の予算150万円から6倍の900万円に膨れ上がっていたとも言われます。
ライトが帰国した後、設計責任者を弟子である遠藤新が引き継ぎ、一部営業を続けながら着工から4年の歳月を経て、
大正12年の7月に本館が完成しました。
同年9月1日に予定されていた落成記念披露宴の準備に追われていたであろう11時58分、関東大震災が東京を襲い、
周辺の建物が倒壊や火災に見舞われている中、
帝国ホテルはほぼ無傷の状態で大震災を乗り越えました。
膨大な予算がつぎ込まつつも、ライトの設計は世間に証明され、このことを手紙で知ったライトは、狂喜乱舞したと言われています。
「落水荘」をはじめとした作品で名を馳せたライトは、
完成した帝国ホテルを見ることなく、91歳でこの世を去りました。
弟子である遠藤は、「西の帝国ホテル」と呼ばれる甲子園ホテルや前回ご紹介した「加地邸」を設計しましたが、
これらの建物は、いずれも独創性のない「ライトの真似事」として世間から評価を受けることはありませんでした。
しかし、遠藤の作品は彼の没後になり多くの人に親しまれる、広がりのある空間作りを実現したと再評価されました。
こうした歴史のある洋館や建物が残る湘南や鎌倉・逗子・葉山など、神奈川の海沿いエリアに住んでみようと思ったことはあるでしょうか?
次回からは、湘南エリアのライフスタイルを提案致しますので、どうぞご期待下さい!
EcoDeco的おすすめエリア特集−第一弾本八幡・下総中山
INDEX
千葉の街特集 –第1弾 過去と未来が混在する街 本八幡—
千葉の街特集 -第2弾 人情と街の落ち着きが同居する街 下総中山—
はじめに-東京都心に住むか、地元千葉に住むか-
東京へ通勤する千葉在住の方にとって、自分の住み慣れた千葉の街に住み続けるか、
いっそのこと東京の方に引越すのかは大きな決断になってくると思います。
特に家を購入するという方にとって、その後の何十年かの自分の人生に影響してくる決断。
東京に引越すか、千葉に居続けるか、大きく悩まれる点なのかもしれません。
東京に住もうと思えば購入予算も高くなり、予算を抑えようと思うと狭くなる。
地元の街に住み続けようと思えば、広い家を手に入れるかもしれないが、その分通勤時間は長いまま。
そんな悩まれる方に私がお薦めしたいのが、
今回ご紹介する「本八幡」と「下総中山」のエリアです。
千葉の中では東京エリアにほど近い場所である「本八幡」と「下総中山」。
私も含めEcoDecoスタッフがこの2つのエリアについて知っていくなかで、
実はこのエリアが程よく都心にも出やすく、そしてお手頃な値段で広い物件に住むことができる、
場所であることに気づきました!
今回の記事では、どういった方々にとって、
このエリアがオススメなのか、お伝えしていこうと思います。
ところで本八幡と下総中山ってどこ?
地図でおわかりのように、本八幡は総武線沿線の駅であり、
東京駅まで直通で23分。下総中山は本八幡と西船橋の間にあり、
新宿駅まで直通で25分です。
どういった人にオススメでその理由は?
この本八幡、下総中山のエリアですが、
「千葉在住で物件購入を機に東京進出を狙っている方」にとって、
大変オススメなんです!
理由その①子育て世帯にとって程よい価格で程よい広さのお家を手に入れられる
本八幡の中古マンション事情として、
中古マンション1986年頃に建てられた新耐震のマンションでも、
70㎡で2500万円程の価格になります。
70㎡という間取りは子育て世帯にとっては程よい広さ。
それを2500万円で買えるのは大きな魅力ですよね。
(EcoDecoスタッフによるREINS調べ)
理由その②東京に引越さずとも都心へのアクセスが良好である
上記でもお伝えしたように、本八幡と下総中山から東京駅まで
どちらも電車で20分弱。通勤の利便性は良好です。
また本八幡に関しては、総武線だけでなく都営新宿線や京成線も
利用可能。
都営新宿線に関しては本八幡は発着なので、座りながら新宿方面まで
通勤できるという良さもあります。
複数路線が利用できることのメリットがこのエリアにあるといえます!
理由その③本八幡と下総中山は個性的なお店などが集まるディープスポット
この本八幡と下総中山は、ニュータウンとして戦後発展した街とは違い、
遥か奈良時代から連綿と続いてきた歴史の積み重ねのある街。
本八幡には葛飾八幡宮、下総中山には法華経寺があり、その周辺には由緒正しい
個人商店が今も元気に営業しています。
駅前には勿論大型商業施設があるのが本八幡、下総中山の魅力ですが、
魅力のある個人商店も沢山あるのも特徴です。
このように、本八幡と下総中山は千葉在住で東京への通勤利便性も、
周辺環境や物件自体の良さどちらも手に入れたい欲張りな人にはオススメの地域。
では実際に本八幡と下総中山それぞれのエリアの具体的なおすすめポイントは何か、
次回の記事で具体的にみていきたいと思います。
またこのエリアに興味がある方で、
どのような物件が具体的にあり、
どのようなリノベーションができるのか知りたくなった方は、
是非EcoDecoにお問い合わせを。
1人1人に最適な物件やリノベーションの仕方、ローンの組み方がそれぞれありますので、
コーディネーターが懇切丁寧にコンサルささせて頂きます!
お問い合わせの方は以下を参照を!
(次回に続く)
商店街の活気を感じる本八幡に住まう
現在千葉にお住まいの方、本八幡に住んでみませんか?
もちろん都内で物件をお探しの方にもおすすめですよ!
今回のこの物件、千葉は気に入っているけど都内に近づきたい、
そんな方におすすめしたいのがこの本八幡という街!
商店街では「いちフェス」や「本八幡春の純米酒祭り」など、
若い世代や地元の人たちを上手く取り込み、若い方が新たにお店を開業したりと、
シャッターが閉まっているお店がほぼない「活気のある商店街」ということが、八幡一番商店街の売りになっているそうです。
66万冊以上の蔵書を誇る市川市中央図書館や、
創建が平安時代と言われる葛飾八幡宮など歴史を感じられるスポットもあります。
加えて京成線、JR総武線、都営新宿線の3路線が乗り入れる本八幡駅は、
都内へのアクセスも良く、市役所などの行政の中心地でもあります。
都営新宿線の急行を使えば新宿まで29分というアクセスの良さ、また本八幡駅は終始駅のため、座りながら通勤も可能!
暮らしやすさがありながらも、歴史や商店街の活気を感じられる本八幡の生活をリノベーションで手に入れてみませんか?
新しさと古さが入り混じりながらも、歴史を感じられ、利便性も高い本八幡。
都内出掛けた休日の帰りは八幡の商店街で食事やお酒を楽しみ、リノベーションで心地のいい空間になった我が家に帰り着く。
あなたなら、この街でどんな暮らしをリノベーションで実現しますか?
(Nabe)
物件の詳細はこちら→商店街の活気を感じる本八幡に住まう