アートのある暮らし(1)
こんにちはokanoです。
先日、久々に表参道を歩いていたらアニエスベーの
ガラスがすごいことに!!!
「すげー落書きされてんじゃん、、、」なんて思いきや
実はこれ、期間限定でやっている展示らしいのです。
もうびっくりです!
http://agnesb.co.jp/graff/
グラフィティアーティストの作品とは知らず、
ついつい写真撮っちゃいました。
で、思ったコト。
「商業ではなく、住宅でももっとこんなことすれば良いのに!」
住宅の設計をやっていると当然「壁の仕上げ」も重要で
部屋の雰囲気を「アクセントカラー」とか「タイル貼る」とか
考えて提案したりしていますが、「直接壁に絵を描く!」という
のもアリだと思います。
自分の家なんだからそこは自由ですよね!?
キレイな状態で住み続けてもらうことも嬉しいことなん
ですけど、自由に絵を描いて楽しむというのも、設計に
関わる側としてはこれまた嬉しいなぁ~と思います。
アリだと思いませんか?
塗装の壁なので、失敗しても飽きても塗りなおせば元に
戻りますし、暮らしながら家をカスタムしていく事、
育てていく事はとても素敵なことだと思います。
海外のホテルですが、ACE HOTELにはそんな客室があって
格好いいですよ。
http://www.acehotel.com/
部屋のスパイスになっていて良いです!
ここまでの力作を仕上げるのはアーティストに依頼しないと
難しいかもしれませんが、ちょっとした「落書き」なら
できるかも。そんな気がします。
興味のある方は是非ご自宅でチャレンジしてみて下さい!
余談ですが、グラフィティアートで私が好きなのは
ベタかも知れませんが、やっぱり「Banksy」ですね。
http://banksy.co.uk/
バンクシーはロンドンを中心に活動する社会風刺的
グラフィティアーティストで、世界各地にゲリラ的に
素敵なストリートアートを描いているんです。
彼の落書きはオークションで1億円の値が付くほど!
その素性は明らかにされていませんが、彼の作品からは
いろんな事を考えさせられます。
興味ある方はぜひ本屋さんへ。
okano
【茗荷谷リノベーション】部分リノベーションでココまで変わる! vol.1
>>>>>>>>>>これまでの茗荷谷リノベーション<<<<<<<<<<<
①部分リノベーションでドコまで変わる?
②部分リノベーションの解体現場
③塗装で雰囲気を変える
④佳境に入る現場
こんにちわ。
茗荷谷のリノベーションがようやく終了しました。
部分リノベーションということで、
変える所はガラッと変えて、
変えない所は全く変えないという、
メリハリを付けることで、コストをコントロールしました!
ではどのように変わったのか。
まずはリノベ前
これがもともとの廊下。
廊下が長く、薄暗い印象でした。
モノが溢れているので、煩雑な印象を受けますね。
そしてこれが解体後。
扉が無くなる事で、窓の光が入ってきました!
ではリノベーションでどう変わったのか?
このように変わりました。
同じ家とは思えないくらいの変わりっぷりです。
この壁の仕上げ、暖かみもあって、
とても落ち着きます。
照明もダウンライトに変更しました。
熱感センサーに連動しているダウンライトです。
玄関に入った瞬間、勝手に照明が付く。
便利ですよね~。
玄関の扉。
内側は専有部分ですので、
塗装で白色に。
一気に清潔感が出ました!
さて、玄関と廊下しかお見せしておりませんが、
部分リノベーションのレポート、
まだまだ続きます。
(okada)
仕切るけど仕切らない その2
「仕切るけど仕切らない その1」
では壁やガラス等を例に仕切りは何をどんな風にしきっているのかを考えてみました。
今回はEcoDecoの事例の中で特徴的な仕切り方を見ていきましょう。
基本的な方向性としては
「仕切るけど仕切らずに、どう空間を大きく使うか」
というテーマと向き合っていくことになるようです。
最初にご紹介したいのが、以下の桜新町の事例です。

狭くてもあきらめない。子育てハウスの間取りとは?!
どうやって空間を仕切らずに使うかのシンプルな答えはワンルームですよね。真ん中の広いスペースは、キッチンであり、ダイニングであり、
リビングでもあり、玄関でもあり、 それぞれの機能を持った
仕切りのない一つながりの部屋でもあり通路でもあります。
仕切られているのは和室のみ。布団を二枚敷ける最低限のスペースです。
これから子供さんが大きくなったら個室つくるとのこと。
「本当に必要になるまでできる限り大きな空間のままで置いておく」
というのも「仕切るけど仕切らない」の一つの解決策と言えそうです。
特徴的なワンルームの事例をもう一つ。

大人3人+犬2頭 モルタル床のワンフロアで開放的に暮らす

] Oさまのインタビューの中にこんな言葉がありました。
開放的なワンフロアで大人3人が暮らせるのも、それぞれが独立した大人だからかもしれませんね。ちょっと一人になりたいなーと思う事があればご近所には素敵なカフェやお店がたくさん。外出する場所には事欠きませんよ。多くの場合では「仕切りのつくる心理的な距離」も必要で
壁をつくるのではないでしょうか
「仕切りというモノがなくても個人がそれぞれ必要に応じて調整できます。」
という関係性も、とってもシンプルで素敵ですね。
それでは次のケース。 家の中にいるのが家族だけならいいのですが、
人を招いた時にどうするのか? その解決策は「一時的に仕切る」か、
「常につなげながら、仕切る」という例がありました。

40㎡の住まいにホームシアターを こだわる男のリラックスハウス
この例は一時的に仕切る例です。 目線を遮るという機能に加えて、ホームシアターのスクリーンにもなっています!
外の緑を感じながら美味しいお茶会を—ビフォーアフターとともに—
続いて常につなげながら、仕切る例を2つ。
新築マンションよりも、リノベーション。DIYで日々進化を遂げる家

STANDARD TRADEのソファが似合う無垢フローリングの家
様々な「仕切り方」を見て頂きましたがいかがでしたか?何を仕切り何を仕切らないかはそのご家族の考え方が
とってもよく現れる部分なのではないでしょうか。
ご自身の住まいについてはどうお考えですか?
(kobayashi)